■0181・2022年1月9-13日 やまがた温泉湯治旅.4泊5日-6

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山形県新庄と同県余目を結ぶ陸羽西線。
沿線の大半が最上川に沿って走るので、通称/奥の細道最上川ラインと呼ばれる路線距離/43kmの地方交通線です。
本記事は、長期運休を前にした、冬の陸羽西線に乗って雪見列車を楽しんでみました。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。

山形県肘折温泉に2泊逗留し、路線バスで新庄駅に向かいます。

肘折温泉から1時間。
新庄駅に到着。

新庄駅の駅舎内。新庄まつりの巨大な山車が展示されています。

これから天気が荒れてくるので、運転見合わせになるおそれがある告知がありました。
ダイヤが乱れないうちに移動しちゃいましょう。

これから向かうのは、山形県鶴岡です。
新庄→鶴岡は58.7km/運賃1,170円ですが、清川で分割して1,100円になりました。
山の温泉/肘折温泉の次は、海の温泉/湯野浜温泉へ向かいます

さて、私が乗るのは山形新幹線ではなく‥

陸羽西線のキハ110形ディーゼルカーに乗ります。
🚞普通157D.酒田行
新庄11:15→余目.12:01
[乗]JR東日本:キハ112-214

11:16
新庄を発車。
駅の北側には、明治36年竣工の’新庄駅機関庫(赤レンガ車庫)’があります。
竣工から118年経過した今も現役なんですよ。

おぉー
こりゃ、雪見列車だ。
ワンカップ買っておけば良かった。

最上川を渡ります。

全長434mのトラス橋、第一最上川橋梁です。
初代は大正2年に完成。
今の橋梁は昭和48年に架け替えられた2代目です。

奥の細道最上川ラインの愛称が付けられている陸羽西線は、山形県新庄市の新庄駅から同県東田川郡庄内町の余目駅の43.0kmを結ぶローカル線です。

最上川を眺めていると‥
あっ!
船が来ましたよ。

最上川舟下りの船です。
ヨ~エ サノ マッガショ エンヤ コラマ~ガセ~♪
エエヤ エ~エヤ エ~エ エ~エヤ エ~ド~♪
ヨ~エ サノ マッガショ エンヤコラマ~ガセ~♪
酒田あぁぁ~♪
以下 略。
山形県民謡.最上川舟歌‥
最上川舟下りの船頭さんが唄ってくれます。

グオォォー
カミンズ製/ディーゼルエンジンが唸り、雪平原を走ります。

なんと!
94km/hも出ていますよ。
雪の中を勇ましい奴だ。

新庄から46分。
余目に着きました。

余目で羽越本線に乗り換えます。
特急いなほ8号.新潟行が来ましたが、これには乗れません。

余目では、1時間少々の待ち時間があります。
このきっぷでは途中下車できないので、どうしようかと思っていたら‥

ホームに暖房のある待合室がありました。
ここで待ちましょう。

13:07
私が乗る普通列車が来ました。
🚞普通826D.村上行
余目.13:08→鶴岡.13:28
[乗]JR東日本:GV-E402-10

グオォォー タタタタタ‥
GV-E400系は発進加速時だけディーゼルエンジンが唸り、直結駆動された発電機によって発電供給された電力によって列車は走ります。
つまり、半分は電車に乗っているようなものなんですね。

一面の雪平原!
南関東人民の筆者にとって、雪景色は非日常の世界だ。

あっ!
東北地方の普通列車で乗る確率が高い701系だ。
オールロングシートで経費を切り詰めて製作された電車なので、走るプレハブと呼ばれているけど、雪の中でもキビキビ走る勇ましい奴なんです。

余目から20分。
目的地となる鶴岡に到着。
冬の山形県は白銀一色の世界となり、車窓から雪見を楽しめます。 ただし、気象状況によっては運転見合わせの可能性があるので注意が必要です。 なお、陸羽西線は国道47号のバイパス道路/高屋道路のトンネルが陸羽西線トンネル真下に建設されるため安全性を踏まえ、2022年5月14日から2024年度中まで陸羽西線全線の列車が運休し、バス代行輸送となりました。 ➡陸羽西線代行バス (JR東日本PDF)
これは、古口駅~高屋駅において、JRのトンネルの真下に国道47号のバイパス道路「高屋道路」のトンネルが建設されるためです。

次回、鶴岡からローカルバスで、湯野浜温泉に向かいます。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。