■0259・2022年11月14日-11月18日..神戸/宮崎/大分/大阪.4泊5日-15

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乗り物系・温泉・登山などの旅と食のブログ、シクタン.comと申します。
宮崎から大分へ移動。
この区間は特急にちりん号が便利‥と言うより、他の公共交通機関の選択肢が無に等しいので、九州ネットきっぷを使って特急にちりん10号に乗ってみました。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
▼目次
宮崎駅

ここは九州、宮崎県の宮崎駅です。

西九州新幹線(武雄温泉-長崎)が開業したJR九州。
お祝いモード一色です。

宮崎のソウルフードと言ったら、うどん。
駅ビル内には、宮崎うどんの老舗/三角茶屋 豊吉うどんがありますよ。
三角茶屋 豊吉うどんの記事は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
九州ネットきっぷ

宮崎→大分への移動は鉄道が便利です。
JR九州ネット予約で購入できる’九州ネットきっぷ’を購入しておきましたよ。
正規運賃/特急料金購入すると‥
・乗車券/宮崎→大分.4,070円
・特急指定席券/宮崎→大分.2,930円
上記合計7,000円です。
これが、JR九州ネットきっぷだと‥
・乗車券/鹿児島中央→大分.4,070円
・特急指定席券/宮崎→大分.1,170円
合計5,240円となり、1,760円お得になりました。

予約したきっぷを発券。
このきっぷ、発車6分前まで予約できるんです。
特急にちりん10号(宮崎→大分)

特急にちりん10号に乗ります。
(博多)行となっていますが、大分で接続する特急ソニック号に乗り継いで行くようになります。
余談ですが、宮崎→博多は乗り換えなし5時間弱/通常運賃6,000円の高速バス。
宮崎交通と西鉄が運行するフェニックス号もあります。

特急にちりん10号がキタキタ。
787系と言う電車だ。
🚈特急5010M にちりん10号.大分行
宮崎.12:25→大分.15:47
[乗]JR九州:クロハ786-6

特急.にちりんと言ったら、昔は博多から大分・宮崎の日豊本線を経由して西鹿児島(現.鹿児島中央)へ545kmを走る特急列車でしたが、運行区間がぶった切られて、今は宮崎-大分のローカル特急となりました。
では、乗りましょう。
筆者が利用するのは、グリーン車‥

‥ではなく、普通車です。
この列車、1両の中にグリーン車と普通車が半々となっております。

特急にちりん10号 大分行は、宮崎を定刻に発車。
九州の東海岸に沿って、宮崎→大分207km/3時間22分の鉄旅です。
日豊本線/宮崎県 (宮崎→市棚)

日豊本線/日向新富→高鍋。
海が見えてきました。
地図上では列車は海岸線に沿って走るのですが、大半の区間は防砂林で視界が遮られ、海が見えるのはごく一部なのです。

日豊本線/都農→東都農。
日豊本線に平行して高架線が見えます。
あれは、昭和52年から供用されたる磁気浮上式鉄道(超電導リニア)の実験線跡です。
山梨実験線の完成により平成8年、リニア実験線の役目は終えています。

日豊本線/日向長井→北川。
北川を渡ります。

北川に運転停車。
日豊本線/延岡-佐伯は、普通列車の運転本数が延岡→佐伯.朝1本・夜1本の計2本。
佐伯→延岡.朝1本だけしか走っていません。
青春18きっぷで旅するには、難易度の高い区間なのです。

だんだん山深くなってきました。
下に見える橋は、昭和51年に架橋された深瀬橋です。
四国の四万十川でよく見られる沈下橋(潜水橋)で、この流域では台風や梅雨時期の豪雨により毎年のように度重なる水害を受けてきたのですが、予算や材料の確保が困難であった時代背景から技術的に施工が比較的容易で費用も安く済む沈下橋(潜水橋)での整備がなされてきたそうです。

宮崎/大分県境の宮崎側、市棚を通過。
市棚駅は宮崎県延岡市北川町川内名にある、大正12年7月1日に開設されました。
宮崎県では最東端かつ最北端の駅だそうです。
日豊本線/宮崎.大分県境 (宗太郎越え)

左から流れる鎧川と、上から流れる小川の合流点。
この下流で北川と名を変え、延岡市内で日向灘に注ぎます。

日豊本線では、宮崎県側/市棚駅から大分県側/宗太郎駅を経て重岡駅までの区間が宗太郎越えと呼ばれる難所です。
鎧川の渓谷を渡ると‥

このあたりが、宮崎/大分県境です。

列車は大分県に入りましたよ。

宮崎/大分県境の大分側、宗太郎を通過。
当駅は大正12年12月15日、宗太郎信号場として大分県佐伯市宇目大字重岡に開設。
昭和22年3月1日、駅に昇格となりました。
日豊本線/大分県 (宗太郎→大分)

宗太郎峠を越えた列車は、佐伯へ向かって勾配を下っていきます。

日豊本線/狩生→浅海井。
海が見えてきましたよ。
対岸の島は、大入島です。

大分川を渡ると‥

宮崎から207km/3時間17分。
大分に到着しました。
宮崎と大分を結ぶ特急にちりん号。 以前は博多から大分・宮崎と日豊本線を経由して鹿児島へ行く特急列車でしたが、今は宮崎-大分のローカル特急として、東九州の県庁所在地を結ぶようになり、この区間は競合する高速バスがなく、日豊本線/延岡-佐伯の県境区間の普通列車が1日1~2本しかないので、特急にちりん号の独断場です。 なお、特急にちりん号では、車内販売・車内自販機はありません。 運賃/料金面については、JR九州ネットきっぷが発車6分前まで予約でき、お得です。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。