■0327・2023年3月27日~30日..日本海クルーズ&新玉川温泉.3泊4日-6
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乗り物系・温泉・登山などの旅と食事系のブログ、シクタン.comと申します。
秋田県の秘湯、新玉川温泉へのアクセス。
田沢湖駅から羽後交通のローカル路線バスに乗りました。
バスに乗るだけのマニアックな記事ですが、ご覧頂けたら幸いです。
※記事中[拡大]または◎を記している画像は、クリック・ドラッグすると拡大します。
※記事中の価格等は、2023年1月取材時のものです。
▼目次
JR東日本びゅうダイナミックレールパックで行く新玉川温泉
ここは秋田県、秋田新幹線/田沢湖駅です。
JR東日本びゅうダイナミックレールパックで新幹線+宿泊のセットプラン利用でやって来ました。
JR東日本びゅうダイナミックレールパックのレール編は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
田沢湖駅前の駅前食堂。
昭和42年(1967年)開業の歴史ある食堂で、モツ煮が名物です。
今日はお休みでした。
残念!
駅前食堂の記事(2022年12月1日訪店)の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
羽後交通㈱ 田沢湖営業所
田沢湖駅から260m/4分ほど歩いて向かったのは‥
地元の路線バス運行会社。
羽後交通㈱ 田沢湖自動車営業所です。
羽後交通㈱田沢湖自動車営業所の場所は、☝コチラ。
羽後交通で活躍するレアなバス
車庫には待機中のバスが並んでいます。
おっ!
東京では見られなくなったレアなバスがありますよ。
このバスは、西日本工業のボディを架装したいすずKC-LV280Qです。←(またまたマニアックなことを‥)
1997年式で、大阪の阪急バスからの移籍車なんだとか。
奥の停まっているこの2台をズームしてみると‥
左は、いすずキュービックKC-LV280LでIKコーチのボディを架装。
元自家用で使われていた1998年式のバスです。
右は、日野/ブルーリボンU-HU3KPAA。
愛知県の豊栄交通からの移籍車で、車齢27年を誇る1995年式のバスなのです。
このバスは以前、乳頭温泉に行った時に乗りました。
乳頭温泉から乗った日野/ブルーリボン(U-HU3KPAA)の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
回数券
営業所で回数券を買ったよ。
130円×11枚綴りで1,300円となり、1枚あたり約119円となります。
全国的に数を減らしつつある紙式の回数券が羽後交通では健在でした。
バス運転士募集
2023年3月現在。
バス運転士募集!しています。
➡バス運転士募集(随時募集) 羽後交通公式ホームページ。
全国的にバス運転士不足が懸念されていますが、羽後交通も例外ではないようです。
田沢湖駅近くのスーパー GRAN MART
田沢湖駅近くにはスーパーGRAN MARTがあり、ここで買い物ができます。
グランマート田沢湖店の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
羽後交通:新玉川線/急行 新玉川温泉行 (田沢湖駅→新玉川温泉)
田沢湖駅に戻りました。
新玉川温泉行の路線バスは田沢湖駅前②から乗れます。
▼田沢湖駅前②時刻表 (羽後交通公式ホームページ)
・新玉川温泉 (急行新玉川線) 12月1日~4月15日運行。
・玉川温泉/八幡平頂上 (急行玉川線) 4月16日~11月30日運行。
バスが来ました。
おっ!
これは三菱ふそうエアロバスKC-MS829Nですね。
1998年式、栃木県/那須交通からの移籍車です。
🚌羽後交通:急行.新玉川温泉行
田沢湖駅.12:35→新玉川温泉.13:45
田沢湖駅→新玉川温泉への路線バスは、冬季ダイヤだと12:35発が最終となります。(早っ!)
新玉川温泉へは、41.9km/1時間4分のバス旅です。
ブロロロォー
バスは山道の勾配を登りはじめました。‥
田沢湖駅(標高221m)から新玉川温泉(標高745m)へは、標高差が541mあるのです。
国道341号線沿いにある秋翁湖に沿ってバスは入ります。
秋扇湖は昭和37年(1957年)に竣工した鎧畑ダムによって、玉川が堰止められた人造湖です。
秋扇湖上流部にある宝仙湖(玉川ダム)に架る大平橋から先は‥
12月1日以降の冬期間、一般車車両通行止となり、関係車両と路線バスしか通れません。
よって、新玉川温泉へはマイカーで行くことは不可能です。
田沢湖駅12:35発の最終バスに乗らないと、新玉川温泉へ行けなくなるのでご注意下さい。
大平橋の手前に宝仙湖展望所駐車場と玉川ダムバス停があります。
ここの駐車場に車を停めて、バスに乗り換える方がチラホラといらっしゃいました。
宝仙湖を眺めます。
平成2年(1990年)に竣工した玉川ダムによって、玉川が堰止められた人造湖です。
宝仙湖が終わり、バスは渋黒川に沿って走ります。
標高が高くなってきました。
残雪が増えてきましたね。
渋黒川の渓谷に架る玉川温泉大橋を渡ります。
おぉー!
これは絶景ですぞ。
秋は紅葉の名スポットなんだそうです。
田沢湖駅→新玉川温泉の運賃は1,470円。
130円回数券1冊(11枚綴り/1,300円)+現金40円=1,340円の支払いとなり、130円安くなりました。
田沢湖駅から1時間4分。
新玉川温泉に着きましたよ。
新玉川温泉
新玉川温泉宿泊の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けたら幸いです。
羽後交通:新玉川線/急行 田沢湖駅行 (新玉川温泉→田沢湖駅)
秘湯を堪能し、田沢湖駅へ戻ります。
日野ブルーリボンⅡQDG-KV234N3と言うバスが来ました。
日野車体工業といすゞバス製造が合併したジェイ・バスのボディを架装した2016年式。
自社新車導入車だそうです。
🚌羽後交通:田沢湖駅行
新玉川温泉.11:10→田沢湖駅.12:14
往路の逆ルート。
田沢湖駅へは、41.9km/1時間4分のバス旅です。
玉川温泉大橋を渡り、国道341号線に入りました。
ここから玉川ダム展望所のある大平橋まで一般車通行禁止となり、先導車の後ろをバスは走ります。
高さ3mほどの残雪。
厳冬期はもっとすごいんだろうな。
バスは山道をガンガン下ります。
玉川温泉を流れる渋黒川はこの先で‥
玉川と合流しました。
宝仙湖に沿ってバスは走り‥
玉川ダムが見えてくると、通行規制区間は終わりです。
バスは玉川ダムから少し離れたところを走ります。
おっ!
木々の間から玉川ダムが見えましたよ。
玉川ダムは高さ100mの重力式コンクリートダムで、玉川・雄物川の治水と秋田平野への利水を目的とした特定多目的ダムで玉川の水質改善にも貢献しているんだとか。
ダム建設の道路付け替えによって建設された新玉川大橋を渡ります。
秋扇湖上流部となるこの付近一帯では、山からの雪解け水が流れてダムの水位が上がる時期になると、湖畔に立っている木が水没し、水没林が出現。
例年5月から6月中旬頃にかけて見ることができ、まるで木が水面に浮かんでいるような不思議な風景なんだそうです。
新玉川大橋の場所は、☝コチラ。
青空とエメラルドグリーンに輝く湖が美しい。
山を下りました。
=秋田駒ヶ岳=
十和田八幡平国立公園の南端にあり、標高1,637mを誇る秋田県第一の高峰です。
素晴しい眺望と、北日本一といわれる数百種の高山植物の宝庫なんだとか。
これは登ってみたいですね。
新玉川温泉→田沢湖駅の運賃は1,470円。
130円回数券1冊(11枚綴り/1,300円)+現金40円=1,340円を支払います。
片道130円・往復だと260円安くなりました。
新玉川温泉から1時間4分。
田沢湖駅に戻りました。
冬の新玉川温泉に行くには、バスしかありません。
田沢湖駅12:30発が最終です。
これに乗らないとアウトなので注意しましょう。
回数券を買うと、田沢湖駅から往復260円安くなりますよ。
ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。