■0191・2022年9月5-9日.北海道函館4泊5日-4
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青函連絡船は廃止されましたが、青函航路には民間のフェリーが今も就航しています。
青函フェリー/あさかぜ21に乗って、青森から函館へ移動中。
あさかぜ21の船内を見てみましょう。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
青函フェリー/あさかぜ21
青函フェリー/あさかぜ21に乗って、青森から函館へ3時間50分の深夜航海中です。
青函フェリーは、2000年10月の海上運送法の改正により、自動車航送貨物定期航路事業を一般旅客定期航路事業に事業変更した共栄運輸と北日本海運が共同運航。
2022年3月24日に両社が合併し、青函フェリー(株)となりました。
画像は、北日本海運時代のあさかぜ21です。
今の青函フェリー/あさかぜ21。
ファンネルのデザインが共栄運輸と同デザインとなり、両社は合併。
青函フェリー(株)となりました。。
=あさかぜ21=
船種‥フェリー
総トン数‥2,048t
全長‥101.52m
全幅‥15.8m
航海区域‥沿海
所有/運用‥青函フェリー(株)
船籍‥日本.北海道函館
建造所‥ヤマニシ(第1077番船)
就航‥2009年3月31日
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あさかぜ21の船内
それでは、船内視察を始めましょう。
あさかぜ21の船客区画は、2階・3階の2層です。
青函フェリーは簡素な設備で、安さを売りにしています。
徒歩の場合、車両と同じランプから乗下船し、車両甲板脇の階段を上がります。
=バリアフリー昇降機=
車いすや足の不自由なお客様にご利用頂けます。
2階・ロビー/自販機コーナー
=ロビー=
乗船すると、2階ロビーです。
青函フェリーには旅客掛の乗組員はおらず、案内所はありません。
ロビーにはラウンジ風のスペースがあり、お寛ぎいただけます。
固い椅子をお好みの方には、ベンチ席もありますよ。
=自販機コーナー=
カップ麺と清涼飲料水の自販機を設置。
あさかぜ21には、食堂/売店及びアルコールの自販機はありません。
カップ麺はカップヌードル/200円を筆頭に、日清食品の商品を販売。
=清涼飲料水=
・缶コーヒー各種 130円
・ペットボトル飲料各種 120-160円
・缶飲料各種 130円
マウンテンデュー/130円がありますよ。
懐かしいなぁ。
電子レンジと冷水器を設置。
熱湯はカップ麺自販機から頂けます。
=AED=
自動体外式除細動動器/Automated External Defibrllator‥略してAEDを搭載しています。
=青森タクシー直通電話=
青森下船の場合、青森タクシーの予約配車が可能です。
青函フェリー利用者限定のお得な定額料金プランがあるそうです。
詳しくは➡青函フェリーdeお気軽タクシー。
=船内モニター=
船舶の現在地がわかるようになっております。
船内ではWi-Fi接続可能。
一部海域によってはつながらないこともあります。
=喫煙室=
船内は禁煙です。
喫煙はこちらでお願い申しあげます。
=青函フェリー時刻表=
青函フェリーは4隻の船舶が8往復、24時間体制で運航しております。
2階・2等室
=2等室=
船旅の基本とも言える、大部屋雑魚寝の和室です。
自由席なので、早いもの勝ちとなります。
2階には2室あり、画像の第1旅客室はバリアフリーとなっております。
2階・トイレ/シャワー室
=トイレ=
男女別で、個室にはウォッシュレットが取り付けられています。
=洗面室=
洗面室はトイレに併設。
手をよく洗いましょう。
=バリアフリートイレ=
あさかぜ21はバリアフリー対応船となっております。
=シャワールーム=
男女別シャワールームが無料でご利用頂けます。
ボディソープ・シャンプー・リンスはないので、ご用意願います。
=ドライバー室=
我が国の物流を守るトラックドライバー様専用区画です。
一般船客は立入禁止です。
次は、3階に上がってみましょう。
3階・2等室/展望ロビー
3階は、通路をはさんで2等室・展望ロビー・トイレがあります。
=救命胴衣着用法・脱出経路図=
これは重要です。
よく見ておきましょう。
=2等室=
船室は2等のみとなります。
富裕層も平民も平等で格差がありません。←(富裕層は青函フェリーに乗らないと思いますが‥)
=展望ロビー=
カウンター席があり‥
窓からは津軽海峡をご覧頂けます。
=遊歩甲板=
潮風を浴びながら快適な船旅を満喫しましょう。
簡素な設備のあさかぜ21。 等級は大部屋雑魚寝の2等だけで、自由席(早い者勝ち)です。 食堂・売店はなく、船内自販機で買えるのはカップ麺と清涼飲料水だけです アルコールやお弁当類はないので、青森港から乗船の場合はターミナル隣りのファミリーマートで買えます。 電子レンジと冷水器が船内にあるのは便利ですね。 車いすのお客様は昇降機で2階船室へあがることができ、1号室がバリアフリー対応室(お座敷)となっていました。 なお、青函フェリーでは、あさかぜ21より船内設備が充実したはやぶさが就航中。 さらに、2023年3月に新造船/はやぶさⅡが就航予定です。 これは、楽しみですね。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。