【船旅】小豆島フェリー/第一しょうどしま丸 (高松→小豆島土庄) 航海編

■0234・2022年10月10-14日.大分/高松4泊5日-18

皆様、こんにちは。
シクタン.comでございます。

小豆島フェリーの最新鋭船、第一しょうどしま丸に乗ってみました。
高松-小豆島.土庄、1時間の小さな船旅を楽しみます。
本記事は、航海編です。

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

香川県高松港です。
早朝、ジャンボフェリー/こんぴら2に乗って小豆島に向かい、国際両備フェリー/第一こくさい丸(画像の船)で高松に戻りました。
小豆島の観光をしないで、フェリーに乗るだけと言う、一般的には意味不明なことをやっている筆者です。

あっ!
レトロなバスが停まっていますよ。
近くにいってみましょう。

ぉぉー!
これは凄いぞ。

いすゞのボンネットバス(昭和41年式)で、型式BXD30-709・富士重工のボディを架装しています。
徳島県阿波池田の四国交通で活躍した後、今は小豆島やなぎ観光の貸切車として現役で活躍しています。

二十四の瞳映画村からの要請で、※小豆島バス時代のカラーに2014年、塗り替えられたとか。

※小豆島バスは、小豆島でバス事業を行っていた会社で、事業悪化により倒産。
 小豆島の路線バスは、地元出資の小豆島オリーブバスに引き継がれました。

瀬戸内国際芸術祭2022秋を開催中。
瀬戸内海の島々を舞台に開催される現代美術の国際芸術祭で、2010年の第1回から3年ごとに開催され、今回は第5回目となります。
高松港周辺・直島・豊島・女木島・男木島・小豆島・大島・犬島・本島・高見島・粟島・伊吹島・宇野港周辺が2022秋の会場となり、高松港は賑わっていました。

国際両備フェリー/第一こくさい丸が小豆島.池田に向けて出航していきました。

さて、どうしようか‥
~と、ぼんやりしていると‥

あっ!
左に高松港へ向かって来るフェリーを発見!

小豆島フェリー/第一しょうどしま丸

ズームしてみましょう。
高松-小豆島.土庄航路に就航する小豆島フェリー/第一しょうどしま丸のようです。

正面からカシャ。

おぉー
キタキタ。

小豆島フェリー/第一しょうどしま丸(4代目)。
四国フェリーグループ/小豆島フェリーの最新鋭船です。

ちなみに、こちらが先代の第一しょうどしま丸(3代目) 999t。

2000年9月25日就航。
デビューから2017年3月まで、高松-土庄航路に就航。
その後、高松-宇野航路を担当しましたが、2019年12月に同航路が休止となった為、再び、高松-土庄航路を担当。
2020年5月に同名の新造船就航により引退。
高松港に係留されていたのですが、どういう訳か?
引退後にもかかわらず、他の現役船の代船として運用に入ることもしばしばあったとか。

2020年10月14日、四国フェリーの関係者に見送られてタイ国.SEATRAN FERRY社に売船。
サムイ島航路に就航する、SEATRAN FERRY 14となったそうです。

先代よりワイドな船体。
2020年5月1日に就航しました。

🚢小豆島フェリー:第一しょうどしま丸.小豆島/土庄行
高松.11:35→小豆島/土庄.12:35

着岸完了。
パチパチパチ‥

高松→小豆島.土庄に乗船

せっかくだから、乗ってみよう。
乗船券(700円)を購入。

再び、小豆島へ向かうことに‥
小豆島.土庄-高松航路は、小豆島への代表的な航路です。
昭和33年(1958年)に開設しました。

では、乗船しましょう。

出航10分前‥
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列するため、展望デッキへ。

フォーサーがビットから外されました。

※ホーサー‥係留用ロープ
※ビット‥係留用鉄杭

ゴゴゴゴォー

雌雄島海運/めおん

あっ!
あの船は‥

雌雄島海運/めおん(シマシマめおん) 266tですね。
高松~女木島(鬼ヶ島)~男木島に就航しています。

ちなみに女木島は、桃太郎伝説の中で鬼が住んでいたと伝えられる島なんだとか。

前進で離岸成功。
パチパチパチ‥

高松→小豆島.土庄、航海距離22km/1時間の船旅が始まりました。

高松よ。
さらばじゃ。←(すぐ戻って来るけど)

ジャンボフェリーの新造船/あおい

あっ!
あの船は‥

高松-小豆島-神戸航路に就航するジャンボフェリー新造船/あおい (5200t)です。
2022年10月22日(土)就航に向けて、着々と準備を進行中。

国際両備フェリー/第十一こくさい丸(しまゾウ)

おっ!
ゾウさんを乗せたフェリーがこっちに向かってきますよ。

国際両備フェリー/第十一こくさい丸(しまゾウ)1213tですね。

国際両備フェリー.高松-池田航路就航船は、前身となる国際フェリー㈱の設立者.片山鹿之助氏の要望を受けて動物が乗っており、第十一こくさい丸のマストにはゾウさんが乗っています。。

第十一こくさい丸(しまゾウ)が高松に着くのは、12:00。
ご安航をお祈り申しあげます。

第一しょうどしま丸は、航海速力 13.5ノット(約25km/h)で、瀬戸内海を航行。
高松-土庄航路は、国道436号の海上区間でもあります。

小豆島フェリー/第二しょうどしま丸

おっ!
同じカラーリングをしたフェリーと反航しますよ。

ズームしてみましょう。

小豆島.土庄-高松航路に就航する、小豆島フェリー/第二しょうどしま丸(994t)ですね。
平成15年(2003年)3月27日竣工しました。

船首部をズーム!

四国フェリー社旗を掲げて航行中の第二しょうどしま丸
アニメ/からかい上手の高木さんとコラボし、船首部には高木さんがイラストされていますよ。

反航します。

第二しょうどしま丸が高松に着くのは、12:25。
ご安航をお祈り申しあげます。

小豆島が近づいてきました。

湾の奥に見えて来た街を‥

ズームしてみましょう。
目的地の小豆島.土庄です。

小豆島フェリー/しょうどしま丸

ややっ!
またまた小豆島フェリーの就航船が、こっちに向かって来ますよ。

ズームしてみましょう。
小豆島.土庄-高松航路に就航する、小豆島フェリー/しょうどしま丸(5代目)1257tですね。

反航します。

しょうどしま丸は2017年3月に就航した新しいフェリーです。
4代目.第一しょうどしま丸が就航するまで、四国フェリーグループ/小豆島フェリーの最新鋭船舶でした。

しょうどしま丸の高松着は、13:25。
ご安航をお祈り申しあげます。

小豆島.土庄港 着岸の儀(単に眺めるだけ)

第一しょうどしま丸は‥
航跡をS字に大きく描いて減速。

土庄港に入港します。

ごま油メーカーとして有名な、かどや製油です。
ここまで、ごま油の香りが漂ってきます。

着岸地点が接近してくると‥

そのまま前進で、着岸態勢に入りました。

あぁ~
楽しい船旅が終わってしまうよ~

フォーサーがビットにつながれました。

着岸完了。
パチパチパチ‥

小豆島豊島フェリー/フェリーてしま

あっ!
後方から小さなフェリーが追従してきましたよ。

小豆島-豊島-宇野航路に就航する、小豆島豊島フェリー/フェリーてしま(365t)ですね。
高松-宇野航路は休止となってしまいましたが、土庄乗り換えで宇野へ行くことができます。

では、下船しましょう。
車両と同じバウランプから下船します。

※バウランプとは、バウは船首。ランプ(ランプウェイ)は車両が船舶に自走して乗降できる、架橋構造の傾斜路を言います。

土庄港に着岸した第一しょうどしま丸。
揺れもなく、快適な船旅でした。

第一しょうどしま丸 船内編

第一しょうどしま丸(4代目)の船内レポは、☝コチラ。

先代より大型化された4代目となる第一しょうどしま丸。
瀬戸内の島々を眺めながらの1時間の船旅は、穏やかな瀬戸内海を航行するので、揺れがなく快適な船旅が楽しめました。
今回は頂きませんでしたが、船内ではうどんを食べることもできます。
四国フェリーグループでは、この後も新造船の建造を予定しているそうなので、再訪したいですね。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。