【鉄旅】高松琴平電気鉄道/ことでん・懐かしの京急車に乗ってみた (香川県高松市)

■0237・2022年10月10-14日.大分/高松4泊5日-21

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香川県高松琴平を営業拠点とする高松琴平電気鉄道/ことでん。
神奈川/東京の大手私鉄、京急からの移籍車が活躍しています。
神奈川県三浦半島出身の筆者‥
ほんのわずかの乗車でしたが、懐かしさに浸りました。

※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

ここは、香川県高松です。
ことでん/高松築港駅にやって来ました。

ことでんとは、高松琴平電気鉄道の通称です。

本日4杯目のうどんを食べにいこうと‥
高松築港から190円のきっぷを購入。

¥ことでん(高松築港→栗林公園) 190円。

高松築港駅の隣りは、高松城址(玉藻公園)です。
駅ホームから石垣とお堀が見えます。

さて、乗るのはこの電車。
ことでん1080形(京急.初代1000形)です。

🚋ことでん:一宮行
高松築港.13:45→栗林公園.13:52
[乗]ことでん:1083

京急.旧1000形(ことでん1080形・1300形)の京急時代の姿。

京急(京浜急行電鉄)は、都心と三浦半島を結ぶ大手私鉄です。
旧京急1000形は昭和34年12月に登場し、昭和53年まで19年間製造。
京急最多在籍数(356両)を誇った電車です。
快特から普通まで幅広く運用され、平成24年6月28日をもって京急での営業運転を終了。
一部の車両がことでんに移籍しました。

※画像の京急1363号車及び付属編成は、残念な事にことでんに行けず廃車解体となったようです。
※2006年3月25日、京急.金沢文庫-金沢八景にて筆者撮影。

幅1.2mの片開き扉。
チッ.ヒュルルードゥルドュル.ガチャンと言う独特の開閉音。←(またまたマニアックなことを‥)

青モケットのロングシート。
淡い緑色のデコラ板の壁。
みんな京急時代と変わらない。

神奈川県三浦半島出身の筆者にとっては、子供の頃に何度もお世話になった電車だ。
何度乗っても、懐かしさがこみあげてくるよ。

大型2段上昇式の窓。
この時代、京急車は連結面にも窓(右の窓)が取り付けられていました。
今の京急車には連結面に窓がありません。

独特な形状の分散式冷房吹き出し口。
京急では昭和51年から非冷房車だった同型式の車両に冷房改造工事を施工。
東芝製RPU-2209系冷房装置が1両に4台搭載されました。

そう言えば子供の頃、冷房車が来ると喜んだものでしたね。
いやぁ、懐かしいなぁ~

そして、KHKのマークの入った扇風機。
京浜急行電鉄.Keihin Kyukoをアルファベット3文字に略したのがKHK
NHK(日本放送協会)みたいなもので、この当時、京急では電車・バスにKHKと記されていましたが、後にKEIKYUとなり、今は使われなくなりました。

扇風機自体が懐かしいが、KHKマークが健在なのが、すばらしさに磨きをかけている。
ちなみに、ことでんでは以前、TKRが使用されていたそうです。

京急時代の痕跡が残っていますよ。

神戸川崎重工.昭和34年。
京急車輛.平成元年度改造。
京急.初代1000形の中でも初期製造の電車だ。
改造された平成元年(1989年)から、ことでんで活躍しています。

京急時代も含めると、御年63才。
これは、すごい!

高松築港から7分。
栗林公園で下車。

栗林公園駅から徒歩10分ほどで高松を代表する景勝地、特別名勝/栗林公園があります。
ほとんどの観光客が行くのですが‥

やって来たのは、さぬきうどん上原屋本店です。
ここで、本日4杯目のうどんを食します。

さぬきうどん上原屋本店の記事は、☝コチラ。

さて、上原屋本店の向かいは、特別名勝.栗林公園です。
上原屋本店に寄る前後に散策してみると良いのですが、今回は自粛します。

あっ!
レトロなバスが走っているよ。

富士重工のボディを架装した、いすゞのボンネットバスBXD30-709(昭和41年式)。
徳島県阿波池田の四国交通から小豆島やなぎ観光に移籍し、今も現役で活躍しています。

ことでん/栗林公園駅に戻って来ました。

栗林公園駅は、大正15年(1926年)12月21日 琴平電鉄の駅として開業。
今の駅舎は、平成16年(2004年)7月2日に完成しました。

栗林公園から190円のきっぷを購入。

¥ことでん(栗林公園→片原町) 190円。

構内踏切。
首都圏のJRや大手私鉄では見かけなくなりましたね。

超絶アナログ仕様!
電車接近案内。
電車が前の駅を出ると、駅名が光るんです。

昔は、東京駅の山手線や京浜東北線など国電ホームにもありましたが、首都圏のJRではみられなくなりました。
縦型が主流をしめるが、ことでんは横型仕様である。

電車が来ました。
さっき乗った電車と同じだ。

音が昭和の京急。
いいねぇ~

🚋ことでん:高松築港行
栗林公園.14:20→片原町.14:25
[乗]ことでん:1084

ことでん1080形の運転台。
京急時代と変わらず、アナログでシンプル。
これでいいのだ。

栗林公園から5分。
片原町で下車。

もっと、乗っていたかったなぁ。。

香川県高松琴平を営業拠点とする地方私鉄、高松琴平電気鉄道/ことでん。
昔、京急(神奈川/東京)で活躍した電車が活躍しております。
マニアックな話しですが、モーター音・走行音・ドアの開閉音など、京急時代を彷彿するものが残っており、神奈川県三浦半島出身の筆者としては、懐かしさがこみあげてきちゃいました。

今、ことでんで活躍している旧京急車は車齢が半世紀を超えていますが、大事に使われています。
あと何年使うのかわかりませんが、まだまだ現役で活躍してほしいと思いました。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。