【船旅】フェリーさんふらわあ/さんふらわあぱーる 乗船記 (船内視察編)

■0262・2022年11月14日-11月18日..神戸/宮崎/大分/大阪.4泊5日-18

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

さんふらわあぱーる

大分-神戸航路に就航する、フェリーさんふらわあ/さんふらわあぱーるです。

新造当時はダイモンドフェリー㈱の船舶として就航。
平成23年(2011年)10月1日、ダイヤモンドフェリーはフェリーさんふらわあに合併しました。

=さんふらわあぱーる=
船種‥フェリー
総トン数‥11,177ｔ
全長‥165.5m
全幅‥27m
航海区域‥限定沿海
所有/運用‥(株)フェリーさんふらわあ
船籍‥日本.大分
建造所‥三菱重工業下関造船所
就航‥2008年1月16日

さんふらわあぱーるの船客区画は5F・6Fの2層となっております。
それでは、船内視察をはじめましょう。

5階

4F乗船口から階段で5階へあがります。
エレベーターもありますよ。

エントランスロビー

=エントランスロビー=
乗船すると、カジュアルな雰囲気のエントランスが船客を出迎えます。

エントランスホールにある船内案内。
お子様でも理解できるように、平面案内図はひらがな表記となっています。

エントランスホールは2層吹き抜けのコンパクトなアトリウム空間。

船内デザインはクルーズ客船/にっぽん丸の改装を手掛けた渡辺友之氏が担当。
「うらら」をテーマとしたコンセプチュアルストーリーに基づいて作られております。

さんふらわあぱーるの色々な案内が掲示されていますよ。

=神戸向け三大大橋通過時刻=
大分.19:15・金土19:30
↓
来島海峡大橋.23:40・金土0:25
↓
瀬戸大橋.1:50・金土2:50
↓
明石海峡大橋.5:20・金土6:30
↓
神戸六甲.6:35・金土7:55

レセプション

=レセプション=
等級変更やご案内など、船旅のサポートを行っております。

レセプション脇には、AEDを配備。

=記念撮影コーナー=
さんふらわあぱーるの乗船記念撮影ができます。

※船長の制服は休止中でした。

救命胴衣着用方法の実演マネキン。
これは重要です。
よく見ておきましょう。

=船舶現在地情報=
さんふらわあぱーるの現在地を知ることができます。

現在地情報モニターでは、フェリーさんふらわあの航路も表示。
フェリーさんふらわあでは、大阪-志布志の志布志航路・大阪-別府/神戸-大分の瀬戸内航路の3航路を運航しています。

ホールには、船舶用カード式公衆電話・スマホ充電器があります。

船内では、Wi-Fiがつながります。
※海域によってはつながらない場合もあります。

=貴重品保管ロッカー=
暗証番号式貴重品ロッカーは、無料で利用できます。

キッズルーム

=キッズルーム=
小さなお子様が退屈しない空間。
ベビーベッドも用意されております。

トラックドライバー専用エリア

=トラックドライバー様専用エリア=
この先は、我が国の物流を守るトラックドライバー様専用区画です。
一般船客は入れません。

ドライバー様専用のサロンをチラ見。

トラックドライバー様に対して‥
さんふらわあぱーるクルー一同から労いの挨拶がありました。

プロムナード

=プロムナード=
5階.右舷側にある、寛ぎの空間です。

プロムナードには、窓から瀬戸内海のオーシャンビューをお楽しみ頂ける席と‥

ラウンジ風のお席があります。

ショップ

=ショップ=
お土産・さんふらわあグッズや飲料、おつまみなどを取り揃えていますよ。

売店では、さんふらわあ神戸ワインを販売。
神戸市内六甲山麓のワイナリー、神戸ワイナリー(神戸みのりの公社)醸造のワインです。

・さんふらわあ神戸ワイン(赤/白)360ml‥940円
・さんふらわあ神戸ワイン(赤/白)720ml‥1,570円

自販機コーナー

=自販機コーナー・喫煙室=
アルコール類・飲料・カップ麺の自販機が設置されています。

アルコール類。
・缶ビール各種350ml(キリンorアサヒ) 250円
・缶ビール各種500ml(キリンorアサヒ) 330円
・発泡酒類各種350ml(キリンorアサヒ) 190～200円
・発泡酒類各種500ml(キリンorアサヒ) 260～270円
・缶チューハイ各種(キリンorアサヒ) 180円

清涼飲料水。
・ジュース/お茶/コーヒー類各種 130～160円

アイスもあるよ。
・アイスクリーム各種 170円

フェリー旅に欠かせないカップ麺。
・日清食品カップ麺各種 270円

=電子レンジ=
これは、持ち込みの食材を温めるのに便利ですね。

ゲームコーナー

=ゲームコーナー=
フェリーあるある‥スロットとUFOキャッチャーを配備。
大人も退屈しません。

レストラン

=レストラン=
さんふらわあぱーるのメインダイニングです。

➡さんふらわあぱーるレストラン案内(公式)。

レストランは食べ放題のビッフェ形式。
夕食内容はテーマがあり、11月は「秋の味覚 収穫祭」を開催中でした。

夕食のサンプル。
美味しそうだなぁ。

夕食時は、パスタやカレーなどのテイクアウトメニューもあります。
船上で本格的海鮮パスタを堪能できますよ。

・カレーセット‥700円
・海鮮トマトパスタ‥600円
・海老入りボロネーゼパスタ‥600円
・アサリたっぷりクリームパスタ‥600円
・海鮮アヒージョパスタ‥600円
・海鮮レモンペッパーパスタ‥600円

エレベーター・コインロッカー

=エレベーター=
階段以外にもエレベーターがあるので、足腰が弱い方でも楽に昇降できます。

=ロッカーコーナー=
コインリターン式ロッカーで、無料で利用できます。
これは相部屋の場合、重宝しますね。

洗面室・トイレ

=洗面室=
アメニティはありませんが、ドライヤーを配備。

=トイレ=
ウォッシュレットありますよ。

=多機能トイレ=
車椅子の船客様にも十分なスペースです。

シャワー室

=シャワー室=
浴場が閉鎖される深夜帯でも、シャワー室は利用可能です。

車椅子の船客様にも十分なスペースを確保したシャワー室が用意されていますよ。

ツーリスト

=ツーリスト=
これぞ、船旅の基本。
2等にあたる相部屋の和室です。
お子様連れ用ファミリールームや女性専用室の設定もありますよ。

喫煙室

=喫煙室=
船内は個室を含めて禁煙です。
おたばこは、喫煙室でお願い申しあげます。

喫煙室には、タバコの自販機があります。

6階

次は、6階へ上がってみましょう。

6階から見た吹き抜け。
階段をダブルに配置することによって、船客の動線を確保しています。

6F 自販機コーナー・給湯室・喫煙室

6階にも自販機コーナーがありましたよ。

=給湯室=
カップ麺調理に必需な給湯器と、冷たい水が無料で頂ける冷水器もあります。
紙コップ無料です。

6階にも喫煙室アリマス。

6階の通路。
スタンダード室が並んでいます。

スタンダード

=スタンダード4名室=
1等にあたる2段ベッド4名定員の客室です。
窓ありの客室で瀬戸内海をご覧頂け、洗面台・テレビがある和洋室となっております。
靴を脱いで入るので、ゆったり‥

=スタンダード2名室=
2段ベッド2名様用の客室です。
洗面台・テレビ・椅子・テーブルがあります。
窓はありません。

=スタンダード1名室=
お一人様用の個室ですが、エキストラベッドを使って2名様でも利用可能。
洗面台・テレビがあります。
窓はありません。

プライベートベッド

=プライベートベッド=
2等寝台にあたる船室です。
階段式2段ベッドで、カーテンを閉めるとプライバシーが確保されます。
女性専用室の設定があります。

展望浴場

=脱衣室=
鍵付き無料ロッカーを設置。
座って利用できる洗面台にはドライヤーが置かれています。

=展望浴場=
瀬戸内海を眺めながらゆったりと入れる浴室です。
移動中に風呂に入れるのは、フェリーならではの醍醐味ですね。

ミニラウンジ・マッサージ椅子

=6階ミニラウンジ=
ちょっとした休憩コーナーです。

=マッサージコーナー=
15分200円の高性能電動マッサージチェアで、疲れや体のコリをほぐしましょう。

ウィズペット

さんふらわあぱーるでは、ペット様とご一緒に船に泊まれる船旅が楽しめます。
今では他社フェリーにもあるサービスですが、これを始めたのはさんふらわぱーる/ごーるどなんだとか。

=ウィズペットルーム=
ペット様と同行できるスタンダードルーム。
ルーム内ではペット様をケージから出してお寛ぎ頂け、全室窓付きなので瀬戸内の眺望をお楽しみ頂けます。

7階

まだまだありますよ。
次は、最上階の7階です。

7階は、デラックスルーム専用フロア。
筆者は入れません。

デラックス

=デラックス=
特等にあたるさんふらわあぱーる最上級船室です。
バス・ウォッシュレットトイレ・洗面台・テレビ・冷蔵庫・空気清浄機が用意され、さらにプライベートバルコニーもあるので快適な瀬戸内海クルーズをご堪能頂けます。

=展望デッキ=
5階・6階船体後方部にあり、潮風にあたりながら船旅を満喫できます。
ここから見る明石海峡大橋は圧巻ですよ。

さんふらわあぱーる (大分→神戸/航海編)

〈関連記事〉
【船旅】フェリーさんふらわあ/さんふらわあぱーる乗船記 (大分→神戸/航海編)

さんふらわあぱーる(航海編)は、☝コチラ。
ご覧頂けたら、幸いです。

昔、大部屋雑魚寝が主流だったフェリーに、個室を増やす試みをしたさんふらわあぱーる。
ペットと一緒にいられる個室など、今のフェリーでは当たり前となったサービスを築いた船です。

多種多様なキャビンプランがあり、経済的な移動をしたいなら、相部屋の2等和室。
リッチな船旅を満喫したいなら、プライベートパルコニーやバスルームを備えたデラックスルーム。
予算や用途によって、お選びいただけます。

筆者は、スタンダード2人室(1等にあたる個室)を利用。
窓がないお部屋でしたが、個室だと周りを気にせずゆったりと過ごせて、快適な船旅となりました。