■0108・2021年11月15-19日 クィーンコーラル8奄美沖縄.4泊5日-23
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令和3年7月1日に新規開設した、東京九州フェリーに乗って、20時間50分の船旅を楽しみました。
本記事は、四国高知沖から横須賀到着までをレポート(航海後編)です。
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東京九州フェリー/はまゆうです。
福岡県新門司から神奈川県横須賀へ、980km/20時間50分の船旅に挑んでおります。
コチラ☟から続いております。
【船旅】新航路開設《祝》東京九州フェリー/はまゆう 乗船記(船内編)
▼
▼目次
四国沖を航海
新門司を23:55に出航したはまゆうは‥
深夜2:03に、大分県姫島沖を通過。
愛媛県佐田岬沖を3:10に通過し‥
高知県足摺岬沖を5:51に通過します。
太平洋に出ると、船が若干動揺してきました。
新門司から6時間36分が経過。
皆様、おはようございます。
はまゆうは、高知県土佐清水市の東方及び須崎市南方の沖を東へ向かって航行しています。
6Fオープンデッキは深夜、閉鎖されます。
まだ、開いていませんね。
窓からの眺め。
海以外何も見えません。
4Fのサイドデッキは、航海中立入禁止です。
多くのフェリーは20ノット(約37km/h)ほどで航行しますが、はまゆうは27ノット(約50km/h)で航行する高速フェリーです。
その為、4F外部デッキは閉鎖され、立入禁止となっております。
朝8時から大浴場がオープンします。
展望風呂でまったりしましょう。
朝食です。
朝からビールを飲んじゃいましょう。
■きつねうどん‥69円
■おにぎり‥50円
■はかた地どりのとりごぼうサンド‥108円
■アサヒスーパードライ‥270円
紀伊水道・潮岬沖を航海
新門司から9時間30分。
四国と紀伊半島の中間、紀伊水道沖を航行中。
そろそろ、横須賀から来る姉妹船との反航時刻なのですが‥
6Fオープンデッキは閉鎖されたままです。
船員様に聞いてみると、風が強いので6Fオープンデッキは閉鎖中ですが、レストラン後方にあるもうひとつのオープンデッキは開放しており、姉妹船は左舷に来るので見れますよ。
~とのことで、行ってみると‥
レストランを通り抜けて、バーベキューガーデン後方にある‥
オープンデッキに出れました。
ここに出るのは、初めてです。
ここで、船長様から放送で挨拶がありました。
只今、和歌山県紀伊半島の約50km沖を順調に航行中とのことです。
=はまゆうのファンネル=
東京九州フェリーのTとKの文字からデザインされました。
東京九州フェリーの船舶は、硫黄酸化物/SOxの排出規制への対応策として、排ガス浄化装置(スクラバー)を搭載し、黒煙がほとんど出ません。
また、在来船と比べ約6%の省エネルギーが実現可能となっております。
姉妹船/それいゆと反航
あっ!
来ましたよ。
横須賀を昨夜23:30に出航した、東京九州フェリー/それいゆ(15,400t)です。
おぉ、キタキタ!
来ました。
来ましたよ~。
ボオォォォ~#
我々はまゆうが、汽笛を鳴らしてエールを贈ります。
そして‥
ブオォォォー#
次にそれいゆが汽笛を鳴らしてエールを贈ってくれました。
感動のひと時です。
さよなら~。
ご安航をお祈り申しあげます。
はまゆうは、航海速力27ノット(約50km/h)で太平洋を東へ向かっております。
紀伊半島が見えてきました。
あっ!
6Fオープンデッキが開放されたようですね。
外に出てみましょう。
紀伊半島が近づいて来ましたよ。
本州最南端・潮岬沖
そろそろ、本州最南端/潮岬沖を通過するお時間です。
横須賀行きの潮岬通過予定時刻は、10:58です。
おっ!
潮岬灯台と潮岬タワーが見えていますね。
新門司から11時間12分。
予定より10分ほど遅れて、本州最南端/潮岬を通過。
潮岬タワーの前が、本州最南端地点です。
まはゆうはこの辺りで、進路を北東に変えて航行します。
洋上ならではのバーベーキューを満喫
東京九州フェリー名物と言ったらバーベキュー。
洋上でバーベキューが楽しめるのです。
てな訳で、昼食は‥
ブログのネタにしようと、バーベキューを予約しました。
テーブル上には、バーベキューソース・塩・胡椒・トング・ダスター・お手拭き・メニューが置いてあり‥
バーベキューのメニューは、ご覧の通りです。
バーベキューセットを注文。
900円とは、安いですね。
■バーベキューセット‥900円
・骨付きカルビ
・牛ロース
・鶏もも肉
・玉ねぎ
・ピーマン
・パプリカ
・キャベツ
■ライス(大)‥250円
■生ビール‥570円
では、太平洋に向かってカンパーイ!
ジュジュー
肉が焼ける香ばしい匂いが立ち込めます。
船の上でバーベキューが楽しめるとは‥
かつて、大部屋雑魚寝の過酷だった船旅と比べると、今の船旅は天国だ。
遠州灘・伊豆沖の航海
新門司から14時間47分。
静岡県浜松沖を航行中。
今日は波高1mほどの向かい波なので、たまに動揺していますが、快適なクルーズです。
お三時にしましょう。
■小倉のシロヤで買ったオムレット/1個40円 50円の格安スイーツです。
■七尾のフレンチパピロ‥106円
昭和32年創業、北九州の菓子メーカー.七尾製菓の商品です。
香ばしい薄焼きせんべいをロール状に巻き上げ、ふんわりクリームを詰めた’フレンチパピロ’。
昭和37年の発売のロングセラー商品なんだそうです。
■スペースアポロ
昭和50年頃、ナガイパンで販売された菓子パンです。
レトロ感あるパッケージデザインは販売当時のもので、フジパン(本社/名古屋)が復刻しました。
ナガイパンは九州のパンメーカーかと思いきや、広島県にあるフジパングループのパンメーカーだそうです。
新門司から16時間30分。
静岡県駿河湾沖。
船としては、速いのですよ。
青い空。
静岡県を遠望。
パノラマモードでカシャ。
そろそろ、夕日の時間なんですが、今日は雲が厚いですね。
夕日は見られませんでしたが、モヤの先が赤く染まりました。
夕暮れがまた美しい。
新門司から17時間44時間。
伊豆半島最南端/石廊崎沖を通過。
はまゆうは、静岡県下田市と東京都利島村沖を航行中。
はまゆうは闇の中へ。
夜の航海が始まりました。
左舷には、伊豆半島東海岸の夜景が見え‥
右舷には、伊豆諸島/利島の島灯りが見えます。
次は伊豆諸島、東京都/伊豆大島沖を通過しますよ。
横須賀向けでは、18:20頃のようです。
そろそろですね。
伊豆大島沖を通過。
島の街灯りが見えます。
ビーフシチューのディナー
ディナーのお時間ざます。
メインダイニングに入りましょう。
100~250円の小鉢もありますね。
はまゆうレストランは、オーダー方式となっており、タッチパネルでオーダーします。
さぁ、クルーズ最後のディナーです。
ビーフシチューにしたザマスわよ。
■東京九州フェリー特製ビーフシチュー‥1,300円
・ビーフシチュー
・サラダ
・コンソメスープ
・ライス
新日本海フェリー夕食人気ランキング1位の特製ビーフシチューです。
デミグラスソースは自家製ブレンド、新日本海フェリー自慢の一品が、東京九州フェリーでも味わえるんです。
上品なお味ざますわね。
オッホッホ‥
支払いはこちらのレジでセルフ会計となります。
伝票のバーコードをセンサーにピッとあてて、お金をレジに入れます。
クレジットカードでの支払いも、可能になりました。
画期的ですねぇ。
さすが、最新鋭のフェリーだ。
三浦半島沖・東京湾を航海
神奈川県.三浦半島/城ヶ島と剱崎灯台の灯りが見えてきました。
あぁ、帰ってきちゃいましたね。
新門司から19時間18分。
はまゆうは、東京湾に入ります。
神奈川県横須賀市の街灯りを眺め、観音崎が見えてきました。
神奈川県横須賀市の観音崎沖の通過は19:45。
楽しい船旅は、残り1時間ほどです。
はまゆうは、浦賀水道に入ります。
東京湾内は、安全上耐水速度12ノット(約22km)以下と定められており、これまで航海速力27ノット(約50km/h)でかっ飛んで来たはまゆうも減速航行に入ります。
おぉー
見慣れた街が見えてきた。
フェリーから横須賀の街を見るなんて、なんだか新鮮だ。
東京湾唯一の自然島、猿島も見えて‥
横須賀新港の接岸地点が見えてきました。
接岸の儀(単に眺めるだけ)に参列しましょう。
横須賀接岸の儀(単に眺めるだけ)
横須賀の夜景を眺めながら、新門司→横須賀980km/20時間50分の船旅は幕を閉じます。
接岸体勢に入りました。
横須賀新港の三笠公園にある、記念艦.三笠が見えます。
あぁ~
楽しい船旅が終わっちゃうよ~
燃料補給船が横付けされ、フォーサーがビットにつながれました。
・フォーサー‥係留用ロープ
・ビット‥係留用鉄杭
定刻より15分早い20:30に接岸完了。
パチパチパチパチ‥
名残惜しいですが、下船しましょう。
ターミナルに、はまゆうの模型が展示されています。
これ、精巧な造りなんですよ。
横須賀ターミナルから京急横須賀中央駅へは1km/徒歩13分
=東京九州フェリー横須賀ターミナル=
航路開設にあたり、新築されたピカピカのフェリーターミナルです。
東京九州フェリー.横須賀ターミナルの位置は、☝コチラ。
横須賀新港から京急の横須賀中央駅へは、約1km/徒歩13分ほどです。
これは便利だ。
横須賀中央駅に着きました。
この駅から、京浜急行で横浜・品川(都心)方面へ行けます。
= まとめ = 北九州新門司を深夜に出航したはまゆう‥ 翌朝、目が覚めると高知県を航行し進路を東へと変えていきます。 足摺岬沖から船が動揺してきましたが、気になる揺れではありませんでした。 Wi-Fiは沖に出るとつながりが悪くなりますね。 風呂やサウナに入って、酒を飲んで飯を食い寝る‥ 日常ではできないのんびりとした時間が過ぎていき、新門司→横須賀 980km/20時間50分の船旅は、あっという間に終わってしました。
➡クイーンコーラル8奄美沖縄.4泊5日の総集編は、コチラ。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。