【船旅】新造船就航《祝》マリックスライン/クイーンコーラルクロス(沖縄航海編)

■0139・2021年12月14-12月15日 沖縄.2泊3日-8

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鹿児島-奄美-沖縄航路を運航するマリックスラインに、新造船/クイーンコーラルクロスが令和3年11月20日に就航。
いよいよ、ピカピカのクイーンコーラルクロスに乗船し、鹿児島→那覇735km/25時間の航海に挑みます。
本記事では、県境を越えて沖縄県那覇への航海をレポートします。

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

出典・マリックスライン株式会社

鹿児島-奄美-沖縄航路に就航する新造船、マリックスライン/クィーンコーラルクロスです。
那覇行下り便に乗って、鹿児島→那覇を移動中です。

奄美航海編から続いております。

出典・マリックスライン株式会社

鹿児島から奄美大島・徳之島・沖永良部島・与論島に寄港して‥
本記事は、与論島→本部→那覇の航海沖縄編となります。

14:24
与論島を出航。
さらばじゃ。

次は、第5寄港地.沖縄本島/本部港へ向かいます。
与論から85km/2時間30分の航海です。

与論島が離れていき‥

14:49
鹿児島/沖縄県境を越えました。

あっ!
前方に‥

沖縄本島が見えてきましたよ。

酒でも飲みますか。
マーベランは鹿児島市南州パンの製品です。
自販機と売店で購入。

■贅沢搾りGF‥160円
■マーベラン‥145円
■姿フライプレーン‥130円

南の海に向かってカンパーイ!

16:34
目が覚めると‥

あっ!
もう本部に着きますね。

ビューシートからの眺め‥
正面に本部港が見えています。

船首を右へ向けて‥
着岸態勢に入りました。

着岸完了。
パチパチパチ‥

本部港は、鹿児島奄美航路と伊江島航路の発着港となっています。
伊江島航路に就航する伊江村営船/ぐすくが停泊しているのが見えます。

ゴゴゴゴォー
本部港を出航しました。

次は、沖縄本島/本部から48km/1時間50分。
最終寄港地.那覇へ向かいます。

右舷に見えるのは瀬底島です。

沖に出ると、伊江島が見えてきました。

ズームしてみましょう。
伊江島タッチューの愛称で親しまれている、標高172.2mの城山(ぐすくやま)が見えますよ。

南の海のサンセットクルーズ。
東シナ海に落ちる夕日を鑑賞しましょう。

真っ赤な太陽が水平線に沈んでいきます。

私は今、感動している。
今日乗ってヨカッタ。

クィーンコーラルクロスは、沖縄本島西岸に沿って航行します。

18:28
鹿児島から24時間28分。
宜野湾市・浦添市沖を航行中。

すっかり暗くなりました。
沖縄の夜景が綺麗です。

春夏だと明るいうちに那覇に着くのですが‥
西に来たとは言え、さすがにこの季節だと午後6時で真っ暗になっちゃいますね。

那覇沖を航行。
ズームすると、泊大橋と那覇市街地の夜景が一望です。

右舷に那覇空港が見えてくると‥

18:46
最終寄港地となる、那覇港に入港します。

那覇ふ頭の接岸地点が見えてきました。

鹿児島→那覇 735km/25時間の船旅が幕を閉じようとしています。

狭い湾内で、巨大な船体を180度左へ回頭させて‥

最終の着岸態勢に入り‥

ホーサーがビットにつながれました。

・ホーサー‥係留用ロープ
・ビット‥係留用鉄杭

あぁ~
楽しい船旅が終わってしまうよ~

19:03
着岸完了。
パチパチパチ‥

名残惜しいですが、下船しましょう。

クィーンコーラル8からバトンを受け継いだクィーンコーラルクロス。
今後は、奄美・沖縄の離島へのライフラインとして活躍することでしょう。
お疲れ様でした。

下船後、那覇ふ頭船客待合所へ。

本日は那覇入港時、35名が乗船していました。
鹿児島から25時間の航海を終えたクィーンコーラルクロスは、明日の朝7時に再び鹿児島へ向けて出航します。

マリックスライン代理店トランスネット沖縄の事務所前には、〈祝〉就航のノボリがありました。
心からお祝い申しあげます。

クイーンコーラル8の後継船として就航したクイーンコーラルクロス。
8より大型化され、離島航路なので船室は大部屋の2等が主流となったままでいるものの、個室や寝台が増えて時代のニーズに対応していました。

鹿児島から奄美群島の島々に寄港し那覇へ25時間!
飛行機より時間はかかるし、運賃面でも正直安くはありません。
しかし、南の島の美しい景色、青い海の航海は乗っているだけでも楽しいものです。

難点を申すと、8,000トンクラスの大型貨客フェリーですが、外洋を航行するので海況が悪いと揺れます。
私が乗船した日は、運良く海況が良かったので快適な船旅となりました。

本部→那覇は季節によってサンセットクルーズを楽しむことができます。
区間乗船も可能なので、美ら海水族館の帰りに乗ってみてはいかがでしょうか。

➡旅は、コチラへ続きます。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。