【外食】希少な小笠原産.ボニンアイランドコーヒーが飲める島カフェ/ USK Coffee (東京都小笠原村父島)

■0440・2025年4月13日-18日・小笠原5泊6日-09

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我が国初のコーヒー産地である小笠原。
収穫高が少なく極めて稀な珈琲を飲んでみたいと、USK Coffeeカフェで父島産自家焙煎/ボニンアイランドコーヒー を頂きました。

日本国産の珈琲‥
あまり聞いた事がないと思います。
~と言うのは、日本は珈琲生産に適した南北の緯度25度から赤道寄りのコーヒーベルト地帯から外れている為、珈琲の栽培に適さないそうです。
そんな中、コーヒーベルトよりわずかに外れた北緯27度の小笠原で、明治政府が日本で初めて珈琲の試験栽培を行い成功しました。
これにより、小笠原は世界北限の珈琲産地となります。

しかし、生産に時間を要することや台風が多いことなど気象の問題であまり定着せず、さらに太平洋戦争の影響で珈琲栽培は途絶えてしまいます。
時は流れ終戦後、幾多の困難を乗り越え、小笠原産珈琲が復活!
ごく少量ですが、数軒の農園で珈琲豆を栽培生産しています。

収穫高が少なく極めて稀少な小笠原産珈琲を飲んでみたい!
島の南部にあるカフェ、 USK Coffee にやって来ました。

珈琲に魅了されたオーナーが小笠原に渡り、2009年から農薬や化学肥料は使わずに珈琲豆を栽培しているそうです。

USK Coffeeでは、栽培した珈琲豆を自らの手で加工・焙煎・ドリップと、全ての工程を手作業で行っています。

ヴィンテージのエアストリームが工房。
香ばしい匂いが漂ってきますよ。

コーヒー園に隣接したカフェは、2011年4月にオープン。
自然に溶けこみ南国のムードが漂うオープンスタイルのカフェです。

※カフェにトイレがなく、170mほど離れた小港園地のトイレとなります。

=メニュー=
・父島産自家焙煎珈/ボニンアイランドコーヒー。
・世界各地のスペシャルティーコーヒー。
・コーヒーチェリーソーダにチャイ。
・オーツミルクのカフェ・オレ
・クラフトコーラ
・島の果物を使った自家製フルーツ微炭酸ドリンク
・ハーブティーやマテ茶など。
・手造りクッキー、パンナコッタなどなど‥

珈琲以外にも、ここでしか味わえない多種多彩のドリンクが用意されています。
なお、フードメニューはありません。

看板商品のボニンアイランドコーヒーはなんと!一杯1,500円。
チト高いと思われがちですが、それだけ稀少価値が高い珈琲なのです。
遥々小笠原にやって来たので、奮発しちゃいましょう。

父島産自家焙煎のボニンアイランドコーヒーに手作りのクッキーを添えて優雅なティータイム。

あぁ、いい香りだ。
コクの中に広がる爽やかな風味。
これは、砂糖やミルクを入れては勿体ない。

値段が値段なので、ちびちびゆっくりと珈琲を楽しんでいたら‥
この日は天候が悪く、南の島と言えども気温が低く寒い!
アッと言うまに珈琲が冷めてしまいました。‥ (爆)

■ボニンアイランドコーヒー‥1,500円。
■パイナップルクランベリーココナッツ‥100円。
■コーヒーバニラビーンズ‥100円。
■ダブルチョコレート‥100円。

小笠原を代表するフルーツ、パッションフルーツのパンナコッタ。
お口の中で、とろ~りとろけます。

■‘パッションフルーツパンナコッタ‥400円。

おがまるパック利用の方必見!
USK Coffeeは、2,000円以上の利用でクッキー1枚プレゼントのクーポンが使えますよ。

USK Coffeeの場所は、☝コチラ。
二見港船客待合所から6.6km/車で11分です。
バス通り沿いにあるので、村営バス扇浦線/小港海岸行に乗って、運転士さんに「USKで降ろして下さい」と言えば、店近くで降ろしてもらえます。
入口がわかりにくいので注意してね。

さて、こちらは父島産大村地区にある民宿ささもと

父島北部.宮之浜近くの密林を切り開いた笹本農園で、民宿と農園を営むオーナーが栽培した珈琲豆を自家焙煎し、ボニンコーヒー(登録商標済)の商品名で販売するのですが、生産量が少ないので、すぐに売り切れちゃうそうです。

=関連リンクまとめ=
USK Coffee
小笠原村営バス
民宿ささもと
民宿ささもとに宿泊した旅行記 (2016年12月)

ご覧下さいまして誠にありがとうございました。