■0322・2023年3月27日~30日..日本海クルーズ&新玉川温泉.3泊4日
ご訪問下さいまして、誠にありがとうございます。
乗り物系・温泉・登山などの旅と食事系のブログ、シクタン.comと申します。
秋田県新玉川温泉と日本海クルーズを楽しむ旅を体験しました。
本記事は、JR東日本のびゅうダイナミックレールパックを使った体験記です。
ご覧頂けましたら幸いです。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
※記事中の価格等は、2023年3月のものです。
▼目次
JR東日本びゅうダイナミックレールパック
JR東日本びゅうダイナミックレールパック
出発当日まで予約可能なJR+新幹線+宿泊のセットプランです。
大変お得なので、過去の記事で幾度か登場しています。
急に休みがとれたので、検索してみると‥
全国旅行支援の枠がいくつかの県で残っているではありませんか。
そこで、新日本海フェリーでクルーズを楽しみ、秋田県の温泉に泊まろうと検索を進めると‥
おっ!
新幹線(東京→新潟/田沢湖→東京)+新玉川温泉1泊2食付きが、32,900円でありましたよ。
これを予約しましょう。
さて、これらを個別に手配すると‥
・上越新幹線とき39号(東京都区内→新潟)が、えきねっとEチケットで10,960円。
・新玉川温泉1泊2食1名1室 16,500円。
・秋田新幹線.こまち24号(田沢湖→東京都区内)が、えきねっとEチケットで16,310円。
合計43,770円となり、14,870円安くなって‥
更に全国支援で5.000円の給付が受けられたので、実質の支払いは27,900円!
合計19,870円も安くなりました。
ダイナミックレールパックの特徴は、単純往復でなく、往路着駅・復路発駅が異なってもOK。
出発と帰着は同駅でなくてはなりません。
そこで、今回は東京都区内から往路新潟着・復路田沢湖発とするプランとしました。
赤い線がダイナミックレールパックでの適用区間です。
上越新幹線/とき341号 (東京→新潟)
一日の労働を終えて‥
東京都千代田区/東京駅にやって来ました。
今回も、ジャン!
上越新幹線のチケットを正規運賃料金より安くゲットしましたよ。
ただし、乗車変更・列車変更はできないので、乗り遅れたらアウトです。
ご注意願います。
富裕層向け高速鉄道の改札へ。
これまで、筆者の収入と身分では滅多に乗れなかった高額な新幹線ですが、ダイナミックレールパックのお陰で、この改札を通れるようになりました。
=上越新幹線:とき341号.新潟行=
北陸新幹線金沢開業に向けて開発されたE7系新幹線電車です。
上越新幹線では2019年3月16日から活躍するようになりました。
🚄上越新幹線:とき341号.新潟行
東京.18:52→新潟.20:59
[乗]JR東日本:E726-520
18:50
発車2分前‥
乗り遅れたら帰宅決定となります。
では、乗りましょう。
筆者が利用するのは、言うまでもなく‥
グランクラスやグリーン車ではなく、普通車です。
ダイナミックレールパックは座席の指定ができませんが、ネット申込み時に窓側・通路側と車両の端か中央かの希望は入力できます。
定刻に東京駅を発車。
東京→新潟333.9km/2時間7分の鉄旅です。
夕食のお支度が整いました。
品川駅近くの京急ストアでお弁当を買っておきましたよ。
■葉山鳥ぎん監修 春の塩焼鳥重‥646円
■中華春雨サラダ(玄米黒酢)‥20%引170円
三浦半島にある釜飯の名店/葉山鳥ぎん監修 春の塩焼鳥重。
春を感じるお弁当ですね。
これで646円とは、安いな。
■葉山鳥ぎん監修 春の塩焼鳥重‥646円
・鶏昆布だしご飯
・焼鳥
・野菜入り鶏団子
・錦糸卵
・ふき煮
・人参煮
・菜の花
・おぼろ
・筍煮
・うずら卵
・椎茸煮
東京から1時間。
新潟県に入り、越後湯沢に停車。
東京から1時間で新潟県内に入るとは、新幹線は早いね。
東京から333.9km/2時間7分。
終点の新潟に到着。
半世紀に渡って新潟駅の象徴だった新潟駅万代口駅舎(昭和38年築)は、高架化再開発事業により解体されてしまい、跡形もなくなってしまいました。
新潟駅の場所は、☝コチラ。
この後、新日本海フェリー/ゆうかりに乗って新潟→苫小牧→秋田と、2泊3日の日本海クルーズを楽しみます。
奥羽本線普通列車 (土崎→秋田→大曲)
ここは、秋田県のJR奥羽本線/土崎駅です。
新潟に着いてから3日後‥
日本海クルーズを堪能し、秋田港から歩いてやって来ました。
これから、今夜の宿泊地となる新玉川温泉へ向かいます。
土崎駅の場所は、☝コチラ。
土崎→田沢湖を鉄道で移動するのですが、運賃はダイナミックレールパックに含まれておりません。
土崎→田沢湖の運賃は1,690円。
これを、土崎→大曲990円と大曲→田沢湖680円に分割すると、合計1,670円と、20円安くなりました。
土崎→大曲(58.8km/1時間6分)は、普通列車で向かいましょう。
おっ!
これは、国鉄時代に大阪万博輸送を念頭に臨時/団体列車用に新製された急行用12系客車ですぞ。
今ではすっかり珍しくなりましたね。
普通.秋田行が来ました。
発進加速時だけディーゼルエンジンの動力で、走行時は直結駆動された発電機によって発電供給された電力によって走る最新鋭気動車のGV400系です。
🚃普通1634D.秋田行
土崎.9:16→秋田.9:25
[乗]JR東日本:GV-E401-21
土崎から7.1km/9分。
秋田県の県庁所在地、秋田に到着。
男鹿線で活躍するACCUM(EV-E801系)と言う電車。
蓄電池駆動電車システムを採用した電車で、非電化区間となる男鹿線(追分-男鹿)は蓄電池の電力で走るんだそうです。
次に乗るのは、東北鈍行のエース/701系。
オールロングシートで製作費を抑えられた電車なので、走るプレハブと呼ばれている奴だ。
🚋普通436M.湯沢行
秋田.9:33→大曲.10:22
[乗]JR東日本:クモハ701-18
奥羽本線/神宮寺→大曲。
のどかな田園地帯を快走!
プレハブ電車と呼ばれても、走りはキビキビしている。
奥羽本線/神宮寺→大曲。
玉川を渡ります。
これから向かう新玉川温泉よりさらに奥まった秋田/岩手県境に位置する太深岳を水源とし、この鉄道橋より少し下流で雄物川と合流する延長103kmの一級河川です。
大曲駅
秋田から51.7km/49分。
秋田県大仙市、大曲に到着。
JR/大曲駅です。
逓信省(後の国鉄)奥羽北線の駅として明治37年(1904年)12月21日に開業。
今の駅舎は鈴木エドワード設計による施工による橋上駅舎で、秋田新幹線開業より4ヶ月弱遅れての平成9年(1997年)7月20日から供用開始。
翌年に、建築.環境デザイン部門として通産省グッドデザイン賞を受賞しました。
大曲駅・駅名の由来は、☝コチラ。
秋田県大曲と言ったら「大曲の花火」が有名ですね。
全国から選抜された一流の花火師たちが日本一の座を目指し、精魂込めて制作した花火を打ち上げる花火競技大会で、国内で最も権威のある大会なんだとか。
日本三大花火大会(新潟県長岡・茨城県土浦・秋田県大曲)のひとつでもあります。
おぉー!
ポスターで見ても、こりゃすばらしい。
駅前西口にある花火玉のモニュメント。
花火の街を実感しますね。
大曲駅独自の駅弁はありませんが、秋田県の駅弁を売っていたよ。
①サキホコレ弁当‥1,280円
②秋田牛と岩手黒豚とあきたこまちのお弁当‥1,400円
③こだわりの鶏めし‥1,200円
④比内地鶏 鶏めし‥1,300円
⑤鶏めし弁当‥950円
⑥特製牛めし‥1,100円
①②③⑥は、秋田駅/関根屋調製の駅弁。
④⑤は、大舘駅/花善調製の駅弁です。
新幹線車内ではお弁当の販売がないので、ここで買っておくと良いですね。
大曲駅の場所は、☝コチラ。
大曲駅は盛岡から75.59km、田沢湖線の終点駅です。
田沢湖線は秋田新幹線にもなっているので、在来線・新幹線双方の電車が走ります。
田沢湖線の普通列車。
東北鈍行のエース701系ですが、秋田新幹線用に改軌された標準軌(1,435㎜)仕様車で、一部クロスシートとなっています。
秋田新幹線/こまち18号 (大曲→田沢湖)
さて、大曲→田沢湖は35.5kmほどで在来線/田沢湖線の普通列車なら運賃680円で済むのですが、本数がメチャ少なく、並行する路線バスもないので、新幹線に乗るしか選択肢がありません。
それにしても新幹線指定席1,490円とは、運賃の2倍以上!
高いですね。
そこでジャ.ジャン!
秋田新幹線は全車指定席なのですが、在来線区間となる盛岡-秋田は特定特急券(立席)があります。
通常の指定席新幹線券より730円安いので、このきっぷを1,440円で購入。
おぉー
キタ.キタ。
赤い新幹線E6系/こまち18号に乗るよ。
🚄秋田新幹線:こまち18号.東京行
大曲.10:39→田沢湖.11:06
[乗]JR東日本:E625-21
特定特急券は立席とありますが普通車空席に座ることができまして、指定席券をお持ちの方が来たら席を譲るルールとなっています。
田沢湖まで空席である事を祈り、ここに座りましょう。
広大な農地を眺めながら走行中。
秋田新幹線は既存の在来線、田沢湖線(盛岡-大曲)と奥羽本線(大曲-秋田)を改軌し、新幹線と直通運転をできるようにした方式でミニ新幹線と呼ばれていますが、全国新幹線鉄道整備法の定義では新幹線でなく在来線の分類となり、この区間の最高速度は130km/hに抑えられているんだとか。
=おばこライスターミナル=
秋田県.大仙市/仙北市と仙北郡美郷町の一部を管轄とする秋田おばこ農業組合(JA秋田おばこ)の米集荷施設で、壁面には女性JA職員が原案の公式キャラクター/おばこ娘が描かれています。
※東北地方の方言で、少女や娘をおばこと言うそうです。
大正12年(1923年)8月31日に開業した刺巻を通過。
大曲から35.5km/29分。
秋田県仙北市、目的駅となる田沢湖に着きました。
田沢湖駅の場所は、☝コチラ。
新玉川温泉
田沢湖駅から路線バスで1時間強。
新玉川温泉に宿泊します。
ダイナミックレールパックで宿泊した「新玉川温泉」の記事は、☝コチラ。
ご覧いただけましたら幸いでございます。
秋田新幹線/こまち24号 (田沢湖→東京)
新玉川温泉を満喫して、田沢湖駅に戻って来ました。
これから東京へ帰ります。
ジャーン!
帰りは、JR東日本びゅうダイナミックレールパック利用で秋田新幹線なのだ。
復路も乗車変更・列車変更はできないので、乗り遅れたらアウトです。
注意して下さいね。
おっ!
秋田新幹線/こまち17号.秋田行が来ましたよ。
続いて、キタキタ。
楽しい旅から現実の世界に引き戻す、東京行の秋田新幹線:こまち24号だ。
🚄秋田新幹線:こまち24号.東京行
田沢湖.13:11→東京.16:04
[乗]JR東日本:E625-7
定刻に田沢湖駅を発車。
田沢湖→東京575.4km/2時間53分の鉄旅を楽しみましょう。
奥羽山脈を貫く仙岩トンネルを通過すると‥
そこは岩手県。
今日は快晴。
日本百名山の一座である八幡平が一望です。
雫石駅の手前で、葛根田川を渡ります。
あっ!
あの山は‥
ズームしてみましょう。
日本百名山の一座で、岩手県の名峰である岩手山が姿を見せてくれました。
前に来た時は姿を見せてくれなかったので、今回はラッキー!
ゴオォォォー
盛岡で新青森始発の東北新幹線3024B/はやぶさ24号を併結。
高規格線となる東北新幹線をガンガン飛ばします。
田沢湖から223.6km/1時間18分。
東北の都、宮城県仙台市の仙台に停車。
山形新幹線に導入される新型新幹線車両/E8系が試運転を行っていました。
営業運転は2024年春ごろだそうです。
仙台を発車。
車窓に見えるのは仙台市太白区の大年寺山です。
山上には平成19年度の仙台市都市景観賞・都市景観大賞を受賞したテレビ塔/ミヤテレタワーが見えます。
福島を通過。
吾妻小富士を中心とした吾妻連峰の山々を一望。
田沢湖から575.4km/2時間53分。
東京に着きました。
今回は、東京→新潟・田沢湖→東京とちょっと変則的なルートでしたが、JR東日本のびゅうダイナミックレールパックだと、このように周回コースもできるので利用価値が高かったです。
値段も個別に手配するよりかなりお得!
さて、次はどこに行こうかな‥
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。