■0233・2022年10月10-14日.大分/高松4泊5日-17

皆様、こんにちは。
シクタン.comでございます。
小豆島.池田と高松を1時間で結ぶ国際両備フェリー高松航路。
第一こくさい丸の船内をレポートしてみました。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
▼目次
国際両備フェリー/第一こくさい丸

小豆島.池田-高松航路に就航する国際両備フェリー/第一こくさい丸。
船体のレインボーカラーは水面に反射した船体が映ると、国際フェリーの頭文字である[K]と見えるんだとか。

=第一こくさい丸=
船種‥フェリー
総トン数‥696t
全長‥70m
全幅‥13.7m
航海区域‥平水
所有/運用‥国際両備フェリー(株)
船籍‥日本.香川県小豆島池田
建造所‥藤原造船所
就航‥2007年6月

この船は、愛媛県今治市大三島の藤原造船所が担当しました。
第一こくさい丸船内視察

それでは、第一こくさい丸の船内視察を始めましょう。
1Fは車両甲板。
2Fに船室があり、3Fは展望デッキとなっております。

第一こくさい丸の愛称はパンダ。
国際両備フェリー高松池田航路就航船は、前身となる国際フェリー㈱の設立者.片山鹿之助氏の要望を受け動物が乗っており、第一こくさい丸にはパンダが乗っているんですよ。
2F客室・カーペット席・椅子席

車両甲板から階段かエレベーターで2Fに上がると客室入口です。
では、入ってみましょう。

おっ!
広いですね。
2Fのフロア.一面が客室となっております。

=じゅうたんの間=
これぞ船旅の基本、雑魚寝のスペースです。
横になって移動できるのは、船ならではの醍醐味ですね。

=バリアフリー椅子席=
エレベーターからの入口に近い位置にあり、前後間隔が広くなっています。
また、椅子席の後ろには車椅子スペースもあります。

=ソファシート席=
ラグジュアリーな空間でお寛ぎ頂けます。
銀座の高級クラブみたい。←(行ったことないけど)

=ハイバックシート席=
リクライニングはしませんが、適度な角度に設定された座席が122席あります。

=ボックスシート席=
大きなテーブルがあって、食事したりご歓談するのに便利。

窓側の席には大きな窓があり、瀬戸内海の風景を眺めながらクルーズをお楽しみ頂けます。

=リクライニング席=
船首寄りには、ブルーを基調としたリクライングシートが96席あります。

最前部の座席からは前方の景色が見えて、操舵室にいる気分。
※夜間航行時は安全上カーテンで閉ざされるので、景色は見えません。
2F客室・売店/うどん/自販機

=売店=
うどん・焼きそば・コーヒーなどの販売。
菓子類・ドリンク類の販売を行っております。

おっ!
第一こくさい丸でも、うどんが食べられますね。
国際フェリー創業者が試行錯誤しながら小豆島の醤油製造元と共同で開発した出汁。
麺は小豆島の製麺所から仕入れた生うどんを使っています。

きつねうどんを注文。
小豆島特産のオリーブオイルは、無料だよ。
■きつねうどん‥450円

この地域のご当地飲料やお酒がありますね。
・オリーブサイダー‥200円
・オリーブ茶‥170円
・瀬戸内レモンレモネード‥180円
・せとのあお/純米吟醸酒‥500円←(香川県琴平の蔵元、西野金陵の地酒)

自販機では、コカ・コーラ社の清涼飲料水を販売。
安全に対するご案内・

=救命胴衣着用法=
これは重要です。
ちゃんと目を通しておかなくては。

=救命消防設備・脱出経路図=
これも重要です。
万が一の為に、脱出経路などを確認しておきましょう。

現在地はモニターに表示されます。
船がパンダちゃんになっているところがかわいいですね。
2F客室・充電室・トイレ・バリアフリー設備・喫煙所

=充電室=
以前は喫煙室だったみたい。

=トイレ=
男女別であり、個室にはウォッシュレットを配備しています。

=多目的トイレ=
車いすでも余裕の広さ。
オムツ交換台もあります。

=エレベーター=
車両甲板から船室へは急な階段がありますが、エレベーターでも楽々上がれます。

第一こくさい丸のバリアフリー設備は、交通エコモ財団の助成で設置されました。

=喫煙所=
おたばこはコチラでお願い申しあげます。
3F・アウトデッキ

3Fに上がってみましょう。

客室上の3Fは広々としたアウトデッキ。
非常集合場所でもあります。

アウトデッキ前部は屋根で覆われているので小雨でも大丈夫。
デッキチェアがあるので、潮風を浴びながら快適なクルージングがお楽しみ頂けます。

おっ!
パンダちゃんの遊具があるよ。
お子様も飽きることなく、船旅が楽しめますね。

アウトデッキ後部からは、航跡を眺めながら黄昏ることが可能。(笑)
第一こくさい丸 (航海編)
第一こくさい丸の航海編は、☝コチラ。
短距離航路ながらも、うどんが食せるのはありがたい。 穏やかな瀬戸内海を航行するので、船酔いの心配も無用です。 1時間の船旅は、あっという間に終わってしまいました。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。