【バス旅】東京→大阪 3,900円!JRバス関東/グラン昼特急1号で8時間のバス旅

■0001・2021年6月23-26日 鹿児島3泊4日-1

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JRの高速バス/グラン昼特急(東京駅→大阪駅)が3,900円!
3列独立シート2階建てバスに乗って、8時間46分のバス旅をレポートしてみました。

JR高速バスのネット予約は「高速バスネット」が便利

JR高速バス/東京大阪線昼行便が、得割運賃で3,900円!

JR高速バスのネット予約は、高速バスネットが座席事前指定ができるので便利です。
高速バスネットで予約し、事前カード決済するとさらに2%割引となり、3,820円となりました。

運賃は乗車日に異なりますので、チェックしてみて下さいね。

また、電話やコンビニでも予約できます。→詳しくはコチラ(JRバス関東HP)。

てな訳で当日です。
東京駅八重洲口にある、JR高速バスターミナルにやって来ました。

こちらには待合室があるのですが、コロナ禍で閉鎖されております。
外にベンチがないので、座ってバスを待つところがありません。
バスは10分前に入線します。
時間まで他の場所で待つのが良いでしょう。

グラン昼特急1号(東京→大阪) 車両と車内

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7:00
あっ!
バスが来ましたよ。

おぉぉー!
2階建てバスだ。

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JRバス関東東京支店所属・D670-19504号車です。

スカニア.アストロメガ.InterCity DD (型式TDX24)。
エンジンとシャシーをスウェーデンのスカニア(SCANIA)が担当。
ボディはベルギーのバンホール(Van Hool)が担当し、日本の法規に合わせた特別仕様のダブルデッカーバスです。

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こちらは、西日本JRバス所属のスカニア.アストロメガ.InterCity DD。
グラン昼特急(東京-大阪)は、JRバス関東と西日本JRバスが共同運行しております。

車内を見てみましょう。
1階席は、スタンダードな4列シートです。

1階中央乗降口前には、清潔なトイレを設置。

2階席は、ゆったりとした3列独立グランシートが並んでいます。

最大135度のリクライニング機能に、連動で座面が上がるゆりかごのようなクレイドルシート。
元々、夜行便に対応したグラン車用に開発されたJR特注の座席だそうです。

=座席装備案内=
フットレスト・レッグレストも装着。
コップ受けがあり、USB電源もあります。
Wi-Fiも完備です。

各席には、座席を仕切るプライベートカーテンがついているので、快適に籠ることができます。

2階最前列の1A席に着席します。
この席、なかなか取れないんですよ。
偶然にも得割運賃で空席があったので、速攻で予約しました

グラン昼特急1号・東京駅→三ケ日の様子

7:10
定刻に東京駅を発車。
東京→大阪 約524km/8時間46分のバス旅が始まりました。

いい眺めだなぁ。


このバスの車高は、3.78m‥
ぶつかりそうだけど、大丈夫。

7:50
バスタ新宿で乗車扱いをして、定刻に出発。

初台南ランプから、首都高速中央環状線に入り‥

東名高速道路の起点を示す、0キロポストを通過。
バスは、首都高速3号線から東名高速道路に入ります。

8:23
多摩川を渡り、神奈川県に入ります。

東京よ。
さらばじゃ。

8:46
渋滞の名所‥
大和トンネルに入ります。

渋滞解消事業として、4車線化工事が進められていました。

大井松田ICを過ぎると山間部に入り、吾妻山トンネルが見えてきました。

右側に並走する静岡方面右ルートは、かつて東京方面への上り線でした。
平成3年、御殿場IC-大井松田IC間に3車線の新たな上り線が開通し、下り線は2+2車線に改築されました。

9:24
神奈川/静岡県境。
神奈川県足柄上郡山北町から静岡県駿東郡小山町に入ります。
静岡県は、延長185kmと長いんですよ。

※撮影技術が未熟で申し訳ございません。

9:35
東京駅から100km/2時間22分。
東名高速道路.静岡県駿東郡小山町の足柄SAで、1回目の休憩です。

※足柄SA 9:32-9:52

休憩で下車する場合の注意!です。
出発時の人数確認は行いませんので、乗り遅れないようにしましょう。

足柄SAには、ファミリーマートがあります。
ファミマの北海道メロンパン‥
もちもちした食感がたまりませんな。

■チョコクロワッサン‥128円
■北海道メロンパン‥128円

10:30
富士川を渡ります。
山梨長野県境の鋸岳を源とする延長128kmの川で、日本三大急流のひとつでもあるそうです。

読書をしましょう。
国鉄/JRバスのことが書かれた、マニアックな書籍を持ってきました。

=つばめマークのバスが行く=
加藤佳一著・交通新聞社/880円

昭和49年から東名高速線用として活躍した、三菱MS504Qと言うバス。

おぉ!
これは懐かしいバスだ。

10:37
東名高速/由比PA付近を走行中。
左側に駿河湾が見えます。

11:01
東名高速道路の最長トンネル、日本坂トンネル(2,550m)に入りますよ。

11:13
南アルプス.間ノ岳を源とする延長168kmの’大井川’を渡り、藤枝市から島田市に入りました。

牧之原台地への登坂勾配区間を走行中。

最高出力410馬力の直列6気筒スカニア製ディーゼルエンジンは静かな滑らかな走りです。
登り坂をぐいぐいと登っていきます。

昔のバスは黒煙をもくもくと吐きながらのろのろと坂を登ったけど、技術の進歩を感じますね。

11:42
長野県諏訪湖を源とする延長213kmの’天竜川’を渡ります。
バスは、磐田市から浜松市に入りました。

11:46
定刻より10分遅れで東名浜松西バス停に到着。

ここで、乗車扱いは終了です。
乗車率は80%くらいになりました。

12:01
足柄SAから168km/2時間4分。
東名高速道路.静岡県浜松市の浜名湖SAで2回目の休憩です。

※浜名湖SA 11:56-12:12

サービスエリアからは、浜名湖が一望です。

12:18
三ケ日ICを出たところにある、JRバス関東.東名三ヶ日支店で運転士様交代です。
東京駅から乗務されたJRバス関東の運転士様、お疲れ様でした。

運転停車中に、大阪駅を8:50に出発した横浜グラン昼特急大阪2号.横浜行が来ました。

▼関連記事
西日本JRバス:横浜グラン昼特急大阪2号(大阪→横浜)乗車記
旅のクチコミ4トラベルで配信中です。

グラン昼特急1号・三ケ日→大阪駅

12:31
三ヶ日からは、西日本JRバスの運転士様が乗務されます。

静岡/愛知県境の宇利トンネルが見えてきました。
このトンネル内で、静岡県浜松市から愛知県新城市に入ります。

13:00
豊田JCTで、東名高速道路から伊勢湾岸自動車道に入り‥

13:18
名古屋港に架かる斜張橋、名港東大橋を走行中。

名港東大橋・名港中央大橋・名港西大橋‥
名古屋港に架かるこれら3つの斜張橋は、総称 ‘名港トリトン’ として親しまれています。

13:26
愛知/三重県境を通過。

愛知県弥富市から三重県桑名郡木曽岬町に入り、木曽川’を渡ります。
木曽川は長野県木曽郡木祖村の鉢盛山を水源とし、岐阜県・愛知県・三重県を経て伊勢湾に注ぐ延長229kmの一級河川です。

13:34
伊勢湾岸自動車道・東名阪自動車道・新名神高速道路が交わる四日市JCT。
バスは新名神高速道路に入ります。

大阪駅を10:10に出発した、グラン昼特急8号.東京行とすれ違い。
あちらは、東京駅.19:44着予定です。

13:52
東名阪道路への短絡路と合流する亀山西JCTを通過。

かつて中京-関西のメインルートだった名神高速道路/米原経由より、新ルートとなる新名神高速道路/亀山西経由の方が距離が短縮されました。
名神/米原経由だった高速バスは平成20年4月から新ルートに変更し、所要時間が短縮されています。

13:53
三重/滋賀県境の鈴鹿トンネルに入ります。

三重県亀山市から滋賀県甲賀市へ。
さぁ、いよいよ関西圏に入りますよ。

14:12
浜名湖SAから159km/1時間56分。
新名神高速道路.滋賀県甲賀市の甲南PAで3回目の休憩です。

※甲南PA 14:08-14:28

お腹すきましたね。
南紀 吉野地方の郷土料理、めはり寿司を買いましたよ。
高菜の浅漬けの葉でくるんだご飯は素朴な味がします。

■めはり寿司‥360円

14:47
大阪まで残2時間をきりました。

草津JCT。
ここで、元の名神高速道路と合流します。

14:59
名神高速道路を走行中。
京都東ICを通過し、京都府に入りました。

15:15
東日本の大和トンネルに対して、西日本の渋滞の名所である天王山トンネルです。
このトンネルを抜けると‥

15:16
大阪府に入ります。
さぁ、あと少しですよ。

15:28
名神吹田ICで、高速道路から一般道に入ります。

ザザザァー!

うわっ!
ここだけ、すごい雨だ。

新大阪駅を通過。
大阪メトロ御堂筋線と並走します。

琵琶湖を水源とする淀川を渡ると‥

大変長らくのご乗車、お疲れ様でした。
まもなく終点、大阪駅JR高速バスターミナルに到着です。

15:56
甲南PAから91km/2時間28分。
東京駅から524km/8時間46分。

大阪駅JR高速バスターミナルに定刻の到着。
長時間のバス移動となりましたが、なかなか快適でした。
時間がかかっても、格安に移動したい方に向いていますね。

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。