【弁当】鳥栖駅の駅弁 中央軒/焼麦(しゃおまい)弁当 (佐賀県鳥栖市)

■0299・2023年1月20日-1月23日..大分&青森.4泊5日-14

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シウマイ弁当/崎陽軒のお膝元、神奈川県民の筆者‥
遠く離れた九州の佐賀県鳥栖駅にも有名なしゅうまいの駅弁があると聞きつけ、鳥栖駅で買いましたよ。

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
※記事中の価格等は、2023年1月取材時のものです。

大分から特急ゆふ2号に乗って‥

特急ゆふ2号乗車の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。

大分から148.6km/2時間34分。
佐賀県鳥栖市の鳥栖駅で、特急ゆふ2号を下車しました。

向かう先は、鳥栖駅 5・6番線ホームの立ち食いうどん屋さんです。

=中央軒ホーム売店=
昭和30年(1955年)12月に鳥栖駅構内にて、九州では初めての立ち食い形式となる麺類売店を開業申請した中央軒のうどん店です。

鳥栖駅構内には中央軒が4店舗(2店舗休業中)あり、どの店舗の同じ味で提供しているとあるのですが、どう言う訳か?
この5・6番線ホームのうどんが一番美味いと言われています。

昭和感あるこの店構えがタマラナイ。

中央軒5.6番線ホーム売店の位置は、☝コチラ。

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うどん/そばのお品書き。
煮干し・昆布・二種類の醤油・酒・味醂でつくった薄味のスープと、甘辛く炊いた鶏肉がのったかしわうどんが一番人気だそうです。

容器代50円。
車内持ち込み用にうどんをプラ容器に入れてくれるのが、今も健在です。

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駅弁もありますよ。

中央軒は明治25年(1892年)4月に八ッ橋屋として創業。
鳥栖駅構内で弁当の立売営業を開始し、今も多種多彩の駅弁を販売しています。

=焼麦弁当=
昭和31年発売の駅弁。
しゅうまいが入った焼麦弁当を購入。

これを買いたくて、鳥栖駅に立ち寄りました。

漢字で焼麦弁当とあるが、やきむぎべんとうではない。
しゃおまいべんとうと読むんですよ。

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カロリーは、647kcal。
後述する崎陽軒シウマイ弁当.772kcalよりヘルシー。

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材料一覧。

ごはんは鶏スープで炊いていますね。
さて、どんなご飯かな?

おぉー!
ご飯は、かしわと鶏ガラを長時間煮込んでスープをとり、醤油、味醂などで味をつけたこの地方の郷土料理/かしわめし
細かく切って甘辛く煮たかしわ肉と錦糸卵がのっていて美味。
九州地方では鶏肉のことをかしわと呼ぶんだとか。

豚肉・玉葱・椎茸・ニンニク・卵など厳選された材料にこだわり、長崎在住の中国人.中華料理専門家から指導を受け、広東風のあっさりした味に仕上げた本格的焼麦がメインの駅弁です。

🍱焼麦弁当‥780円
・鶏味付ごはん
・味付鶏肉
・錦糸卵
・焼麦(しゅうまい)
・甘酢生姜
・大根漬

しゃおまい弁当は、酢醤油が入っているのが特徴。
大正2年、日本で最初にかしわめしの駅弁を販売開始したのが中央軒なんだとか。

さて、シュウマイの駅弁と言ったら神奈川県民の筆者にとって崎陽軒が外せません。
そこで、シュウマイの駅弁東西顔合わせを実行。

[東軍] 崎陽軒/シウマイ弁当
[西軍] 中央軒/焼麦(しゃおまい)弁当

共にシュウマイを、シウマイ・しゃおまいと独自の名と味を追求している2社。
このふたつの駅弁、並べてみたかった。

ちなみに崎陽軒シウマイ弁当の内容はご覧の通り。

🍱崎陽軒:シウマイ弁当‥900円
・俵型ご飯(小梅/黒胡麻)
・シウマイ
・鮪の照り焼
・かまぼこ
・鶏唐揚げ
・玉子焼き
・筍煮
・あんず
・切り昆布&千切り生姜

佐賀駅の駅弁、中央軒の焼麦弁当。
かしわめし+しゃおまいとシンプルな駅弁です。
メインとなる焼麦(しゃおまい)はさっぱりとした風味で、これは関東風の味つけなんだとか。
鶏の旨味がしっかりしみ込んだかしわめしとの相性が抜群!
ボリュームがあり、780円とはお財布にも優しい駅弁でした。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。