【散策/温泉】那須湯本温泉を散策して、鹿の湯に入浴

■0039・2021年9月 那須1泊2日-5

ご訪問下さいまして、誠にありがとうございます。
乗り物系・温泉・登山などの旅食事系のブログ、シクタン.comと申します。

那須温泉郷で最も歴史をもつ那須湯本温泉は、こじんまりとした旅館や民宿が建ち並び、3軒の共同浴場と温泉街を形成しています。

本記事では、那須湯本の温泉街を散策し、シンボル的共同浴場の鹿の湯に立ち寄り湯します。

那須湯本温泉

那須湯本温泉へのアクセスは‥
那須塩原駅黒磯駅→那須ロープウェイと、那須ロープウェイ→黒磯駅・那須塩原駅の路線バスで行くことができます。
※上記赤文字をクリックすると、関東自動車バス時刻表へリンクします。

那須湯本温泉バス時刻表(関東自動車)

車の場合、東北自動車道那須ICから12km。
無料駐車場があります。

本記事でご覧頂くのは、☝コチラ。
那須湯本の温泉街(赤枠の中)、青線を歩きますよ。

=那須湯本源泉=
こちらのお湯は共同浴場/鹿の湯に引湯されており、硫黄の香りが漂っています。

鹿の湯からのびる、那須湯本温泉の民宿街です。
数軒の民宿が軒を連ねています。

=山津波の碑=
今から163年前の1858年(安政5年)6月14日に長雨による崖崩れが集落を襲い、その慰霊のために有志がこの碑を建立しました。

こじんまりとしたお宿が並んでいますね。

=民宿松葉=
民芸調の風情ある民宿。

テレビ朝日系.帰れマンデーにも出演したことがあるんですよ。

民宿松葉

松尾芭蕉が「奥の細道」の途中に泊まられた宿泊地跡と言われている場所です。
今は地域の会館になっています。

=藤乃稲荷神社=
卓球台やステージがあって、地元の方の憩いのスペースとなっております。

参拝していきましょう。
パンパン.礼。

=安全祈願地蔵=
旧湯本の玄関口に鎮座されており、集落に出入りする人々の安全祈願したお地蔵様だそうです。

那須湯本温泉 今・昔

那須湯本温泉のバス通りです。
この写真を見ながら‥

タイムスリップをしてみましょう。

先程の写真とほぼ同位置から見た、明治か大正の頃の様子です。
当時は道の真ん中に共同浴場の小屋がありました。

続いて、大正か昭和初期の様子です。
車が走るようになったので、道の真ん中にあった共同浴場は取り壊されたそうです。

那須湯本温泉の共同浴場

那須湯本温泉には、3軒の共同浴場があります。
日帰りの場合、鹿の湯のみ入浴ができ、他の2軒は地元民又は宿泊者のみとなります。

また、一部の旅館で立ち寄り湯(500円程度)の提供を行っていました。

=滝乃湯=
泉質は、酸性含硫黄カルシウム硫酸塩温泉。
地元民と民宿から鍵を借りた人(宿泊客)が利用できる共同浴場です。

=河原の湯=
泉質は、酸性明礬泉。
こちらも、地元民と民宿から鍵を借りた人(宿泊客)のみが利用できます。

=鹿の湯=
那須湯本温泉を代表する共同浴場です。
狩野三郎が狩りで矢傷を追わせた白鹿を追って、傷を癒す鹿を見つけて温泉を発見したと伝えられています。

こちらは、立ち寄り湯が可能です。
入浴していきましょう。

¥鹿の湯‥500円

浴場内部(男湯)はこんな感じ。
泉質は、単純酸性 硫黄温泉(硫化水素型)・酸性低張性高温泉です。

男湯には、41/42・43/44・46/48℃と6種の湯槽がありました。
最高温の48℃の湯は一番手前のかぶり湯でお試しできます。←熱いですよ。
お好みの温度で温泉を堪能しましょう。

鹿の湯

鹿の湯の位置は、☝コチラ。

=湯の素採取場=
ここに沈澱させた硫黄を3ヶ月に一度、採取され乾燥させた物を販売しています。

=お初新道=
那須湯本温泉バス停から鹿の湯にかけてある道です。
昔は各旅館から遠回りして鹿の湯に通わなくてはならず、その近道を私財にて困難な崖地を切り開き道を作ったそうです。

那須湯本温泉のバス停に着きました。
次は路線バスで移動して、ランチです。

ご訪問して下さいまして、誠にありがとうございました。