【船旅】航路廃止!《惜別》松山小倉フェリー/フェリーくるしま (船内編)

■0472・2024年3月4日~7日 北九州フェリー3泊4日 No8

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2025年(令和7年)7月1日をもって廃止となってしまった、松山-小倉フェリー。
この記事は、2024年(令和6年)3月の乗船記録なのですが、この時点では、この航路が廃止になることを知りませんでした。
本編は、フェリーくるしま/船内編です。

松山-小倉フェリー/フェリーくるしま(小倉-松山)に乗っています。

関門海峡を航行するフェリーくるしま

2019年(令和元年)のリニューアル時、親会社である石崎汽船/ISHZAKIのロゴが入り、白を基調とした古さを感じさせないカラーリングに変更されました。

= フェリーくるしま =
・総トン数‥4,277t
・全長‥119.0m
・型幅‥21.0m
・船種‥フェリー
・航海区域‥沿海
・船籍‥日本 愛媛県松山
・所有/運用者‥松山.小倉フェリー(株)
・建造所‥来島どっく大西工場(第2505番船)
・就航‥1987年(昭和62年)4月27日

関西汽船就航時の旧塗装。
うぐいす色とクリーム色のツートンカラーでした。

= 一般配置図 =
フェリーくるしまは7層構造となっており、一般旅客区画はA甲板となります。
かなり精巧な図面ですね。

階段のタラップを上がって乗船します。
エスカレーターやエレベーターはありません。

= C甲板 =
乗船するとC甲板。
エントランスではなく、車輌甲板を通り抜けて‥

= B甲板 =
船内最初の階段を上がると、B甲板。
こちらは、我が国の物流を担う、大型トラックドライバー様専用の区画となっています。
一般の船客は立ち入りできません。

まだまだ、階段は続きますよ。

階段の踊り場にはフランスの世界遺産、モンサンミッシェルの絵画が飾られており、美術鑑賞ができたのです。

かなり急な階段です。
昭和の時代に建造されたフェリーくるしまに、バリアフリーの概念はありませんでした。

= A甲板/エントランスホール=
階段を昇り詰めると、A甲板。
白い基調の明るいエントランスホールが船客を出迎えます。

= 救命胴衣着用法 =
これは重要です。
よく読んで、理解しておきましょう。

= 脱出経路図 =
これも重要です。
視察を兼ねて、脱出経路も確認しておきましょう。

案内所

=案内所=
等級変更やご案内を承っております。

記念スタンプ。
俳句ポストもありました。

=船内モニター=
船舶の現在地を知ることができます。

休憩スペース

= 休憩スペース(座敷) =
町内会館のような座敷スペースでお寛ぎいただけます。

= 休憩スペース(椅子席) =
こちらはゲームコーナー跡。
テーブルと椅子が並べられていました。

売店

= 売店 =
九州/四国のお土産品、お酒やドリンク類、菓子、カップ麺などを販売していました。

おっ!
四国に行く船だけあって、お遍路グッズを売っていましたよ。

喫煙室

= 喫煙室 =
軽食堂跡は喫煙室になりました。
カウンターが当時を物語っていますね。

= コインロッカー =
コイン返却式なので実質無料でお使い頂けます。

= 貴重品ロッカー =
今は見かけなくなったダイヤルロック式のロッカー。
無料でお使い頂けます。

自販機コーナー

= 自販機コーナー =
ドリンク類・アイスクリーム・携帯電話充電があります。

ソフトドリンク・コーヒー類は、130~210円。

グリコセブンティーンアイスは180円。

= スマホ充電 =
スマホ充電コーナー(有料100円)もありますね。

更衣スペース

= 更衣室 =
相部屋でも安心して着替えができるスペースです。

パントリー

= パントリー =
カップ麺調理に欠かせないポットを配備。
紙コップも無料で用意されています。

電子レンジ。
持ち込んだお弁当やお惣菜などを温めるのに重宝しますね。

1等室

この先は、1等/特等専用の上級フロアとなっています。
私のような下級船客は入れませんので案内板で見てみましょう。

= 1等B =
元々6名定員相部屋だった1等室はアウトサイド・インサイドに分割されて、個室となりました。
1等Bは、インサイド2段ベッド2名定員の客室です。

💰1等B‥15,900円。

= 1等A =
1等Aは、アウトサイド2段ベッド2名定員の客室となり、Bより少し広い間取となりました。

💰1等A‥17,400円。

特等室

= 特等B =
2段ベッドにリビングがある洋室。
家族やグループ向け4名定員の船室となっております。

💰特等B‥17,900円。

= 特等A =
フェリーくるしまの最上級船室で、シティホテル並みのツインルーム。
ゆとりあるのハイグレードな空間は、船旅の気分を盛りあげてくれます。

💰特等A‥24,400円。

2等室

船体後方は2等のエリア。
右側の401号室は、2019年(平成31年)のリニューアルで、2等和室の女性専用室になりました。

= 2等室 =
これぞ、船旅の基本。
大部屋の和室です。

2019年(平成31年)に実施されたリニューアルにより、2等室の1人あたりスペースが幅85cmに拡大。
毛布1枚だった寝具がキルトケットになり、居住性の向上がなされました。

💰2等‥10,200円。

定員37名大部屋の414号室。
2等室も指定席となっています。

2等寝台

右舷後方の通路。
こちらは、2等寝台のエリアとなっています。
ベンチがあって、病院みたい。

= 2等寝台 =
1室8名定員/2段ベッド(幅90cm)の船室です。
各寝台にはコンセントがあり、カーテンでプライバシーを保つことができます。

💰2等寝台‥12,000円。

307号室。
2等寝台の女性専用室です。

浴室

= 脱衣室 =
浴室の脱衣所で、ドライヤー配備。
こちらのコインロッカーも、コイン返却式なので実質無料でお使い頂けます。

= 大浴場 =
窓はありませんが、お風呂に入れるのは船旅の醍醐味。
別に、1等/特等の上級先客専用の浴室もあります。

トイレ・洗面室

= 洗面室 =
ハンドソープとドライヤーを常備。

= トイレ =
古さは否めませんが、清掃はゆきとどいています。

昭和時代の建造船だけあって、和式トイレが健在。

洋式トイレもありましたよ。
ウォッシュレットが後付けされていました。

次は、上階(航海船橋甲板)にあがってみましょう。

2等室

上階(航海船橋甲板)には、415号室(2等)がありました。

415号室は定員78名の大部屋ですね。

展望デッキ

=展望デッキ=
開放感あるアウトデッキでは、関門海峡、瀬戸内海の風景や星空を眺めたりすることができます。

松山-小倉フェリーは、2025年(令和7年)6月30日小倉発が最終航海となり、7月1日松山着をもって運航を終了。
航路廃止と共にフェリーくるしまも引退しました。

フェリーくるしまよ。
38年間、ありがとう。(涙)

フェリーくるしまは、Virgo Transport 8と改名され、インドネシアへ売船されたそうです。

フェリーくるしま乗船記/航海編は、☝コチラ。
別記事にまとめましたので、ご覧頂けましたら幸いです。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。