【鉄旅】昭和25年から75年も活躍する箱根登山電車の旧型電車に乗ろう

■0072・2021年10月21-22日 箱根宮ノ下温泉1泊2日-3

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箱根1泊の思いつき旅‥
昭和25年から75年活躍する、箱根登山電車の旧型電車に乗ってみましょう。

箱根登山電車(宮ノ下→箱根湯本)

 ▲出典・箱根登山鉄道株式会社

箱根登山鉄道は、箱根登山電車/小田原-強羅(15.0km)の鉄道線と、箱根登山ケーブルカー/強羅-早雲山(1.2km)の鋼索線の山岳鉄道です。

これから、宮ノ下➡箱根湯本の区間で旧型電車に乗ります。

令和元年10月12日の台風19号(令和元年東日本台風)により、道床流出や橋梁流出などが発生した蛇骨川橋梁です。
懸命な復旧作業が進められ、不通となった箱根登山鉄道は、9ヶ月ぶりに全線開通しました。

あの高さから土砂が崩れ、線路を押し流しました。
自然の脅威を感じますね。

強羅行きの電車が通過していきます。
こうして見ると電車が斜めになっており、きつい勾配を登っているのがわかります。

ガタンゴトン‥
続いて、箱根湯本行が通過します。

箱根登山電車・宮ノ下駅です。
ここから登山電車に乗ります。

電車が来ました。
平成元年に登場した、2000形.サンモレッツ号です。
スイスレーデッシュ鉄道との姉妹提携にちなんで、サンモレッツ号として親しまれているそうです。

旧型電車に乗りたいので‥
運用がわからず、いつ来るかわかりませんが、旧型電車を待ちます。

あっ!
強羅行の電車が来ましたよ。

昭和56年登場の1000形ベルニナ号。
鉄道友の会からブルーリボン賞を受賞した栄誉ある電車です。
この編成は、デビュー当時の塗装車ですね。

昭和25年生まれ、車齢75才のモハ1形電車

次の電車が来ましたよ。

あっ!
あれは‥

おぉー!
お目当ての旧型電車が来ました。
1本待ちで来るとはラッキー!

🚋箱根登山:箱根湯本行
宮ノ下:10:49→箱根湯本.11:17
[乗]箱根登山:104

車番104号車に乗りました。
日の字の窓が今となっては貴重な形だ。

このつまんで窓を開けるシステムも絶滅器危惧種。

箱根の山は天下の険♪
登山電車はガタンゴトンと山を下っていきます。

大平台に停車。
この駅はスイッチバックなんです。

列車交換で5分停車。
ここで、撮影タイム。

左からもカシャカシャ。
この古さがいいねぇ。

=撒水装置=
箱根登山鉄道では、各車両両端部に容量360Lの水タンクを設け、レールと車輪の間に撒水することによってレール磨耗を防いでいます。
急カーブや勾配の多い登山電車ならではの設備です。

昭和25年生まれの71才。
私より大先輩だ。

客室と乗務員室を仕切るドアがまた、アンティークに見える。

沿線のハイライト。
早川橋梁(出山の鉄橋)全長61mを渡ります。

宮ノ下から28分。
箱根湯本に到着。

旧型電車は、残り3両だけとなったそうです。
この先も現役で頑張ってほしいな。

箱根登山電車(箱根湯本→小田原)

箱根湯本からは一般電車です。

以前、小田原-箱根湯本は、強羅からの登山仕様電車が運行されていましたが、平成18年3月18日から小田急車で運行されるようになりました。

🚋箱根登山:小田原行
箱根湯本.11:25→小田原.11:41
[乗]箱根登山:1067

箱根湯本から16分。
箱根登山鉄道の終点、小田原に到着しました。

小田原→横浜・JRより安く行ける小田急+相鉄

さて、これから向かうのは横浜で、東海道線で行くのが一般的なのですが‥
同じ敷地内の小田急線に乗り換えます。

その訳は、小田原→横浜の運賃はJRだと990円。
JRより時間かかりますが、小田原→海老名→横浜のルートで小田急+相鉄を乗り継ぐと、ICカード運賃776円と、JRより214円安く行けるんです。

あっ!
特急ロマンスカーはこね110号.新宿行が来ましたよ。

小田急70000形 Graceful Super Express (GSE)。
2018年3月デビューの、最新型ロマンスカーです。

私が乗るのは、コチラの電車。
令和2年3月にデビューした、新しい小田急5000形です。

🚋小田急:急行.新宿行
小田原.11:55→海老名.12:38
[乗]小田急:5004

小田原から43分。
海老名に到着。

海老名から相鉄で横浜へ向かいます。

ヨコハマネイビーブルー色を纏った相鉄20000系です。
最速の特急電車(無課金)に乗りましょう。

🚋相鉄:特急.横浜行
海老名.12:54→横浜.13:20
[乗]相鉄:20004

海老名から26分。
横浜に到着して、終了です。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。