■0373・2023年9月6日~8日.北海道2泊3日-8/13
ご訪問下さいまして、誠にありがとうございます。
乗り物系・温泉・登山などの旅と食事系のブログ、シクタン.comと申します。
今から570年ほど前に木こりが湧き湯を見つけ、後に小さな祠を建て薬師如来を祀った湯の川温泉発祥の地とされる湯倉神社。
早起きして、散歩がてら参拝しました。
※記事中の価格等は、2023年9月現在のものです。
ここは北海道函館市。
湯の川温泉にやって来ました。
▼目次
湯の川 大寿し
=湯の川 大寿し=
函館市電/湯の川温泉電停前で30年以上の歴史を持つお寿司屋さんです。
メニューが掲示されていたので、今後の参考にと撮影。
湯の川 大寿しの場所は、☝コチラ。
湯の川温泉電停から、70m/徒歩1分です。
湯の川観光ホテル 祥苑
この日は、湯の川観光ホテル祥苑 (伊東園ホテルズ)に宿泊。
湯の川観光ホテル祥苑の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。
翌朝。
朝のお散歩として、湯倉神社へ行ってみることにしました。
では、歩きましょう。
函館市のマンホールは‥五稜郭跡(国特別史跡)と旧函館区公会堂(国指定重要文化財)のコラボデザイン。カラーバージョンや他にも色々なデザインマンホールがあります。
大盛湯
= 大盛湯 =
湯の川温泉にある銭湯。
お湯はもちろん天然温泉で、’オオモリユ’ではなく、’タイセイユ’と言うそうです。
大盛湯の場所は、☝コチラ。
函館市電/湯の川電停から150m/徒歩2分です。
湯倉神社
湯倉神社に着きました。
ちょうど、お祭り「湯倉神社例大祭」の真っ最中。
湯倉神社の例大祭は、毎年九月七日と八日の二日間行われ、今日9月8日は本祭が行われるみたい。
時間的にお祭りは見れなくて、残念!
=湯倉神社=
今から406年前の元和三年(1617年)には湯座に薬師如来を祀っていたとされる湯川村薬師堂が今の湯倉神社です。
昭和16年(1941年)に現在の社殿が造営され、街の発展と共に現在に至っております。
【公式】 湯倉神社
湯倉神社の場所は、☝コチラ。
函館市電/湯の川電停から240m/徒歩4分です。
湯倉温泉神社境内案内図。
では、参拝しましょう。
=狛犬=
境内案内図では大正9年のものとあるけど‥
どう見ても、これ新しいですね。
=大鳥居=
今の鳥居は、昭和63年に建てられたもの。
大例祭の際中なので境内には出店が並び、おこぼれを狙うカラスが徘徊中。
社務所・てまりうさぎ
=社務所=
昭和59年建造。
右隅には赤い四角形の丸窓の「てまりうさぎ」があり、お参りいただいた皆様に「ハレ」を感じていただこうと、「てまり」と「うさぎ」をモチーフにし新たな縁起ものとして作成されました。
社務所では、函館にちなんだイカすおみくじ(300円)があり、運勢を占えます。
御神木・余興場・神輿殿
=御神木=
湯倉神社に鎮座するイチイの御神木。
樹齢370年を誇る湯川一の古木で、函館市の保存樹です。
=余興場=
旧社殿で、昭和16年に建てられたものなんだとか。
=神輿殿=
奉納されているお神輿。
今日は大祭だから出番ありそう。
みこし蔵にある小槌。
大己貴神(大黒様)にちなんだ、開運招福・諸願成就・健康長寿・身体堅固の御利益がある小槌。
中央の大きい小槌を振ってみたら、重い!
御本殿・なでうさぎ
=御本殿=
現在の御本殿は、昭和16年(1941年)に造営。
神社の代表的な建築様式の一つ「流造」で建てられたものです。
御本殿の裏。
本殿・拝殿(手前)とつながっております。
匠の技が注がれた建物は、築82年が経過した今もその姿を留め、荘厳な雰囲気が漂っています。
=なでうさぎ 神兎=
湯倉神社創建360年(平成26年)を記念し御神前に設置。
御祭神の大己貴神(大国主神)と’うさぎ’は御神縁深いことから、神話「因幡の白うさぎ」に因み、御祭神の御神徳を広く御参拝の皆様にお受け頂きたいとの願いがあるそうです。
豊受稲荷神社
=豊受稲荷神社=
古くより湯川地区の衣食住の神様として篤い信仰を集めているお稲荷様。
御神徳は、商売繁盛・五穀豊穣・産業発展・火災・災難除け。
御鎮座の経緯や時期の詳細は不明なんだとか。
日吉神社
=日吉神社=
明治初期かその以前、 滋賀県大津の比叡山「日吉大社」の分霊を祀る「社」を現在の函館市日吉町4丁目に、大阪からの入植者が建てたとされる神社。
今の祠は昭和45年に造営。
道路新設拡幅工事により、日吉町から移設されました。
湯川忠魂碑・コンブ碑・水琴窟
=湯川忠魂碑=
日清・日露戦争に出征し、国事に殉じた同地区の戦没者らの慰霊顕彰の為の石碑。
この忠魂碑は、旧湯川村の有志でつくる帝国在郷軍人会湯川村分会が、戦没者の為に明治44年に現在の市民会館付近に建立されたものを昭和33年に湯倉神社に移されたものです。
=コンブ碑=
湯の川地区の昆布養殖に成功した坂田孫六を称えて大正5年に建てられた碑。
正式には、坂田翁遺徳碑と言うそうです。
=水琴窟=
日本庭園独自のものとして、江戸時代後期に確立されたとされる水琴窟。
水琴の残響に耳を傾け、侘び・寂びの風情を味わえます。
湯倉の大銀杏・湯の川温泉発祥の地碑
=湯倉の大銀杏=
樹齢220年といわれる湯倉神社の御神木。
木の大きさ、樹齢共に函館一を誇る巨木です。
銀杏は、古くから日本で健康長寿・子孫繁栄など縁起のいい植物として扱われているんだとか。
=湯の川温泉発祥の地碑=
湯の川温泉は今から570年前の享徳2年(1453年)に、木こりが湧き湯を見つけ、負傷した際に腕の痛みを湯治して癒していたのが湯の川温泉の発祥と言われています。
湯の川の語源は、アイヌ語の「ユ(湯)+ペツ(川)」に由来しているというのが定説なんだとか。
この碑は、湯の川温泉の発祥を記念して昭和22年9月に湯川倶楽部によって建てられました。
50分ほど歩いて‥
湯の川観光ホテル祥苑に戻りました。
= 関連リンク集 =
・湯倉神社
・湯の川 大寿し
・湯の川観光ホテル祥苑
・大盛湯
————————————————–
【宿泊】北海道函館 湯の川温泉/湯の川観光ホテル 祥苑 (伊東園ホテルズ) ②宿泊記
ご覧くださいまして、誠にありがとうございました。