■0014・2021年6月23-26日 鹿児島3泊4日-14

鹿児島へ3泊4日で旅した13記事の総集版です。
東京から鹿児島へは、一般的に航空機往復利用される方が大半だと思うのですが‥
高速バス・フェリー・鉄道を駆使して鹿児島を往復しました。
乗っているばかりの旅ですが、温泉に1泊してのんびりもできました。
▼目次
JRバス関東・グラン昼特急1号 (東京→大阪)

スタートは羽田空港・東京駅新幹線ホームではなく、東京駅JR高速バスのりばです

JR高速バス/東京大阪線昼行便が、得割運賃で3,900円!
JR高速バスのネット予約は、高速バスネットが座席事前指定ができるので便利です。
高速バスネットで予約し、事前カード決済するとさらに2%割引となり、3,820円となりました。
運賃は乗車日に異なりますので、チェックしてみて下さいね。
また、電話やコンビニでも予約できます。→詳しくはコチラ(JRバス関東HP)。

大阪まで乗るのは、スカニア.アストロメガ.InterCity DD と言う、ダブルデッカーバスです。
■JRバス関東:グラン昼特急1号.大阪行
東京駅.7:10→大阪駅.15:58

最大135度のリクライニング機能に、連動で座面が上がるゆりかごのようなクレイドルシート。
元々、夜行便に対応したグラン車用に開発されたJR特注の座席だそうです。

2階最前列の1A席に着席します。
この席、なかなか取れないんですよ。
偶然にも得割運賃で空席があったので、速攻で予約しました。

東名高速道路.由比付近。
駿河湾を眺めながらバスは走ります。
ダブルデッカー最前席は眺めが良いですね。

12:01
浜名湖です。
休憩は、足柄SA・浜名湖SA・甲南PAの3か所となります。

13:52
新名神高速道路への短絡路と合流する亀山西JCTを通過。
かつて中京-関西のメインルートだった名神高速道路/米原経由より、新ルートとなる新名神高速道路/亀山西経由の方が距離が短縮されました。
名神/米原経由だった高速バスは平成20年4月から新ルートに変更し、所要時間が短縮されています。

15:56
東京駅から524km/8時間46分。
大阪駅JR高速バスターミナルに定刻の到着です。
長時間のバス移動となりましたが、なかなか快適でした。
時間がかかっても、格安に移動したい方におススメの移動手段です。
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フェリーさんふらわあ・さんふらわあさつま (大阪→志布志)

次はフェリーです。
大阪南港の、さんふらわあターミナル(大阪)へ向かいましょう。
梅田から大阪メトロで移動します。

コスモスクエア駅近くの「A-COOPフーディース咲州」で、夕食の食材を仕入れました。

さんふらわあターミナル(大阪)が入居する、ATC(Asia Pacific Trade Center)に着きました。
ATCは、大阪メトロ.南港ポートタウン線トレードセンター前駅と直結しています。
フェリーターミナル駅ではありませんので、ご注意願います。

これから乗る、フェリーさんふらわあ/大阪-志布志航路に就航する、さんふらわあさつまです。
🚢フェリーさんふらわあ:さんふらわあさつま.志布志行
大阪.17:55~(船中泊)~志布志.8:55

関西-九州航路を運航するフェリーさんふらわあの格安プラン、舟遊®(しゅうゆう)プラン。
瀬戸内海航路(大阪⇔別府or神戸⇔大分)と太平洋航路(大阪⇔志布志)をそれぞれ片道ずつ利用し、周遊往復で徒歩乗船ツーリスト船室利用10,000円~と、格安でお得なプランとなっており、弾丸プランとは異なり、現地宿泊も可能なんです。
徒歩乗船以外に、マイカー・バイク乗船プランもあります。

私が利用するのは、2等に相当する最も安価な船室、ツーリスト船室です。
船旅の基本とも言える、大部屋の和室となっております。
大部屋とは言え、各スぺースがカーテンで仕切られます。
プライバシーが確保され、大部屋雑魚寝だった昔の2等船室では考えられないこの進化!
各区画にはコンセントがあり、マット(幅65cm)・キルトケット・シーツ2枚・枕が用意されています。
舟遊®(しゅうゆう)プラン→大阪→志布志+別府→大阪の利用で、10,000円でした。
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大阪→志布志581km/15時間の船旅が始まりました。
淡路島と明石海峡大橋。
夕日が美しい。

夕食は‥
コスモスクエア駅近くのスーパー、A-COOPフーディース咲洲で仕入れた食材です。
大阪寿司・はも天ぷらなど、関西の味を集めました。

おはようございます。
日の出が見えましたよ。
ばんざーい!

船内には展望浴場があります。
これぞ、フェリー旅の醍醐味です。

朝食も昨日、コスモスクエア駅近くの「A-COOPフーディース咲州」で仕入れた食材です。

7:52
都井岬岬沖を通過し、1時間ほどで‥

9:00
鹿児島県.志布志市.志布志町.志布志.志布志港に到着しました。
なんだか、舌噛みそう。

10:56
志布志港→鹿児島市内は、高速シャトルバス/さんふらわあライナーで2時間ほどです。
運賃1,900円ですが、さんふらわあ利用者はキャンペーン中、無料となります。
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山形屋食堂 名物焼きそば

宝暦元年(1751年)創業の山形屋です。
明治時代中頃に百貨店化され、今も地元に根強く愛される老舗百貨店です。
大正初期建築の近代的なデパート建築の建物は、平成11年に昭和初期のルネサンス調の外観に復元されました。
1号館7階にある、大正5年創業の百貨店大食堂.山形屋食堂に入りましょう。

山形屋食堂と言ったらコレ!
名物の焼きそばです。
揚げ麺に野菜たっぷりのあんかけをかけた、昭和33年から出している名物料理で年間13万食が提供され、このメニューだけで大食堂の売り上げの半分を占めるそうです。
周りのテーブルの方々、みんなこれを食しておりました。
また、食べたいなぁ。
■山形屋名物焼きそば‥700円
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桜島フェリー・第15櫻島丸/チェリークイーン (鹿児島→桜島)

鹿児島本港へ行くと‥
正面にはドーン!と桜島。

離島航路が発着する鹿児島本港南ふ頭をぶらぶらしていると‥
あっ!
この船は、鹿児島-三島航路に就航していた、三島村営/みしま(1,196t)ですよ 。
老朽化に伴い後継となる新造船/フェリーみしまにバトンを託し、令和2年5月に引退しました。
引退から1年以上経過した今も、係留されているとは知りませんでした。

桜島フェリーのりば近くにある、格安スーパー ニシムタ。
ここで、食材を仕入れました。

桜島フェリー・第十五櫻島丸/チェリークイーンに乗船します。

鹿児島本港から桜島へ3.5km・15分の小さな船旅です。
桜島がぐんぐんと近づいてきますよ。

フェリーのりば近くにある月讀神社を参拝してから、今宵の宿へ向かいましょう。
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桜島マグマ温泉・国民宿舎レインボー桜島

=国民宿舎レインボー桜島=
今夜は1万円奮発して、温泉宿でのんびりしますよ。

桜島から噴出した、ナトリウム塩化物泉 ・茶褐色のお湯に浸かって‥

錦江湾が一望の客室でまったりします。

豚骨のお出汁でしゃぶしゃぶ。
夕食はさつま郷土料理です。

プラス1,200円で、2時間焼酎飲み放題!

鹿児島の郷土料理/鶏飯(けいはん)の朝食。
温泉と郷土料理を堪能した1泊でした。
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桜島フェリー・第2桜島丸/サクラフェアリー (桜島→鹿児島)

桜島フェリーの最新鋭船、第二桜島丸/サクラフェアリーに乗船し、鹿児島市内へ戻ります。

桜島よ。
さらばじゃ。

桜島→鹿児島本港は3.5km/15分の小さな船旅です。
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JR九州・特急きりしま8号 (鹿児島中央→宮崎)

JR鹿児島駅です。
42年間活躍した4代目駅舎は解体され、5代目駅舎が完成していました。

鹿児島駅前電停→鹿児島中央駅前電停へは、市電で移動。

鹿児島→宮崎→大分へ鉄道で移動します。
まずは、特急きりしま8号.宮崎行に乗ります。
■特急5012M きりしま8号.宮崎行
鹿児島中央.9:59→宮崎.12:10

JR九州ネット予約で購入できる’九州ネットきっぷ’を購入しておきましたよ。
鹿児島中央→宮崎→大分を正規運賃/特急料金購入すると9,990円が、JR九州ネットきっぷだと、5,970円となり、4,020円もお得になりました。

普通車指定席を利用します。

特急きりしま号は、錦江湾に沿って走り‥

鹿児島/宮崎県境を通過。
宮崎県に入りました。

大淀川を渡ると、特急きりしま号の終点、宮崎に到着です。
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JR九州・特急にちりん12号 (宮崎→大分)。

特急にちりん12号.大分行がキタキタ。
きりしま号と同じ787系電車だ。
■特急5012M にちりん12号.大分行
宮崎.12:25→大分.15:43

地図上では、海岸線に沿って列車ははしります。
しかし、防砂林が続いているので、海が見えるのはわずかなんです。

日豊本線の市棚→宗太郎→重岡駅までの区間が「宗太郎越え」と呼ばれる難所となり、宮崎県から大分県に入ります。

定刻に大分に到着。
大分→別府は普通列車で移動しました。

鹿児島中央から345km/6時間3分。
別府に到着しました。
別府市内ぶらぶら散策と共同浴場

=春日温泉=
駅前本町春日通りにある共同浴場です。
大正8年に地域の皆さんで掘削され、通りの名前である「春日」をとって春日温泉とされたそうです。

春日温泉は観光客が来ないような、地元密接の共同浴場です。
泉質は重曹泉・入浴料は100円。
浴槽にはきれいなお湯が注がれており、やや熱いですが、消毒循環なしです。
天然温泉で、旅の疲れを癒していきましょう。
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=別府タワー=
高さは90m。
名古屋テレビ塔、通天閣に次ぎ、昭和32年に「観光センターテレビ塔」の名で、日本で3番目に建てられた高層タワーです。、
平成19年10月2日に登録有形文化財に登録され、別府観光のシンボルとして親しまれています。

=別府スパビーチ=
的ヶ浜公園にある人工のビーチを眺めながら歩き‥

=別府観光港フェリーさんふらわあのりば=
別府-大阪航路に就航する、さんふらわあターミナルに着きました。
フェリーさんふらわあ・さんふらわあこばると (別府→大阪)

復路は、フェリーさんふらわあ.別府-大阪航路に就航するさんふらわあこばるとに乗船します。

私が利用するのは、2等に相当する最も安価な船室、ツーリスト船室です。
船旅の基本とも言える、大部屋の和室となっております。

別府よ。
さらばじゃ。
別府→大阪 446km/12時間の船旅が始まりました。

お風呂でのんびり‥
これぞ、船旅の醍醐味。

夕食は船内レストランの弁当式定食です。

おはようございます。
瀬戸内海の日の出。
これは美しい‥

船旅のフィナーレ。
明石海峡大橋を通過。

朝食は、船内レストランの和定食を頂きました。

別府から12時間。
大阪南港に定刻で到着しました。
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EXPO’70万博記念公園に寄り道

大阪南港から大阪空港へ向かう途中、万博記念公園に寄り道します。
470円のきっぷを買って、トレードセンター前から大阪メトロ・北大阪急行で千里中央へ。


10:00
万博記念公園に入園しました。
目前には、太陽の塔。
こんにちは~♪
こんにちは~♪
この歌が頭をよぎりはじめました。。
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=EXPO’70パビリオン=
万博開催時、日本鉄鋼連盟が出展したパビリオン「鉄鋼館」の建物で、大阪万博40周年を記念し、EXPO’70パビリオンとなりました。
見学したいけど、時間がありませんでした。

名残惜しいですが、伊丹空港へ向かいます。
万博記念公園から380円のきっぷを買って‥

大阪モノレールで19分。
大阪空港(伊丹)に到着。
伊丹空港から飛行機に乗って、東京へ帰りますよ。
日本航空JAL114便 (大阪→東京)

失効間近のJAL6,000マイルを使って、大阪→東京の特典航空券をゲットしておきました。
チェックインしなくても、スマホの画面でピロ~ンと搭乗できる時代なのに、アナログな私は搭乗券を手にしたくなってしまう。

日本航空:JL114便.東京行は定刻に大阪伊丹を出発。
ゴオォォォー
離陸成功です。
大阪伊丹→東京羽田 528km/1時間10分の空旅が始まりました。

雲の中を飛行中で、何も見えないのですが‥

なんと!
この機材(B787-8)のモニターには、現在地からの眺めが見えるようになっているのです。

CA様がホットコーヒーの配給をして下さいました。
マイル搭乗(無賃)の私にありがとうございます。

三浦半島・東京湾・房総半島が見えてきました。
あぁ~
旅が終わっちゃうよ~

12:47
あっという間に、羽田空港に着きました。
以上を持ちまして鹿児島3泊4日の旅は終了です。
バス+フェリー+鉄道+航空を駆使し、乗ってばかりのマニアックな旅でしたが、温泉保養も入れて楽しい旅になりました。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。