■0235・2022年10月10-14日.大分/高松4泊5日-19

皆様、こんにちは。
シクタン.comでございます。
小豆島.土庄と高松を1時間で結ぶ四国フェリーグループ/小豆島フェリー。
2020年5月1日の最新鋭船、第一しょうどしま丸(4代)の船内をレポートしてみました。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
▼目次
小豆島フェリー/第一しょうどしま丸(4代目)

小豆島.土庄-高松航路に就航する小豆島フェリー/第一しょうどしま丸。
船体前部には小豆島のキャラクター/オリーブしまちゃんが描かれており、小豆島フェリーの就航船の中では一番新しい船舶なのです。

=第一しょうどしま丸=
船種‥フェリー
総トン数‥1293t
全長‥71.97m
全幅‥15.0m
航海区域‥平水
所有‥四国フェリー㈱
運用‥小豆島フェリー(株)
船籍‥日本.香川県高松
建造所‥藤原造船所
就航‥2020年5月1日

この船は、愛媛県今治市大三島の藤原造船所が担当しました。
小豆島航路就航船は、藤原造船所で竣工された船舶が多いですね。
第一しょうどしま丸の船内

それでは、第一しょうどしま丸の船内視察を始めましょう。
1Fは車両甲板。
2Fに船室があり、3Fは展望デッキとなっております。

車両甲板から階段かエレベーターで2Fに上がると‥

客室入口です。
では、入ってみましょう。
2F・自販機コーナー/後方階段

船室に入ると、船体後部。
自販機コーナーがあります。

自販機では、清涼飲料水を販売。
コーヒーやお茶、ジュース類が120~160円と言ったところですね。
アルコール類の自販機はありません。

船体後部、3Fへ上がる階段。
オリーブしまちゃんと、お友達のミモザのりくちゃん・オリーブキング・ルッカルッカが描かれていますよ。
2F・トイレ/洗面台/多機能トイレ

=トイレ=
船体後方男女別であり、個室にはウォッシュレットを配備しています。

トイレに併設された洗面室。
オリーブをイメージしたタイルが清潔さを感じます。

=多目的化粧室=
車いすでも余裕の広さ。
オムツ交換台もあります。
第一しょうどしま丸のバリアフリー設備は、交通エコモ財団の助成で設置されました。
2F・後方客室 (座敷/椅子席)

=客室フロア=
落ち着いた空間の客室が2F一面に広がっています。

=カーペット席=
これぞ船旅の基本、雑魚寝のスペースです。
横になって移動できるのは、船ならではの醍醐味ですね。

=リクライングシート=
定員490名に対し、椅子席は334席を設置。
リクライニングシートでゆったりとお過ごし頂けます。

椅子席は、バス・鉄道・フェリーなどの座席を手掛ける天龍工業製のシートを採用。

=優先席=
車椅子が入れるゆとりある間隔をもった対面シート。
左右に合計20席あります。

左右の壁面に設けられたコンセント。
譲りあって使いましょう。

=窓側ソファ席=
右舷側に設けられた4人掛けのソファ席。
大型テーブルも設置され、ご家族連れやグループのお客様に人気です。
2F・売店/うどんコーナー

=売店=
菓子類・小豆島のお土産・オリーブを使った特産品を販売。
大人気!フェリーチョロQもあります。

はい、うどんもありますよ。
先代の第一しょうどしま丸が宇高航路で提供していたものと同じ製麺所から仕入れているとか。
瀬戸内海を眺めながら食べるうどんは格別ですね。
・わかとろうどん‥450円
・きつねうどん‥450円
※この日はうどんを3杯食べていたので、画像は以前食べたわかとろうどんです。
Wi-Fi/安全案内

無料Wi-Fiも完備。
海域によってはつながらない場合もあります。

=救命胴衣着用法=
これは重要です。
ちゃんと目を通しておかなくては。

=救命消防設備・脱出経路図=
これも重要ですね。
万が一の為に、脱出経路などを確認しておきましょう。
2F・前方客室 (椅子席)

=中央ソファ席=
売店より前方には、大型テレビが見れる4人掛け前向きの席と、2名席×4の対面席。
売店より後方には3人掛けの対面席を設置。
各席にはラインが引かれ、一人ひとりのスペースを確保しやすくしており、対面席には大型テーブルを設けております。

船体前方の椅子席。
右舷側は女性専用席となっております。

前方のリクライニングシートは、後方のリクライニングシートよりグレードが高くみえますが、2等モノクラスなので、料金は同一です。

最前部の席からは前方の景色が楽しめ、操舵室にいる気分になれますよ。
※夜間時は安全確保の為、カーテンで閉ざされ、景色は見えません。

船体中央にも階段があります。
3Fに上がってみましょう。
3F・展望デッキ

客室上の3Fは、展望デッキとなっています。

展望デッキには、オリーブしまちゃんと仲間たちのベンチとテーブルがあるので、潮風を浴びながら快適なクルージングがお楽しみ頂けます。

四国フェリーグループの船舶は、ロケット型ファンネルが特徴。
小豆島航路で活躍している船だけあって、オリーブが描かれていますね。
これ、実際にはファンネルではなく、マストなんですよ。

こちらが本物のファンネル。
先代よりパワーアップされたエンジンを搭載していますが、煙はほとんど出ません。

ミモザのりくちゃんとオリーブしまちゃん。
小豆島のキャラクターとして活躍中。
これからも宜しくね。
第一しょうどしま丸の航海編記事
第一しょうどしま丸(4代目)の航海編は、☝コチラ。
新しくなった第一しょうどしま丸。 先代より大型化され、ゆとりある船内となり、リクライニングシート・ソファ席・座敷と色々なタイプのお席があるので、お好みに合わせてお寛ぎになれます。 1時間の船旅はあっという間で、正直、もっと乗っていたかったです。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。