■0291・2023年1月19日-1月23日..大分&青森.4泊5日-6
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フェリーさんふらわあ大阪-別府航路の就航船がリプレース。
2023年1月に1番船となるさんふらわあくれないが就航しました。
なんでもこの新造船は我が国初のLNG燃料で動き脱炭社会に貢献しているとか‥
本記事は、さんふらわあくれないの航海レポートです。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
※記事中の価格等は、2022年12月取材時のものです。
大阪-別府航路を運航するフェリーさんふらわあに待望の新造1番船「さんふらわあくれない」が2023年1月13日に就航。
この情報を聞きつけた筆者。
大阪へ向かいました。
大阪府大阪市住之江区、大阪メトロ/コスモスクエア駅です。
さんふらわあが発着する大阪南港へのアクセスは、大阪メトロ/中央線の終点コスモスクエア駅で‥
大阪メトロ南港ポートタウン線に乗り換えます。
コスモスクエアからひと駅‥
トレードセンター前で下車。
フェリーさんふらわあは、トレードセンター前で下車です。
名門大洋フェリー・四国オレンジフェリーが発着する南港ポートタウン線フェリーターミナル駅と間違えないようにご注意願います。
▼目次
さんふらわあターミナル(大阪)
=さんふらわあターミナル(大阪)=
(旧称.大阪南港コスモフェリーターミナル:ATC)です。
ATC(Asia Pacific Trade Center)にある大阪南港コスモフェリーターミナルの命名権を(株)フェリーさんふらわあが取得し、平成29年10月1日よりさんふらわあターミナル(大阪)となりました。
さんふらわあターミナル(大阪)の位置は、☝コチラ。
ターミナルのあるATCは、大阪メトロ南港ポートタウン線/トレードセンター前駅と直結しています。
=ウミエール広場=
ATC(Asia Pacific Trade Center)の前にある大阪湾を望む広場からは、停泊しているさんふらわあを眺めることができます。
奥の船は‥
フェリーさんふらわあ/大阪-志布志航路に就航するさんふらわあさつまです。
さんふらわあさつま乗船記は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
新造船/さんふらわあくれない
そして‥
手前に停泊しているのが、これから乗る新造船/さんふらわあくれないです。
1998年から運航して来たさんふらわああいぼりの後継船として建造され、船名は大阪-別府航路に就航していた大阪商船の貨客船/紅丸(くれなゐ丸)に由来し命名。
我が国初のLNG燃料フェリーとして、2023年1月13日に就航しました。
🚢フェリーさんふらわあ:さんふらわあくれない.別府行
大阪.19:05→(船中泊)→別府.6:55
2023年1月19日現在‥
これまで大阪-別府航路に就航してきたさんふらわあこばると・新造船/さんふらわあくれないの新旧2隻が就航中。
本日の就航船は、新造船/さんふらわあくれないです。
=さんふらわあくれない=
船種‥フェリー
総トン数‥17,114ｔ
全長‥199.9m
全幅‥28m
航海区域‥沿海
所有‥㈱商船三井
運用‥㈱フェリーさんふらわあ
船籍‥日本.大阪
建造所‥三菱重工業下関造船所
就航‥2023年1月13日
フェリーさんふらわあ
フェリーさんふらわあ大阪-別府航路のダイヤは、☝画像の通り。
曜日によってダイヤが異なります。
乗った日は、大阪.19:05→別府.6:55着でした。
ATC.IMT棟2階のさんふらわあターミナル。
乗船手続きはこちらで行います。
筆者が旅行記を投稿している4トラベルの会員様から商船三井株主優待フェリーサービス共通クーポン券を頂き、運賃/料金から5,000円の割引を受けることになりました。
この場を借りて、心から感謝申しあげます。
検温を終えて、乗船手続き終了。
プライベートシングルA期間14,510円が株主優待+全国割適用で6,608円となりました。
支払いは、クレジットカード利用可能です。
新造船就航記念ポストカードを頂きました。
ありがとうございます。
新造船就航にあたり、各所からお祝いの花が届いていますね。
祝賀ムード満点です。
㈱フェリーさんふらわあ様。
新造船就航おめでとうございます。
さんふらわあミュージアム
=さんふらわあミュージアム=
2012年に阪神別府航路開設100周年を迎えたフェリーさんふらわあ。
別府観光港に開設されたさんふらわあ歴史館がさんふらわあミュージアムとして、大阪に移設されました。
ちょっと、見てみましょう。
=さんふらわあの歴史=
明治40年(1907年)8月に大阪商船内航部を設立。
明治45年(1912年)5月、同社による別府航路が開設し紅丸が就航したところから‥
令和5年(2023年)4月、さんふらわあむらさきが就航するまで。
さんふらわあに関わる116年の歴史が紹介されています。
=さんふらわあ=
日本高速フェリー/名古屋-高知-鹿児島航路に1971年就航。
1万トン超のデラックス大型船さんふらわあの名は、豪華フェリーの代名詞にもなりました。
日本高速フェリー㈱は、照国郵船(現.マリックスライン)の長距離フェリー部門として、1970年に設立された海運会社です。
豪華フェリーとして名を馳せたさんふらわあシリーズを運航していましたが、親元の照国郵船の倒産などによりブルーハイウェイライン(日本沿海フェリー)に航路営業権を譲渡し、1991年8月に解散となりました。
=3代目.くれない丸=
フェリーさんふらわあの前身となる関西汽船/大阪.神戸-松山-別府を結ぶ瀬戸内海航路に昭和35年3月に就航した客船で、新造船/さんふらわあくれないの名は、本船から引き継がれました。
関西汽船㈱は、前身となる大阪商船(現.商船三井)が1942年、阪神-別府航路等の瀬戸内海航路を担っていた海運会社です。
2011年10月、商船三井系列のダイヤモンドフェリー㈱と合併し、㈱フェリーさんふらわあになりました。
※さんふらわあ運航会社の歴史は、合併併合・社名変更など複雑な経緯がある為、本記事では内容を省略しています。
さて、くれない丸は昭和55年、阪神.別府航路のフェリー化によって引退したのですが‥
横浜港のレストラン船/ロイヤルウイングとして2023年1月現在、現役で活躍しております。
2023年時点で建造から63年が経過しており、現役で稼働する日本の客船としては最古となり、これだけ長く就航する船舶は世界的にも希少と報じられています。
※長きに渡って活躍して来たロイヤルウイングは、2023年5月14日の運航を最後に引退しました。
ATC(Asia Pacific Trade Center)
さんふらわあターミナルのあるATC(Asia Pacific Trade Center)は大規模複合施設となっているので、数多くの飲食店・ショップが入居しています。
小さなお子様や赤ちゃん連れの方も安心。
ATS O’s棟3Fにあるマミールーム(授乳室)・ベビールーム(赤ちゃん休憩室)では、乳幼児食事コーナー・調乳用温水器付き流し台・おむつ交換台があり、無料で利用頂けます。
マミールーム(授乳室)は女性専用ですが、ベビールーム(赤ちゃん休憩室)は男性も利用できるとのことです。
ATC(Asia Pacific Trade Center)の施設は本記事で紹介しきれないので‥
➡ATCフロアガイドを参照願います。
さんふらわあくれない/大阪→別府11時間45分の船旅
それでは、乗船しましょう。
おぉー、ゴージャス！
まるでシンデレラ城みたいだ。
さんふらわぁ～♪さんふらわぁ～♪太陽に守られて～♪
船内にはさんふらわぁの唄が流れています。
この唄、メロディーに洗脳力があって頭にこびりつくんです。
♪聞いてみよう➡さんふらわあの唄(さんふらわあ公式チャンネル)
プライベートシングル
今夜の城へ。
プライベートシングル7502号室は‥
あっ、ここですね。
乗船券がルームキーとなっていて‥
QRコードをピッとあてると、解錠されます。
中に入ると、アコーディオンカーテンが並んでいます。
筆者の城はこちらです。
アコーディオンカーテンを開けると‥
=プライベートシングル=
1室.約1.9畳(3.09㎡)の簡易個室です。
※1室.約3.7畳(6.04㎡)の2名用簡易個室/プライベートツインの設定もあります。
各個室の施錠は外からはできません。
内鍵のみとなります。
ベッドは幅85cmｘ奥行195cmｘ高さ51cmのシングルタイプ。
ベッドサイドには、読書灯・コンセント・USBポート・テレビリモコンが配置。
壁紙は竹細工の文様(右)と、桜&和のデザイン(左)。
細部にもこだわりを感じられる船室です。
☟これらは持ち帰り可能。
・スリッパ
・フェイスタオル
・歯磨きセット
・イヤホン
小さなテーブルの上には、クリーンスタッフのメッセージカード(左手前)が置かれ‥
テーブル隅には、小さなテッシュボックスが置かれています。
=テレビ=
地上デジタル・BS放送及び船内案内・安全に関するお知らせ・船舶現在地情報。
更にレーダーマストに設置されたカメラ映像も視聴できます。
プライベートシングルは壁が薄いので、備品イヤホンの利用をお願いします。
姿見の鏡と2か所のフックにはハンガー2本を配置してあります。
空調は集中管理。
風量は吹き出し口中央のツマミを回して調整できます。
大阪出航の儀(単に眺めるだけ)
そろそろ出航です。
出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しようと、甲板に出ました。
ホーサーがビットから外されました。
※ホーサー‥係留用ロープ
※ビット‥係留用鉄杭
さんふらわあくれない、出航！
ゴゴゴゴォー
前進で離岸成功。
パチパチパチ‥
大阪よ。
さらばじゃ。
大阪→別府446km/11時間50分。
夜のクルーズが始まりました。
航海スケジュール
出航日:日曜日～木曜日の航海予定です。
大阪府/大阪南港.19:05
↓
兵庫県/明石海峡大橋.20:15
↓
香川県/南備讃瀬戸大橋.23:50
↓
愛媛県/来島海峡第三大橋.2:05
↓
大分県/別府港.6:55
イベント① どりんちゃんバルーンアート
さて、大阪を出航したさんふらわあくれない。
船内イベントが目白押しで‥
まずは、どりんちゃんバルーンアートが19:15～20:00に開催されます。
見にいきましょう。
船内イベント/どりんちゃんのアートバルーン。
バルーンアーティストのどりんちゃんがバルーンを使って様々な動物やキャラクターを作り、お子様も大人の方も楽しませてくれます。
風船でパッと色々な作品を作るのはすごいですね。
イベント② 明石海峡大橋通過の儀(単に眺めるだけ)
船室でレーダーマスト映像を見て見ると‥
おっ！
明石海峡大橋が見えてきましたよ。
次のイベント、明石海峡大橋通過の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。
明石海峡大橋は全長3,911m・中央支間1,991mで世界最長の吊り橋で、1998年4月5日に供用が開始されました。
開通以来、10年以上の長きにわたりギネス世界記録に認定・掲載されているそうです。
おぉー！
ライトアップされた巨大吊橋が圧巻だ。
大阪湾から播磨灘に入りました。
明石海峡大橋が離れていきます。
イベント③ プロジェクトマッピング
まだまだイベントは続きますよ。
20:30からプロジェクトマッピングが始まります。
SUNFLOWER DRONE TOUR と題されたオリジナルプログラムが、3層吹き抜けの天井いっぱいに映し出されます。
おっ！
さんふらわああいぼり(左)とさんふらわあくれない(右)が別府港に並んで接岸中。
大阪-別府航路に就航する新旧のさんふらわあが並ぶ貴重な映像ですぞ。
新造船/さんふらわあくれないをアップ。
ブリッジの上では‥
さんふらわあクルーの方々がお出迎えをしてくれていますね。
船長を筆頭に約30名のクルーが乗務されているそうです。
日本語だけではなく英語・中国語・ハングル文字が画面に映し出され、インバウンドのお客様にも対応しています。
星空航路のプログラム。
船上から眺める瀬戸内海の夜空をイメージしたものでしょうか。
おぉー！
まるで宇宙に吸い込まれていくみたいだ。
満点の星空と明石海峡大橋。
プロジェクトマッピングでは、ドローンを使った船内ツアーや寄港地の観光スポットなども映し出されるので、さんふらわあくれない/むらさきに乗ったら見て下さいね。
瀬戸内海 深夜の航海
大阪から4時間20分。
さんふらわあくれないは、香川県坂出沖を航行中。
坂出市の夜景を眺めながら、瀬戸内海を西へ航行中。
そろそろ寝ましょう。
就寝。
5:40
大阪から10時間35分。
おはようございます。
まだ、夜が明けていませんね。
今、どこかな？
大分県国東沖を航行中みたい。
定刻に運航しており、別府まで残り1時間15分となりました。
船内レストラン (朝食ビッフェ)
さて、朝食です。
船内レストランのモーニングビュッフェと洒落こみましょう。
🍴さんふらわあくれないモーニングビッフェ‥大人700円。
レストランでは夕食/朝食共に、ソフトドリンクが飲み放題となります。
・炭酸水
・コカ・コーラ
・ファンタメロン
・山ぶどうジュース
・カルピス
・カルピスソーダ
・オレンジジュース
・烏龍茶
挽きたてのコーヒーもありますね。
・ホットコーヒー
・アメリカンコーヒー
・カフェラテ
・カプチーノ
・アイスコーヒー
・アイスカフェラテ
・煎茶(冷or温)
・冷水
・お湯
今回も繊細なレポートを理由に、ほぼ全種類をとってきました。
では、突撃！
①さつまあげ
②味付け海苔
③蒟蒻牛蒡
④金平牛蒡
⑤スクランブルエッグ
⑥ベーコン
⑦つぼ漬/梅干し
⑧だし巻き卵
⑨鮭塩焼き
⑩しらす/大根おろし
⑪白パン
⑫クロワッサン
太陽マークとさんふらわあの文字入り特製さつま揚げ。
これは食べておきたい。
①サラダバー
②カレーライス/福神漬
③ヒノヒカリ米飯
④お粥
⑤味噌汁
⑥納豆
⑦コーンスープ
①ヨーグルト
②グロレナ/阿蘇牛乳
③フルーツミックス
④カルピスソーダ
これだけ食べて、700円は安いですね。
ごちそうさまでした。
別府着岸の儀 (単に眺めるだけ)
東の空が明るくなってきました。
幻想的な朝ですね。
さて、そろそろ入港です。
神聖なる着岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しようと、甲板に行くと‥
ややっ！
もう、最終の着岸態勢に入っていますよ。
ホーサーもビットにつながれていました。
あぁ～
楽しい船旅が終わっちゃうよ～。
6:50
大阪から446km/11時間45分。
定刻より5分早く、着岸完了。
パチパチパチ‥
別府港第三埠頭北側岸壁にはLNG燃料を積んだタンクローリーが待機しています。
さんふらわあくれない/むらさきの動力となるLNG燃料は、九州電力のグループ会社である大分エル・エヌ.ジー㈱から出荷。
タンクローリーによる輸送と、係留中のLNG燃料船にLNGを供給するのは㈱ニヤクコーポレーションが担当。
燃料供給中の安全管理は大分瓦斯㈱が担当し、安全な供給体制を実施しているそうです。
7:05
名残惜しいですが、下船しましょう。
別府観光港 さんふらわあ新旧のターミナル
=さんふらわあターミナル(別府)=
LNG新造船就航にあたり、LNG燃料の供給場所及び船体大型化に伴う積載能力の強化に伴って増加するトレーラーシャーシ置き場の確保や老朽化する現行のターミナルを整備する必要があったことから、第3埠頭北側に暫定ターミナルが新設され2023年1月14日に運用開始となりました。
新ターミナルには‥
・発券カウンター
・待合室(Wi-Fi/充電用コンセント/USBあり)
・救護室
・カームダウン/クールダウン室※
・祈祷室
・水飲み/医療電源室
・屋外喫煙所
・補助犬用トイレ
・ペットお散歩広場
～上記があります。
ちなみに飲食店・売店はなく、清涼飲料水自販機があるだけとなります。
※非日常的な空間から生じる不安や緊張を少しでも緩和できるように設置されたお部屋。
さんふらわあターミナル(別府)の位置は、☝コチラ。
最寄り駅は別府大学駅から1.1km/徒歩15分ほどです。
=別府観光港.大阪ゆきフェリーさんふらわあのりば=
別府港第3埠頭南側にある関西汽船時代から供用されている県営3号上屋ターミナルビルです。
この日、2023年1月20日の時点では旧船/さんふらわあこばると発着日は当ターミナルを運用し、新船/さんふらわあくれない発着日は新ターミナルを運用していましたが、新造第2船となるさんふらわあむらさき就航によって2023年4月13日をもって旧ターミナルは運用が終了されました。
運用が終了された県営3号上屋(旧ターミナル)は解体されず、フリーマーケットなどのイベントスペースや貸しホールとして活用されているそう。
将来的には、県営2号上屋を供用する宇和島運輸と集約した新ターミナルビルの建設が予定されているそうです。
あっ！
あれは‥
ズームしてみましょう。
おひさまが出てきましたよ。
さらにズーム！
これは美しい日の出だ。
おぉー！
さんふらわぁ～♪さんふらわぁ～♪太陽に守られて～♪←(この唄が頭を過ってきた)
ありがたや～
ありがたや～
今日は好天に恵まれそう。
かつて客船ミュージアムが係船されていた餅ヶ浜桟橋
港の近くにある餅ヶ浜桟橋です。
この桟橋には、1960年～1986年にイギリス-オーストラリアの定期航路及びオーストラリアのクルーズ船として活躍し、1964年の東京オリンピックの時は横浜港で海上ホテルにもなったイギリスP&O社の客船/SSオリアナ号が引退後、マリンミュージアム・SSオリアナとして1987年8月から1995年3月まで別府港のシンボルとして係船されていました。
残念ながら収益が伴わなかったことから、ミュージアムはわずか7年で営業終了となり中国へ売船。
SSオリアナ売船後、桟橋はしばらく閉鎖されていましたが、別府湾を一望できる海の散策道/餅ケ浜桟橋として2011年7月から一般開放されるようになりました。
歩いてみましょう。
餅ヶ浜桟橋の位置は、☝コチラ。
新さんふらわあターミナルから1.6km/徒歩20分ほどです。
=餅ヶ浜海浜公園=
平成22年、約700ﾒｰﾄﾙの散歩道を主とした海浜公園が整備されました。
きれいな芝生の緑と、白い砂浜、そして目の前いっぱいに青い海が広がっています。
ここにSSオリアナ号が係船されていました。
あっ！
SSオリアナ号亡き今は、代わりに大きなサギがいます。(いる時間は不定)
餅ヶ浜桟橋からは、遠目にさんふらわあが見えるんです。
実は、新造船/さんふらわあくれないを撮影しようとやって来たのです。
ズームしてみましょう。
朝日を浴びるさんふらわあくれない。
船体に描かれたおひさまも嬉しそう。
餅ヶ浜桟橋を離れて、正面は別府港第2埠頭。
四国愛媛県八幡浜航路に就航する宇和島運輸/あかつき丸が着岸中。
さんふらわあが発着する別府港第3埠頭に戻って来ました。
この第3埠頭は南北縦列に2隻まで接舷可能となっております。
県営3号上屋(旧ターミナルビル)のボーディングブリッジ。
このブリッジは大型化された新造船に対応できないので、2023年4月の旧船/さんふらわあこばるとの引退をもってこのブリッジも役目を終えることになります。
おっ！
昔、就航していたフェリーの看板が残っていましたよ。
関西汽船/くいーんふらわあ2・くるしま7が、大阪-神戸-小豆島坂手-高松-別府航路に就航していた名残ですね。
この航路は1995年をもって廃止され、就航船も引退となりました。
別府港第三埠頭北側岸壁に着岸中のさんふらわあくれない。
こうして間近で見ると、巨大なフェリーですね。
明治時代から100年以上の歴史を持つ別府航路。
初代・2代目の紅丸(くれなゐ丸)と3代目くれない丸から名を継いださんふらわあくれないは、4代目として別府航路に新たな歴史を刻み込むことでしょう。
フェリーさんふらわあ/さんふらわあくれない (船内編)
さんふらわあくれないの船内レポートは、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
大阪→別府446km/11時間50分の船旅。
我が国初のLNG燃料船となった新造船/さんふらわあくれないは、船内にいると動いているのを忘れてしまいそうになるほど静かな船で、さんふらわあの名に恥じない豪華フェリーです。
寝て起きたらそこはもう九州！
夜乗っているだけでは勿体ないと感じるフェリーでした。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
