【登山/離島】20分で登頂!旭山プチ登山 (小笠原諸島父島)

■0446・2025年4月13日-18日・小笠原5泊6日-15

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東京から南へ1,000kmにある小笠原諸島父島。
二見港から見える急峻な山容の山、旭山をプチ登山しました。

東京から南へ1,000km!
東京都小笠原村の父島に滞在中。

バイクで父島を巡りがてら、旭山を登山することにしました。

父島プチツーリングの記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。

=旭山 (267m)=
咸臨丸で来島した幕府の巡検隊が日本国旗をこの山頂に立てたとして有名な山です。

登山口へのアクセス

二見港から見た旭山
急峻で立派な山容をしていますね。

では、これから旭山を登山してみましょう。

登山口へは公共交通機関はありません。
おがさわら丸が発着する二見港船客待合所から登山口へ歩くと、4.3km/1時間10分、高低差/200mの登りを強いられます。

ここは文明の力(レンタルバイク)を使って、登山口へ向かいましょう。

大村地区からバイクで7分。
標高200mの旭山登山口に着きました。

数台が停められる駐車スペースがあります。
駐車場及びこの先には、トイレがないのでご注意願います。

旭山登山口 (旭山展望台駐車場)の場所は、☝コチラ。

800mほど歩くと、山頂に行けるみたい。
では、レッツゴー!

階段を下り‥

橋を渡り、旭山線歩道を進みます。

登山口から山頂までの高低差は60m。
高木性の樹林帯を登ります。

登山口から1.2km地点を通過。
分岐へ0.km/山頂へ0.6kmです。

登山口から0.4km/10分‥
南峰と本峰の分岐に着きました。

分岐から本峰へは0.4km。
南峰へは0.3kmです。

本峰へ行ってみましょう。

分岐から、低木性の樹林帯を歩きます。
一旦下って‥

登山口から0.5km。
山頂へ0.3km。

再び登り返します。

ハァハァハァ‥
石段を登ると‥

登山口から0.8km/17分。

おっ!
山頂ですぞ。

登山口から高低差60m/約13分‥
旭山本峰(267m)に登頂です。

ちなみに奥の山が‥

旭山南峰(272m)です。

あっ
南峰の方が10mほど標高が高いんですね。

山頂からの眺望。
二見湾の南側が見えます、

ズームすると‥
扇浦海岸が見えました。

山頂にはベンチがあり、小休止ができますよ。

山頂の先に展望台があります。
行ってみましょう。

山頂一帯は小低木が多くなります。
高低差60m、わずか800mの距離で三つの植生があるなんて、すごいですね。

ハァハァハァ‥
鉄製の階段をあがると‥

行き止まりになりました。
ここが山頂展望台みたい。

おぉー!
ボニンブルーに染まる二見湾が一望ですぞ。

正面左(南西)を眺めると‥
扇浦海岸から延びる半島の八木山と、奥に南島が見えます。

正面右(北西)を眺めると‥
大村海岸ビジターセンター二見港青灯台に‥

父島の中心街となる大村地区・東京からの定期船/おがさわら丸
さらに‥

三日月山大神山に‥

二見漁港赤灯台水産センターが眼下に一望です。

こちらは、北北西の方角‥
二見漁港奥村地区西島兄島が見えます。

北の方角には‥
父島の原生林と兄島
奥にはちょこんと弟島が見える。

さすが、世界自然遺産。
自然だらけだ。

東の方には旭山本峰

そして、南東の方角に旭山南峰

すばらしい眺めだ。
パノラマモードでカシャ!

展望台は急峻な崖の上にあります。
転落しないように注意願います。

大パノラマを堪能しました。
来た道を下山します。

世界自然遺産の小笠原諸島は固有植物の宝庫です。
植物を観察しながら下山しましょう。

ムニンシャシャボン (手前左の低木)
ツツジ科の常緑低木、小笠原固有種です。

テリハハマボウ (登山道を覆う高木)
アオイ科の常緑高木、小笠原固有種です。

ムニンビャクダン
ビャクダン科の熱帯性常緑低木。
小笠原固有種で、絶滅危惧種に指定されています。

オオシケシダ
イワデンダ科に属する常緑シダ。
小笠原固有種です。

ヒゲスゲ
カヤツリグサ科の多年草。
海岸の岩場や砂地などに生える植物で、このように山中に生えるのは小笠原諸島だけだそう。

タマシダ
ツルシダ科に属するシダ植物。
日本では、本州の伊豆半島から九州、南西諸島及び小笠原諸島に分布しています。

山頂から0.4km‥
南峰との分岐点を通過。

タコノキ
タコノキ科の常緑小高木。
小笠原の固有種で、多数の支柱根がタコに似ていることからこの名がつきました。

オオシラタマカズラ
アカネ科の常緑つる性木本。
小笠原固有種で、枝先に白色の花を密につけます。

ムニンシラガゴケ(無人白髪苔)
シラガゴケ科の小笠原固有種。
クッション状に群生する雄株と雌株があるコケで、葉は厚く、乾くと白緑色になります。

山頂から0.6km地点を通過。

オガサワラビロウ
ヤシ科の常緑樹。
小笠原固有種で、葉は屋根の素材になるなど、島民の生活と文化を支えた植物です。

戦争の生き証人‥
戦時中に使われたトーチカ(壕)が見られました。

山頂から20分。
橋を渡って、階段をのぼると‥

ゴール!
旭山展望台駐車場(登山口)に到着です。

登山口から50分もあれば往復でき、お手軽なプチ登山を楽しめました。

《 関連リンクまとめ 》
小笠原観光(有) レンタルバイク
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【散策/離島】小笠原諸島父島.ぶらぶらプチツーリング

ご覧下さいまして誠にありがとうございました。