■0400・2023年11月10日~11日.白樺湖1泊2日-2
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長野県のほぼ中心、茅野市。
諏訪大社御柱祭の木落とし会場や古くからある寒天蔵を巡りながらブラブラと歩いてみました。
※記事中の価格等は、2023年11月のものです。
新宿から高速バスで178km/2時間45分。
長野県茅野市。
中央道茅野バス停に着きました。
中央高速バスの記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。
中央道茅野バス停の場所は、☝コチラ。
長野県茅野市は紅葉真っ盛り。
綺麗ですね。
▼目次
宮川茅野周辺を散策
茅野市は、長野県南信地方の市。
八ヶ岳・白樺湖・蓼科高原・車山など観光資源を多く抱える諏訪地方中部の市です。
茅野市の位置は、☝コチラ。
中央道茅野バス停から茅野駅へは、1km/徒歩15分ほどです。
駅までの歩きがてら、茅野市内の名所を巡り散策することにしました。
では歩きましょう。
茅野市のマンホールは‥
市花リンドウと中央に市章がデザインされています。
今日は、生憎の雨です。
茅野の町中華 宝来軒
=宝来軒=
おっ!
昭和の風情が漂う町中華がありましたよ。
宝来軒の場所は、☝コチラ。
実りの秋ですな。
木落とし公園
昭和53年7月に完成したJR第二学校架動橋をくぐると‥
おぉー!
スキー場みたいだ。
いやいや、スキー場ではありません。
諏訪大社上社御柱祭で、御柱を坂の上から下へ滑り落とす木落しが行われる斜面なのです。
➡諏訪大社御柱祭。
御柱祭・木落としの風景。
活気がありますね。
=木落とし公園=
木落としが行われる斜面一帯は公園として整備されており、敷地内を歩く事ができます。
斜面を登ると‥
駐車場(5台)とバリアフリーの公衆トイレがあります。
木落としが行われる斜面の上部です。
展望台となっており、立入が可能です。
=御柱=
平成22年の大祭に前宮四の御柱で曳行されたご神木。
次の大祭となる平成34年(2022年/令和4年)まで設置されると案内板に記されています。
なお、平成34年(2022年/令和4年)の大祭は新型コロナウイルスにより木落としは行われなかったそうです。
ややっ!
上から見ると、急な斜面ですね。
この急斜面を御柱が一気に下るんです。
長さ約36m・最大斜度27度あるんですよ。
木落とし、上からの風景。
男たちが乗った重量10トン以上もの御神木が急斜面を駆け落ちていきます。
木落としは祭りのハイライトであると共に、死傷者が絶えないことでも有名なのです。
おっ!
特急あずさ30号.新宿行が通過していきましたよ。
斜面脇の歩道を下ります。
公園内には東屋があり、子どもからお年寄りまでが憩える場所となっています。
公園を整備した時、御柱祭の木落としが安全に行えるよう、斜面は水平距離を伸ばし幅を広げ、勇壮かつ安全に木落としが行える斜面にしたそうです。
木落とし公園の場所は、☝コチラ。
茅野駅から850m/徒歩12分ほどです。
上川に架かる上川橋。
宮川茅野地区界隈と茅野駅をつなぐ重要な橋で、1935年(昭和10年)に完成。
今の橋は2019年に架け替えられた2代目ですが、御柱を模した橋の欄干は初代のものが移設されました。
松木寒天蔵
=松木寒天蔵=
板倉4階建て、土壁漆喰仕上げの建物です。
➡松木寒天産業。
松木寒天蔵の場所は、☝コチラ。
古い字体の表記が歴史を感じますね。
増木寒天蔵
=増木寒天蔵=
板倉3階建て、土壁漆喰仕上の建物。
壁の色が黄土色なのが特徴で、色が塗られたのは戦時中だとか。
増木寒天蔵の場所は、☝コチラ。
冬の寒さと適度な乾燥に恵まれた茅野市は、江戸時代から続く寒天作りが盛んで、全国一の生産量を誇り、市内宮川地区には、寒天作りの歴史を伝える寒天蔵などの貴重な建物が残されています。
イリイチ寒天蔵
=イリイチ寒天蔵=
板倉4階建て。
いくつかの窓が漆喰で塗り込まれているのが特徴の板倉4階建て、土壁漆喰仕上の建物です。
➡イリイチ寒天。
イリイチ寒天蔵の場所は、☝コチラ。
鈿女神社
=鈿女神社=
おかめ神社と読みます。
天照大神が天の岩戸に隠れた時、岩戸の前で舞を舞った女神(天鈿女命)を道祖神と祀られるようになったのだとか。
御柱が神殿の周囲に建立されています。
鈿女神社の場所は、☝コチラ。
=伊藤宮=
鈿女神社の近くにある小さな神社です。
三輪社
=三輪社=
三輪社は約810年ほど前の久寿年間、大和国三輪村の三輪神社をこの地にお迎えしたものと伝えられ、宮川茅野・西茅野両区の産土神です。
御祭神は大国主命・稲御魂(ウガミタマ)命・櫛玉命。
画像の拝殿は203年ほど昔の文政三年(1820年)に建築された後、明治41年に改築。
市指定文化財に登録されています。
酉の蔵
=酉の蔵=
千野村(現.茅野)の旦那寺であった千松庵(現.宗湖寺)に、180年ほど前の天保14年(1843年)建設されたとの記録がある酉の蔵。
建築当時の建物の構造は広間と蔵が合体した「建てぐるみ」という形式を採っていた板倉であり、昭和40年に三輪社境内に解体移転をした際に「蔵」のみになりました。
改築にあたり、柱など主要なものについては江戸時代からの資材が利用できるものは使用されたそうです。
やしろ夢ひろば
=やしろ夢ひろば=
宮川かんてんぐら・三輪社・伊藤宮・鈿女神社に囲まれた広場です。
やしろ夢ひろばの場所は、☝コチラ。
宮川かんてんぐら
=宮川かんてんぐら=
この建物は、昭和初期、岡谷に在った繭蔵を移築し寒天倉庫として使ってきたものです。
寒天倉庫としての役目を終えたこの寒天蔵を、平成21年、多目的ホールに改築。
現在は音楽をはじめとする様々なイベント等で使用しています。
宮川かんてんぐらの場所は、☝コチラ。
小さな木だけど、見事な紅葉だ。
丸井伊藤商店
=丸井伊藤商店=
茅野で信州味噌の製造販売を行う味噌蔵です。
貧乏神神社が敷地内にあります。
丸井伊藤商店の場所は、☝コチラ。
食事処 やまと
=食事処やまと=
茅野市内の大衆食堂です。
メニューはご覧の通り。
定食・丼物・ラーメン・そば・うどんなどを取り揃えています。
食事処やまとの場所は、☝コチラ。
梅月 (菓子店)
=梅月=
昭和8年創業の老舗菓子店。
信州諏訪地方の優れた寒天の塩羊羹など、生菓子や信州の特産品を使った菓子を製造販売しています。
梅月の場所は、☝コチラ。
上川橋から茅野駅へ
=上川=
八ヶ岳連峰の冷山を源とし、諏訪湖へ流出する天竜川系一級河川です。
=諏訪大社鳥居=
この大鳥居の向かい側に‥
JR茅野駅があります。
茅野駅ビル/Mont-8(モンエイト)2階。
お土産店/モン蓼科と観光案内所/ちの旅案内所があります。
ちの旅案内所ではレンタサイクルをやっていますよ。
ちの旅案内所の場所は、☝コチラ。
茅野駅モンエイトビル
茅野駅東口のロータリーには、C12形蒸気機関車67号機(昭和7年製造)が展示されています。
今宵の宿は白樺湖。
茅野駅から白樺湖ビューホテルの送迎バスに乗って、宿へ向かいました。
白樺湖ビューホテルの記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。
〈 関連リンク 〉
・諏訪大社御柱祭
・松木寒天産業
・イリイチ寒天
・丸井伊藤商店
・梅月
・モン蓼科
・ちの旅案内所
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【バス旅】中央高速バス 京王3851便 (新宿→茅野) 乗車記
【宿泊】信州長野県茅野市/白樺湖ビューホテル (伊東園ホテルズ) 宿泊記 作成中
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