【見学/離島】ウミガメちゃんに会いにいこう/小笠原海洋センター (東京都小笠原村父島)

■0444・2025年4月13日-18日・小笠原5泊6日-12

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ウミガメの繁殖地として有名な小笠原諸島。
ウミガメやザトウクジラの調査・保全活動を目的とし、無料でウミガメちゃんを間近に観察できる小笠原海洋センターを見学しました。

東京から南へ1,000km!
東京都小笠原村の父島に滞在中。

バイクで父島を巡りがてら、小笠原海洋センターを見学することにしました。

父島プチツーリングの記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。

=小笠原海洋センター=
ウミガメやザトウクジラの調査・保全活動を目的とした施設です。
NPO法人エバーラスティング.ネイチャー(ELNA)が運営しております。

入館料はなんと無料!
見学していきましょう。

小笠原海洋センターの場所は、☝コチラ。

二見港船客待合所から1.7km/徒歩24分ほど。
または、小笠原村営バス:扇浦線.小港海岸行又は循環バスブルーラインに乗って奥村で下車し、徒歩9分ほどで行けます。

展示エリア

=展示エリア=
小笠原の歴史やウミガメの生態と進化、分布状況などを写真やパネルで分かりやすく解説しています。。

ややっ!
これはウミガメの骨格標本ですぞ。

小笠原諸島のアオウミガメの一生。
産卵された卵は2ヶ月ほどでふ化し、本土から沖縄にかけての太平洋沿岸で大きくなります。
そして、大きくなったカメは春になると産卵のために小笠原に帰ってくるそうです。

1,000kmの距離を移動するなんてすごいですね。

飼育エリア

=飼育エリア=
飼育されている実物のウミガメを観察することができます。
何がいるのかな?

海洋センターでは、1歳~20歳以上の幅広い年齢のアオウミガメ・アカウミガメ・タイマイを飼育しています。

アオウミガメのコータくん
2002年うまれの24才。

海洋センターにいたメスのウミガメと野生のオスが交配しうまれたのがコータくん。
うまれた時から海洋センターで生活しています。

アカウミガメのなっちゃん
1989年うまれの37才。

海洋センターで一番大きく、甲長81センチ・体重は70キロもあります。
なっちゃんは海洋センターの人工孵化場で孵化した父島出身です。

タイマイのキイロちゃん
1999年うまれの27才。

八重山諸島黒島の出身です。
とがった口がタイマイの特徴なんだとか。

アオウミガメのアルビノ白変色個(.アルビノ)のマサキチちゃん
2003年うまれの23才。
男の子みたいな名前ですが、女の子です。

アルビノとは、メラニン色素が欠乏して皮膚などが突然異の白変色個体のことです。
マサキチくんは右目が見えないそう。

こちらの水槽では、通年250~300頭の子ガメが飼育されています。

わぁ~、かわいいですね。
2024年4月28日に産卵され、同年6月29日に孵化した赤ちゃんです。
頑張って生きるんだよ。

ちなみに飼育された子ガメたちは、約半年から1年間育てられた後に海に放流されるそうです。

製氷海岸

海洋センター前に広がるビーチは‥

製氷海岸です。
昔、ニチレイの製氷工場があった事から、この名がつきました。
冬は夕日鑑賞のスポットになるんですよ。

小笠原の子供たちが2023年4月22日に描いた防波堤壁画。
なかなかの力作ですぞ。

海洋センターから1.4km‥
もうひとつ海洋生物が観察できる施設、小笠原水産センターがあります。

=東京都小笠原水産センター=
資源保護や養殖漁業の研究を行う東京都の水産試験施設。
プチ水族館になっていて、小笠原に生息している魚類等を見学できます。

小笠原水産センターの記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。

《 関連リンクまとめ 》
小笠原海洋センター
小笠原村営バス
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【見学/離島】南の島のちいさな水族館/小笠原水産センター (東京都小笠原村父島)

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