■0192・2022年9月5-9日.北海道函館4泊5日-5
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道南いさりび鉄道‥
JR江差線(海峡線)が北海道新幹線の開業に寄って第3セクター化された鉄道です。
本記事は、道南いさりび鉄道全線と函館バス指定区域内が1日乗り放題となる、いさりび1日カンパスを買って乗ってみました。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
北海道函館にやって来ました。
ここは五稜郭駅近くの跨線橋です。
あっ！
JR東日本の富裕層向けクルーズトレイン/四季島だ。
上野→(車中泊)→函館→白老→登別地区(泊)→青森→(車中泊)→鳴子温泉→上野
上記3泊4日のコースみたい。
低所得の筆者でも乗れるかな？
いくらするんだろ？
ひょえー！
一番安くて、スイート2名1室利用おひとり80万円！
一番高額なのは、四季島スイート1名1室.150万円！！
はあぁぁ‥
私の収入と身分では無理だな。
ややっ？
あそこでは‥
特急列車として活躍したキハ281系が解体中。
南無～
▼目次
道南いさりび鉄道 (五稜郭駅)
五稜郭駅に着きました。
当駅は、五稜郭公園と2.5km離れております。
五稜郭駅は明治44年9月1日に開業。
北海道新幹線開通に伴い、JR江差線が道南いさりび鉄道に移管されたことから、平成28年3月26日以降、JR北海道と道南いさりび鉄道の共同使用駅になりました。
五稜郭駅の位置は、☝️コチラ。
かつてのキヨスク(売店)は平成30年3月に閉店しましたが、同年4月10日に道南いさりび鉄道運営の売店として復活しました。
ここで‥
道南いさりび鉄道全線と函館バス指定区域内が1日乗り放題となるいさりび1日カンパスを購入。
通常はおとな1,800円ですが、北海道による「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の実施を受け、半額のおとな900円で買えました。
￥いさりび1日カンパス‥おとな半額900円
自動改札でないラッチ式改札口。
東京では見なくなりましたね。
おっ！キハ(ディーゼルカー)が停まっていますよ。
五稜郭駅は、JR北海道函館本線と道南いさりび鉄道の分岐駅です。
道南いさりび鉄道は、五稜郭-木古内(37.8km)を運行する函館市・北斗市・上磯郡木古内町等が出資した第3セクター鉄道です。
北海道新幹線開業に伴い、並行在来線としてJR北海道から経営分離される旧江差線を引き継ぎました。
道南いさりび鉄道/普通120D.木古内行
キタキタ。
道南いさりび鉄道では、JR北海道から転籍したキハ40と言うディーゼルカーが活躍しています。
おっ！単行か。
🚃道南いさりび鉄道:普通120D.木古内行
五稜郭.6:56→渡島当別.7:33
[乗]いさりび:キハ40-1810
車内は国鉄型オリジナルの青モケット。
昔はみんなこの色だった。
4人座れるセミクロスシート。
昭和の座席だけど、人間工学に基づいて作られている。
送風機。
扇風機が進化したもので、北海道オリジナル仕様です。
この車両に冷房はありません。
ベンチレーター。
真ん中のレバーを引いて外気導入できる昭和の車両には必ずあったアイテム。
北海道の列車特有の二重窓。
近年の新型車には取り付けられず、絶滅危惧だ。
ドアは幅1mの片開きタイプだ。
非冷房車なので、窓を開けると心地良い風が入ってくる。
道南いさりび鉄道/上磯→茂辺地。
わーい！
海だ。海だ。
函館湾と函館山を眺めながら列車は走り‥
茂辺地川を渡ります。
9月上旬～11月中旬、鮭の遡上風景が間近に見られる川として有名なんだとか。
茂辺地に停車。
当駅から800mの旧茂辺地中学校のグラウンドには、宿泊施設/北斗星スクエアとして、JRの寝台特急/北斗星で運用された客車2両が保存されています。
道南いさりび鉄道/茂辺地→渡島当別。
函館湾に沿って快走。
今日は良い天気だ。
渡島当別駅
五稜郭から37分。
渡島当別に到着。
おっ！
キハが並んだよ。
道南いさりび鉄道では、JR北海道から譲渡されたキハ40形が活躍中。
昭和5年10月25日開業の渡島当別駅。
トラピスト修道院を模した今の駅舎は、昭和63年7月に改築されたものです。
渡島当別郵便局を併設しています。
待合室。
渡島当別駅は無人駅です。
丸い赤いポストが現役だ。
渡島当別観光案内。
トラピスト修道院に行ってみましょう。
▼
渡島当別駅に戻りました。
道南いさりび鉄道/普通125D.函館行
ちょうど、列車が来たよ。
これを逃すと2時間後‥
間に合って良かった。
🚃道南いさりび鉄道:普通125D.函館行
渡島当別.9:33→五稜郭.10:07
[乗]いさりび:キハ40-1810
道南いさりび鉄道/渡島当別→茂辺地。
車窓には函館湾。
うん、いい眺めだ。
渡島当別から34分。五稜郭で下車。
そのまま乗っていれば函館まで行けるのですが、道南いさりび鉄道は五稜郭までとなります。
引退する281系特急形気動車
あっ！
あれは‥
ズームしてみましょう。
おっ！
これは2022年10月で全車引退するキハ281系ですね。
特急北斗7号(函館→札幌)のようです。
キハ281系はJR北海道初の振り子式車両としてデビュー。
1994年3月から特急スーパー北斗(函館-札幌)として営業運転を開始しました。
過酷な北海道の地で活躍すること今年で28年‥
老朽化が進んでいるため、引退することになりました。
グオォォォー
350馬力の直列6気筒直噴ディーゼルインタークーラーターボエンジンを唸らせて、五稜郭駅を発車する特急北斗7号。
このキハ281系 、気動車で初めて営業最高速度130km/hを実現し、北海道の鉄道高速化に貢献した名誉ある車両なのです。
さよなら～
役目を終え廃車となり解体中のキハ281系。
安らかにお眠り下さい。
合掌礼拝。
南無妙法蓮華経‥
函館バス23系統.函館バスセンター行
さて、このパスだとJR北海道となる五稜郭→函館は別途運賃250円が別途必要です。
なお、函館バスの指定区域内は乗れるので‥
駅前のバス停に移動。
250円をケチる為、函館駅へ路線バスで移動することにしました。
バスが来ました。
函館バスは東京の東急系列のバス会社なので、東急バスと同じカラーリングです。
乗りましょう。
🚌函館バス:23系統.函館BC行
五稜郭駅前.10:25→函館駅前.10:37
五稜郭駅から路線バスで12分。
函館駅に到着。
函館朝市で、税込み550円の格安海鮮丼を食べたよ。
▼
船好きの筆者。
青函連絡船として活躍した摩周丸を見学していこう。
函館バス95A系統.湯川中学校行
そろそろ、宿のある湯の川温泉に向かいましょうか。
いさりびカンパスを持っているので、路線バスに乗ります。
🚌函館バス/95A系統.湯川中学校行
函館駅前.14:00→湯の川温泉.14:17
函館バス:95A系統は、
津軽海峡に沿った漁火通りを経由して、湯の川温泉へ向かう路線バスです。
五稜郭経由より距離が短く、早く行けます。
おっ！
津軽海峡が見えてきました。
函館駅前から17分。
湯の川温泉に到着。
北海道新幹線開業時によって、旧江差線を引き継いだ道南いさりび鉄道。 JR北海道から譲渡されたキハ40形ディーゼルカーは、国鉄の時代から活躍する車両で、ノスタルジックな鉄旅が楽しめます。 沿線にトラピスト修道院などの観光スポットがあり、車窓から眺める津軽海峡もこの鉄道の魅力と言えましょう。 お得なきっぷとして‥ 道南いさりび鉄道が1日乗り放題となる、いさりび1日きっぷ(1,000円) プラスして函館バス指定区間も乗り放題となる、いさりび1日カンパス(1,800円) ～などがあります。 詳細は、道南いさりび鉄道公式サイトをご覧下さい。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。
