【船旅】商船三井フェリー/さんふらわあしれとこ 乗船記(後編)

■0117・2021年12月6-12月11日 北海道/室蘭洞爺湖.5泊6日-2

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商船三井フェリー/さんふらわあしれとこ(大洗→苫小牧)に乗船しました。
本記事は、福島県沖から苫小牧までの航海記録です。

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

商船三井フェリー/さんふらわあしれとこ

大洗-苫小牧航路深夜便に就航する、商船三井フェリー/さんふらわあしれとこで、北海道へ向かっております。

🚢商船三井フェリー:さんふらわあしれとこ.苫小牧行
大洗.1:45~(船中泊)~苫小牧.19:45
¥カジュアルルーム20周年割引‥10,170円

さんふらわあしれとこは、深夜1:45に大洗を出航しまして‥

[拡大] 出典・商船三井フェリー株式会社

太平洋を北上していきます。

茨城県大洗港.1:45

福島県塩屋崎沖.4:37頃

宮城県金華山沖.8:04頃

岩手県トドヶ崎沖.11:23頃

青森県尻屋崎沖.16:15頃

北海道苫小牧港.19:45

大洗~苫小牧/航海距離754km・航海時間18時間の船旅です。

福島~宮城県沖

おはようございます。

日の出を見ようと、甲板に出ました。
寒い!

う~ん。
今日はダメみたいですね。

仕方ありません。
これで、満足しましょう。

さんふらわあしれとこは、福島県相馬沖を航行中。
宮城/福島県境で、宮城県に入るところです。

さんふらわあしれとこは、茨城~福島~宮城~岩手~青森の太平洋沿岸に沿って、航海速力25ノット(46.3km/h)で航行します。

7:33

あっ!
あの船は‥

ズームしてみましょう。

苫小牧を前日18:45に出航した大洗行の夕方便、商船三井フェリー/さんふらわあふらの(13,816t)ですね。

あぁ、もうちょっと早く気づけば良かった。

金華山

左舷前方に陸地が見えてきました。
どこかな?

大洗から5時間55分。
宮城県金華山沖です。

ズームしてみましょう。
金華山が見えます。

金華山は、恐山・出羽三山と並ぶ ‘奥州三霊場’ として、有名です。
島全体が黄金山神社の神域となっており、信仰の対象となっております。

岩手県(三陸海岸)沖

大洗から7時間40分。
岩手県陸前高田沖を航行中。

朱色でトップが黒のファンネル。
さんふらわあ全船共通デザインです。

三陸のリアス式海岸を眺めながら航行中。

ズームしてみましょう。
岩手県大船渡市の綾里崎が見えますよ。

鋸のような三陸のリアス式海岸‥
海岸が離れたり近づいたりしています。

次の突き出た岬は、断崖絶壁の岩肌の上にある、首崎(コウベサキ)灯台が見えます。
こちらも、岩手県大船渡市です。

姉妹船と反航

私の推測では、そろそろ、姉妹船との反航の時間です。

あっ!
あれは‥

ズームしてみましょう。
苫小牧を深夜1:30に出航した姉妹船/さんふらわあだいせつ(11,410t)と反航します。

さんふらわあだいせつが大洗に着くのは19:30です。

さよなら~
ご安航をお祈り申しあげます。

本州最東端・トドヶ崎

大洗から9時間22分。
画像赤枠の場所は‥

本州最東端/トドヶ崎です。

本州最東端のトドヶ崎灯台が見えます。

自販機ランチ・冷凍ビビンバ

昼食にしましょう。
自販機で、冷凍ビビンバを購入。
今、カチンカチンの状態から専用電子レンジでチンして調理します。

ビビンバのお味はまぁまぁかな。
船上で飲むビールは美味いです。

■ビビンバ‥650円

青森県・北海道沖

青森県八戸沖を航行中。

前方は見渡す限り、海.海.海‥ です。

津軽海峡沖

大洗から13時間40分。
さんふらわあしれとこは、津軽海峡沖にさしかかりました。

甲板に出てみましょう。
青森県下北半島の尻屋崎が見えますね。

暗くなってきました。
冷たい北風が吹きつけて寒い!

さんふらわあしれとこは、航海速力23.2ノット(約42km/h)で航行中。

苫小牧・着岸の儀(単に眺めるだけ)

大洗から17時間18分。
目的地の苫小牧が至近距離に入ってきました。

甲板に出てみると‥

おおぉ~
北海道ですよ。

巨大な船体を岸壁に寄せていき、着岸態勢に入り‥
ホーサーがビットにつながれました。

・ホーサー‥係留用ロープ
・ビット‥係留用鉄杭

あぁ~
楽しい船旅が終わってしまうよ~

着岸完了。
パチパチパチ‥

苫小牧西港フェリーターミナルの位置は、☝コチラ。

名残惜しいですが、下船しましょう。

=苫小牧西港フェリーターミナル=
大洗~苫小牧/航海距離754km・航海時間18時間の船旅が終わりました。

夕方便と深夜便で1日2便運航される商船三井フェリー/さんふらわあ(大洗-苫小牧)。
予約は、商船三井フェリー公式サイトからできます。

深夜便は貨物輸送重視となり、客層も男性中心です。
夕方便と比較すると、船内設備はシンプルで、乗船客は少なく静かな船旅が楽しめます。


出航は1:45ですが、23:10に乗船となりました。
船にレストランはなく食材は冷凍の自販機対応となっているので、買って来るのが無難です。
常連のトラック運転手さんは食材をクーラーボックスに入れて持ち込んでいました。

深夜便は三陸海岸沖を明るい時間に航行するので、景色を楽しめます。
気になる揺れですが、海況が良かったため、快適なクルーズとなりました。

さて、深夜便就航船のさんふらわあしれとこ・だいせつは、九越フェリー(直江津-博多)航路に就航していた船舶で老朽化が進んでいることから、商船三井フェリーは代替となる新造船の建造を発表しました
新造船は2025年就航を予定しております。
さんふらわあしれとこ・だいせつに乗るなら今のうちですね。

➡旅は、コチラへ続きます。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。