■0366・2023年9月6日~8日.2泊3日-01
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乗り物系・温泉・登山などの旅と食事系のブログ、シクタン.comと申します。
かつては、東京-九州を結ぶブルートレイン/寝台特急だったはやぶさ号。
今は東北新幹線の速達列車として活躍中ですが、正規運賃だと高いですね。
そこで、今回もJR東日本/びゅうダイナミックレールパックを使って、東京-新青森.往復+湯の川温泉宿泊1泊プランを利用してみました。
【鉄旅】列車と宿泊がセットでおトク!JR東日本びゅうダイナミックレールパック(2022年12月21配信)と類似した内容で恐縮ですが、ご覧頂けましたら幸いです。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
※記事中の価格等は、2023年9月現在のものです。
北海道の函館へ。
東京駅から旅が始まります。
▼目次
JR東日本・びゅうダイナミックレールパック
今回も労働を終えてから、ひとまず新青森へ向かうのですが‥
毎度の事ながら旅程を組んだのが直前なので、JR東日本えきねっとの割引きっぷはすでに完売。
東京→新青森は、片道17,470円!
筆者の収入と身分では高額です。
そんな時、おトクなのが‥JR東日本びゅうダイナミックレールパック。
JR+新幹線+宿泊がお得になるセットプランで、なんと!当日まで予約可能なのです。
新幹線(東京→新青森→東京)+湯の川温泉ホテル1泊夕食付きが28,500円!
ちなみに1泊2食付きプランだと29,800円。
今回は、夕食のみプランで予約します。
さて、これを個別に手配すると‥
・乗車券(東京都区内-新青森)往復 10,340×2=20,680円
・新幹線はやぶさ号.普通車指定席特急券往復 7,310×2=14,620円
・湯の川観光ホテル1泊夕食1名1室 7,898円
上記合計43,198円が14,698円ほど安くなりました。
てな訳で、ジャン!
東北新幹線のチケットを正規運賃料金より安くゲットしましたよ。
ただし、乗車変更・列車変更はできません。
乗り遅れたらただの紙切れとなるのでご注意願います。
富裕層向け高速鉄道の改札口。
これまで新幹線は筆者の収入と身分では滅多に乗れませんでしたが、びゅうダイナミックレールパックのお陰で乗る回数が増えました。
東北新幹線/はやぶさ45号 (東京→新青森)
筆者が乗る列車は‥
東北新幹線/新青森行の最終列車、はやぶさ45号です。
東北新幹線.E5系新幹線電車(右)。
長さ15mのフロントロングノーズがひときわ目を引きますね。
🚄東北新幹線3045B:はやぶさ45号.新青森行
東京.20:16→新青森.23:37
[乗]JR東日本:E525-24
20:15
発車1分前‥
乗り遅れたら即帰宅決定です。
さっさと、乗りましょう。
4号車4E席は‥
あっ、ここですね。
ダイナミックレールパックは、座席の指定ができませんが、ネット申込み時に窓側・通路側と車両の端か中央かの希望は入力できます。
毎度の事ですが‥
グランクラスやグリーン車ではなく、普通車です。
各席には、テーブル・カップホルダー・網ポケット・コンセントを装備。
車内誌トランヴェール。
18きっぷの旅では、まずお目にかかれない。
普通車でも足下、広いね。
シートピッチは1040㎜あり、高速バスよりゆとりがあります。
定刻に東京駅を発車。
東京→新青森713.7km/3時間21分の鉄旅が始まりました。
食事のお支度が整いました。←(自分で用意した)
お弁当や惣菜などが定評あり情報番組にもよく登場するスーパーマーケット スズキヤ (本社.神奈川県逗子市)で購入したお弁当です。
ビールで乾杯!
おつまみはローストビーフざますわよ。
■ローストビーフにぎり‥259円
■KIRIN一番搾り‥252円
スーパースズキヤのかきわっぱ弁当。
彩りが良くてボリュームたっぷり!
味の染みた牡蠣がご飯との相性抜群でした。
■かきわっぱ弁当‥753円
・かきめし(国産米)
・ひれかつ
・まいたけ天ぷら
・厚焼たまご
・キャベツ
・しば漬
車内販売・シンカンセンスゴイカタイアイス(ずんだ)
おっ!
車内販売が来ましたよ。
「シンカンセンスゴイカタイアイス」を購入。
正式商品名は、スジャータ スーパープレミアムアイスクリームと言うんだとか。
通常はバニラの販売ですが、東北新幹線仙台名物ずんだを販売していました
🍨スジャータPREMIUMアイスずんだ‥340円
バニラだと、買った直後はプラスプーンが刺さりにくいほどカタイ!のですが‥
ずんだはバニラほどではありませんね。
枝豆の程よい甘さがタマリマセンな。
東京から351.8km/1時間31分。
仙台に停車。
仙台を発車。
仙台→新青森は361.9km/1時間48分です。
ゴオォォォー
はやぶさ号の最高時速は320km/hらしい。
22:28
東京から535.3km/2時間12分。
盛岡に停車。
ここで、つばさ45号.秋田行との分割の儀(単に見るだけ)に参列。
秋田新幹線/つばさ45号が先発。
さよならー。
2002年12月に開業した盛岡-八戸区間に入ると、眠くなってきた。
気分は寝台特急はやぶさだ。
※寝台特急はやぶさ
国鉄・JRが東京 – 九州で運行していたブルートレイン。
平成21年3月31日をもって廃止。
晩年は東京-熊本の運転でしたが、最盛期は西鹿児島(現.鹿児島中央)まで運転され、食堂車もある優等列車でした。
23:37
東京から713.7km/3時間21分。
新青森に到着。
在来線時代は上野発の夜行列車で12時間近くかかっていたのですよ。
新幹線の開業によって夜行列車は撲滅!
はやぶさ45号の到着をもって、本日の営業は終了です。
ようこそ青森へ。
ねぶたが出迎えてくれますよ。
深夜の新青森駅。周辺は何もなく静かです。
この後、フェリー深夜便で函館に向かいました。
湯の川温泉/湯の川観光ホテル祥苑
函館では、湯の川温泉/湯の川観光ホテル祥苑(伊東園ホテルズ)に宿泊。
〈関連記事〉
【宿泊】北海道函館 湯の川温泉/湯の川観光ホテル 祥苑 (伊東園ホテルズ) 2回目宿泊記 =作成中=
▼
奥羽本線 (青森→新青森)
さて、復路です。
青森県/青森駅西口にやって来ました。
5代目となる新駅舎(2021年3月27日供用開始)は、橋上駅舎と東西自由通路からなり、西口も立派なエントランスとなりました。
JR東日本びゅうダイナミックレールパックで、青森→新青森→東京都区内を移動しますよ。
おっ!
奥羽本線/青森-弘前で、交通系ICカード(SUICA・AOPASS)が使えるようになるのですね。
AOPASS(アオパス)は、青森市営バスのICカードです。
今年(2023年)、青函トンネルと瀬戸大橋線は開業35周年!
ちなみにこの年、1988年(昭和63年)は青函連絡船と宇高連絡船が廃止された年でもあります。
青森駅ホーム。
この奥に連絡船乗換通路があり、列車が着くと連絡船ダッシュ!
激戦が行われたホームは今、閑散としています。
ホーム長は昔、長大編成の長距離列車が青森駅を発着していたので、首都圏のJR在来線車両20m×15両分に相当する300mほどあります。
=出発反応標識=
方面によって使い分けられています。
東京方(東北本線/現青い森鉄道)
特急.はつかり/みちのく/ゆうづる/はつかり
急行.八甲田/十和田/くりこま
福島方(奥羽本線)
特急.白鳥/日本海/いなほ/あけぼの
急行.津軽/きたぐに
三厩方(津軽線/津軽海峡線)
特急.北斗星/カシオペア/トワイライトエクスプレス
急行.はまなす
昔、青森駅を発着していた特急/急行列車を並べてみましたが、今や青森駅を発着する優等列車は、奥羽本線を走る’特急つがる(青森-秋田)’のみとなり、あとは廃止されてしまいました。
さびしくなりましたね。
青森→新青森1区間だけですが、東北鈍行のパイオニア.701系に乗ります。
青春18きっぷの旅で、岩手・青森・秋田の電化区間では避けては通れぬ、必ず出会う電車です。
通勤電車と同仕様デッキなし3ドア・オールロングシート。
ローカル線なのに、ワンカップ飲みながら駅弁食べて、車窓風景を眺めることが許されない、旅情のかけらもない電車なんです。
JRが経費を削って製作したので、走るプレハブとも呼ばれています。
🚋普通674M.弘前行
青森.17:26→新青森.17:32
[乗]JR東日本:クハ701-13
新青森駅
青森から3.9km/6分。
新青森に到着。
在来線と新幹線が交差する新青森駅。
その歴史は浅く、昭和61年(1986年)11月1日に国鉄の駅として開業。
開業時は無人駅だったそう。
平成22年(年)12月4日にJR東日本/東北新幹線と奥羽本線の接続駅となり、平成28年(2016年)3月26日にJR北海道/北海道新幹線が開業。
これに伴い両社の共同駅となり、JR北海道の最南端駅となったのだとか。
へぇー。
ややっ!
これ全部、りんごジュースだよ。
さすが青森!
=そば処 ぶなの森=
新青森駅新幹線改札内にある、立ち食いそば店。
JR東日本東北総合サービス㈱の運営で、7:00~18:00に営業しています。
新幹線改札内にあるコンビニ、NewDay’sでは青森のソウルフード‥
工藤パン/イギリストーストを販売中。
新幹線改札内にあるお土産屋さん。
ここで、青森県産ふじりんご缶チューハイ(192円)を購入。
東北新幹線/はやぶさ64号 (新青森→東京)
新青森からは、JR東日本びゅうダイナミックレールパック利用で東北新幹線に乗るよ。
今回の旅の酉です。
東北新幹線/はやぶさ64号.東京行に乗りますよ。
①東北新幹線3046B:はやぶさ64号.東京行
新青森.18:32→東京.21:48
[乗]JR東日本:E526-247
では、乗りましょう。
ダイナミックレールパックは乗車変更・列車変更はできないので、乗り遅れたらアウト!です。
ちなみに新青森→東京は、17,470円自腹となるので注意しましょう。
=E5系普通車の車内=
インテリアは「ゆとり」「やさしさ」「あなたの」がキーワード。
自然の色を基本に、暖かで落ち着いた空間にデザインされています。
従来からあるE2系のシートピッチ(980㎜)より60㎜拡大され1,040㎜となり、3人掛けシートの横幅が(A・C席:430㎜→440㎜・B席435㎜→460㎜)となり、快適性が向上しました。
定刻に新青森駅を発車。
新青森→東京713.7km/3時間16分の鉄旅が始まりました。
お食事のお支度が整いました。←(自分で用意した)
青森駅西口近くの青森県民生協アカシア館で田舎風弁当(幕の内弁当)を買っておいたよ。
■生協特製田舎風弁当‥430円
■青森県産ふじりんご缶チューハイ‥192円
田舎風弁当。
懐かしさが漂う幕の内弁当ですね。
■生協特製田舎風弁当‥430円
・青森県産うるち米のご飯
・いかメンチ
・煮物(がんも/高野豆腐/人参/椎茸/いんげん)
・手焼厚焼き玉子
・たこさんウインナー
・梅干し
・漬物
新青森から713.7km/3時間16分。
爆睡してたら東京に着きました。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。