【散策】桜島がドーン!と見える鹿児島本港の周辺をぶらぶら散歩

■0090・2021年11月15-19日 クィーンコーラル8奄美沖縄.4泊5日-5

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夕方出航のフェリーに乗るまでの時間、鹿児島本港周辺をぶらぶら散歩。
ディスカウントストアや銭湯に立ち寄り、雄大な桜島を港から眺めました。

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

コチラから続いております。

宮崎から特急きりしま号で移動し、鹿児島に着きました。

5代目鹿児島駅

=鹿児島駅=
明治34年開業。
鹿児島本線・日豊本線の終点駅です。
以前は当駅が鹿児島の中心駅でしたが、昭和46年以降、西鹿児島(現.鹿児島中央)駅へ中心駅の機能が移転しています。

42年間親しまれた4代目駅舎は解体され、令和2年2月15日から5代目駅舎が供用開始されました。
駅前広場を整備中です。

JR鹿児島駅前には、鹿児島市電/鹿児島駅前電停があります。

今回は乗らないので、撮影だけ‥
カシャ。

[拡大]

今夜の宿となるフェリー乗り場は、鹿児島駅から1.2km/徒歩15分ほどと、鹿児島中央駅より鹿児島駅の方が近いので下車しました。

出航受付終了17:00まで2時間30分ほどあるので‥
①桜島フェリー
②かごっま温泉
③ニシムタ北ふ頭店
~に、立ち寄りたいと思います。

朽ち果てた街を発見!

こっ、これは‥
朽ち果てたアーケードがありますよ。
屋根が剥がれ、下の看板には落下物注意!の注意喚起があります。

帰宅後に調べてみると‥
ここの住所は易居町(ヤスイチョウ)と言うところで、この朽ち果てたアーケードは白鳩百貨街と言う商店街跡とのことでした。

桟橋通りから見た白鳩百貨街跡。
この左側に‥

ここは鹿児島だけど、信州食堂と言う大衆食堂がありました。
看板には、大衆食堂の定番メニューが書かれていて、昭和の風情がある大衆食堂だったと推測するのですが、もう廃業していました。

白鳩百貨街跡にあった大半の建物は解体され、更地になっていました。
朽ち果てたアーケードや信州食堂跡の建物も時間の問題でしょう。

追記ですが、港に近い盛り場だったこの地‥
かつては、路地の角に女性が立っていて、男性を相手にした商売も行われていたそうです。

銭湯・かごっま温泉

=かごっま温泉=
天然温泉かけ流しの銭湯です。
ここで、ひと風呂浴びていこうと寄ったのですが‥
本日、毎月15日/月1回の定休日でした。

こりゃ残念!

かごっま温泉の位置は☝コチラ。

ニシムタ北ふ頭店

=ニシムタ北ふ頭店=
鹿児島の格安スーパー、ニシムタ。
ここで、食材を仕入れていきましょう。

ニシムタ北ふ頭店の位置は☝コチラ。

火山灰アーティスト展(桜島フェリーのりば)

桜島フェリーターミナルの催事フロアで、火山灰アーティスト KYOCOさんの展示会SAKURAJIMA VOLCANIC ASH ART展が行われていました。

見学していきましょう。

鹿児島の厄介者、桜島の火山灰。
降灰した火山灰は克灰袋に入れて廃棄物処分されます。

そんな火山灰を”身近な存在として、近くにあるのだからもっと楽しもう!と、鹿児島市出身の火山灰アーティスト KYOCOさんが描いた灰グラフティー(桜島の火山灰を使ったアートの作品が展示されています。

=フェリーの窓辺から=
火山灰で繊細なタッチが描かれていますね。
桜島フェリーの窓から眺めた鹿児島本港の沖合防波堤を火山灰で描かれています。

=眺める重富海岸=
鹿児島市内から更に北、霧島錦江湾国立公園の重富海岸はNHK大河ドラマ/西郷どんのロケ地にもなったところです。
実際に松の木が自生していて、遠くに桜島が眺められるところを緻密に描かれた作品は見る人の目を引きつけます。

熊本地震の支援がきっかけで始まった火山灰アート。
この展示会が行われていることは、翌日、KHKで放送されました。

桜島フェリー鹿児島港ターミナルの位置は☝コチラ。

桜島フェリー:桜島丸/サクラエンジェル(1,330t)が来ました。
ニシムタに1時間いたので、今日は乗れません。
残念。

鹿児島本港を散策

=かごしま水族館イルカ水路=
運が良いと、ここで泳ぐイルカを見ることができるのですが、今日もイルカ水路展示は休止中でした。
ここも残念!

=鹿児島旧港北防波堤灯台=
かつてあった北防波堤の先端にあった昭和9年に築造された灯台です。

昭和61年からの鹿児島本港再開発で、北防波堤は埋め立てられましたが、灯台は当時のままウォーターパークに保存されています。
平成20年3月7日、国の登録文化財になりました。

=三島村営船/フェリーみしま=
鹿児島-三島航路に就航する、令和2年5月20日に就航したばかりの1,859総トンの新造船です。

鹿児島本港から眺めた桜島。
いやぁ、いつ見ても雄大だなぁ。

今いるのは、鹿児島本港南埠頭。
対岸の北埠頭には、鹿児島-喜界-奄美航路に就航する、奄美海運/フェリーきかい(2,552t)が停泊しているのが見えます。

船好きとしてはたまらない光景だ。
カシャ。

今夜の宿となるフェリーが発着する鹿児島本港北埠頭に着きました。
この後、フェリーで徳之島へ向かいます。

鹿児島駅に近い鹿児島本港からは、桜島・種子島・屋久島・喜界・奄美・三島・十島への離島航路が発着しており、船に乗る前の買い出しに便利なのが、桜島フェリーのりば近くにあるニシムタです。
豊富な品揃えで、格安にお弁当や総菜・食料品・酒などを販売しています。

また、活発な活動を繰り返す桜島の恵みとして市内の銭湯は温泉であることが多数です。
港の近くには、かごっま温泉と言う銭湯がありますが、定休日にあたってしまいました。

港に近い盛り場だった白鳩百貨街は廃墟となり、その歴史に幕を閉じていました。

旅は、コチラへ続きます。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。