【バス旅】庄内地方から仙台へ便利なアクセス 山交バス [高速]仙台-酒田線 (鶴岡→仙台)

■0184・2022年1月9-13日　やまがた温泉湯治旅.4泊5日-9

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山形県鶴岡から高速バスを乗り継いで東京へ向かいます。
庄内交通(湯野浜温泉→鶴岡)に乗って‥

🚌庄内交通:鶴岡エスモール行
湯野浜温泉.9:00→庄内観光物産館.9:29

鶴岡駅まで乗らず、庄内観光物産館で下車。

庄内観光物産館は、山形道・鶴岡インター隣りにあります。
山形県の特産品・名産品を種類豊富に取り揃えたお土産処/銘品館をはじめとし、日本海の海産物の販売、和食・海鮮料理・郷土料理・庄内ラーメンが食べられる食事処などがある、観光スポットです。

庄内観光物産館から高速バスに乗れます。

夜行なら東京行があるのですが、昼行はありません。
まずは、仙台へ向かいましょう。

➡山交バス・酒田-仙台線 (山交バスHP)

酒田・鶴岡-仙台の高速バスは予約制です。
発車オーライネットで予約しておきましたよ。

酒田仙台線は、発車オーライネットで予約すると、コンビニで決済/発券となります。
事前にファミリーマートで発券しておきました。

￥高速バス(庄内観光物産館→仙台駅) 3,200円

この路線は、宮城交通・羽後交通・庄内交通・山交バスの4社共同運行です。
筆者が乗るのは、山交バス担当便です。

🚌山交バス:酒田夕陽号.仙台駅行
庄内観光物産館.10:25→仙台駅.12:55

車内は4列シート/トイレ付きです。
指定席となっておりますが、ネットでは席を選ぶことはできませんでした。

飛沫感染対策がなされていますね。

WI-Fiつながります。
また、電源はUSBポート仕様となっていました。

バスは定刻に発車。
鶴岡ICから山形自動車道(東北横断自動車道酒田線)に入りました。

それでは、鶴岡→仙台・153km/2時間30分のバス旅を楽しみましょう。

私の席は5番。
前から2列目ドア寄り窓側となり、前の眺望が良いです。

前に除雪車がいて、ノロノロ運転中。

バスは湯殿山へむけて、ぐんぐんと勾配を登っています。

湯殿山ICです。
ここで、山形道は一旦終わります。

湯殿山IC→月山IC/約20kmの区間は高速道路未開通区間となるので、国道112号線バイパス(月山道路)を経由します。

おっ！
路面が白くなってきましたよ。

湯殿山を貫く月山第1トンネル(延長2,620m)を走行中。
このトンネルを境に、山形県庄内地方から村山地方に入ります。

トンネルを抜けると、長い下り坂です。

凍結路の下り坂は普段の倍以上の神経を使いますが、運転士様の巧みな運転によってバスは安全に勾配を下っていきます。

おぉー！
いい眺めだ。

湯殿山ICから20分ほどが経過。
月山ICからバスは再び山形自動車道に入ります。

寒河江川のダム湖、寒河江湖は凍結して真っ白です。

山形平野に向けて、長い下り坂が続きます。
高速に入ったら、路面の雪はなくなりましたね。

寒河江川を渡ります。

勾配が終了し、バスは平野部に入りました。
山形平野です。

仙台へあと77km。

最上川を渡ります。

庄内観光物産館から93.7km/1時間30分。
山形自動車道.山形県山形市/山形蔵王PAで、トイレ休憩です。
トイレ以外何もないPAでした。

※山形蔵王PA.11:55-12:03

山形蔵王PAを出発すると‥
バスは、再び勾配に差し掛かります。

奥羽山脈の山々が迫ってきましたよ。

山形/宮城県境となる笹谷トンネルが近づいてきました。

仙台方面上り線のトンネルは全長3,411mあり、地質や湧水の悪条件に阻まれる難工事のゆえ、昭和50年9月4日に導坑が貫通。
昭和56年4月15日に国道286号の有料道路として開通しました。

山形自動車道に編入されたのは、平成10年7月1日のことです。

トンネル内で県境を越え、山形県から宮城県に入ります。

山形県よ。
さらばじゃ。

トンネルを抜けると‥

そこはまだ、雪国だった。

再び、勾配を下っていきます。

おっ！
雪がなくなってきましたね。
天気も良くなりました。

この1km先にある村田JTCで東北自動車道と合流。
仙台方面へ向かいます。

仙台宮城ICで東北自動車道を出て、仙台南道路に入りました。
青葉山トンネル(全長2,233m)に入ります。

広瀬川を渡り‥

トンネルを抜けると‥

あっ！
いきなり、街に出た。

ご乗車お疲れ様でした。
まもなく、終点 仙台駅前です。

庄内観光物産館から2時間30分。
定刻に仙台駅近くの高速バス降車専用バス停に着きました。

運転士様、ありがとうございました。

山形県庄内地方から仙台へのアクセスは、鉄道だと遠回りで時間とお金がかかり不便でした。
しかし、山形道の酒田延伸によって運行されるようになった高速バスは、鶴岡→仙台2時間30分/3200円と、大幅な時間短縮と運賃も安くなりました。

乗車した日は冬期だったので、積雪による通行止・運休・遅延が懸念されましたが、そんな心配をよそにバスは定時運行でした。
鉄道は前日からの荒天でダイヤが乱れていたようなので、バスの方が軍配があるようです。

なお、本庄・酒田・鶴岡ー仙台線は座席指定なので、予約が必要です。
快適な移動でした。