【船旅】小笠原海運/おがさわら丸(父島→東京) 復路前編

■0452・2025年4月13日-18日・小笠原5泊6日-21

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今回も御船印ネタなのですが、小笠原海運の御船印はおがさわら丸に乗らないと入手できず、5泊6日の旅となるので、1週間の休暇をとって小笠原に行ってきました。
本記事は、おがさわら丸乗船記復路航海前編です。

小笠原航路就航船、小笠原海運/おがさわら丸
東京から1,000km離れた小笠原へ、重要なライフラインです。

= おがさわら丸 =
船種‥貨客船
船籍‥日本/東京
航海区域‥近海
所有‥小笠原海運・鉄道建設 運輸施設整備支援機構
運用‥小笠原海運
総トン数‥11,035t
全長‥150m
全幅‥20.4m
建造所‥三菱重工業下関造船所(第1,194番船)
就航‥2016年(令和2年)6月25日

復路出航日・父島二見港船客待合所

小笠原海運/おがさわら丸が発着する、二見港船客待合所の場所は、☝コチラ。

大きい船ですね。
全長150mのおがさわら丸は、離島航路就航船としては最大級の船舶なんですよ。

乗船が始まりました。
飛行機みたいに上級船客様の優先搭乗があります。
我々は下から2番目の下級船客なので、後の方になりました。

さあ、乗りますぞ。

2等寝台(エコノミーベッド)

案内所で個室のキーを受け取る上級船室利用の富裕層の方々を横目に、今夜の城へ‥

451号室は‥
あっ、ここですね。

=2等寝台(エコノミーベッド)=
下から2番目のクラスの船室です。

おがまるパック利用だと、このクラスが標準となります。

おがまるパック (小笠原海運)

1ブロック定員4名の階段式2段ベッド。
大部屋雑魚寝の2等和室(エコノミー)と比較して、プライバシーが守られる構造となっております。

下段29番ベッド。
ここが筆者の城です。

ベッド幅80cm・長さ200cm。
寝具は、キルトケット・枕・衿布カバー・枕カバーが用意され、セルフでセッティングします。
シーツ・毛布はオプション(各300円)となります。

おがさわら丸乗船記 (船内編)

出典・小笠原海運株式会社

おがさわら丸の船内。
相部屋の2等和室から最上級のスイートまで、多種多彩の船室が用意されています。

船内については、☟別記事にまとめました。

おがさわら丸の船内記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。

出航の儀(単に眺めるだけ)に参列しようと、外部甲板に出ました。

単に眺めるだけの出航の儀ですが‥
父島を出航するおがさわら丸の出航風景は他船とはひと味ちがいますぞ。

本土へ運ぶコンテナの積みこみが急ピッチで行われています。
島の生命線です。

伊豆諸島開発/ははじま丸
父島-母島を2時間で結ぶ貨客船です。

ははじま丸の記事は、☝コチラ。
ご覧頂けましたら幸いです。

バーン!
バババババンバババーン♪
出航前の銅鑼の合図がなりました。

おがさわら丸出航日の二見港はお祭り騒ぎ!
島民を方々をはじめ、居残る観光客の方々などが桟橋に集結してくれております。

15:00
ホーサーがビットから外されました。

・ホーサー‥係留用ロープ。
・ビット‥係留用鉄杭。

ゴゴゴゴォー
おがさわら丸、東京へ向けて出航!

スラスターの推進力で離岸成功。
パチパチパチ‥

ボォォー!
出航の汽笛が港に響きます。

船が離岸すると、お見送りの方々が一斉に岸壁に出て来てくれました。

ははじま丸も、一緒に見送ってくれているように見えます。

いってらっしゃーい!
島では「さようならぁ~」とは言いません。
小笠原に又来てねと言う願いから見送る方々は「いってらっしゃーい」と挨拶をします。

「いってきまーす」←(離れる人はこう言う)

感動の別れのシーン。
みんな、大きく手を振り続けています。

お見送りのボートが並走

おがさわら丸が離岸しても、別れのシーンはまだまだつづきます。
スタンバイしていた、お見送りのボートが一斉に出て来ました。

小笠原父島の風物詩。
ボートによる、お見送りの儀←(筆者が勝手に名付けた)が始まりました。

ダイビングやドルフィンスイムなどをおこなっているボートたちが‥

おがさわら丸に並走します。

これを見ると、小笠原に再び行きたくなる。
そして、次はお見送りをする側になりたい‥
しかし、お見送る側になるには、おがさわら丸2航海(約13日)の滞在が必要となるので、なかなか難しいのです。

ここですごいパフォーマンスが‥

ボートから海に飛び込む人々!!
お見送りダイブです。

今、筆者は感動している。
ボートの並走は続きます。

大きく弧を描いて、二見湾を出ました。

いってらっしゃーい!
熱い見送りはまだまだ続きます。

ヤバイよ。
泣けてきそうだ。

そろそろボートが減ってきましたね。

この辺りで、最後まで並走してくれたボートともお別れです。
楽しい思い出をありがとう。

おっ!
お見送りのボートが離れた後、1隻のボートが爆走して来ましたよ。

ズームしてみましょう。
海上保安庁の監視取締艇/さざんくろす(5t)です。

多くの船が並走するお見送りの儀の警備を終え、追いかけてきました。

ぐるっと急旋回して‥

お見送りの儀の酉は、海上保安庁小笠原海上保安署が務めました。

ありがとう。
いってきま~す!

太平洋~大海原を航行

父島→東京/1,000キロ!
24時間の船旅が始まりました。

復路の航海予定です。

父島二見.15:00
 ▼
西島.15:25
 ▼
北之島(婿島群島).17:05
 ▼
鳥島.0:40
 ▼
八丈島.7:15
 ▼
三宅島.9:50
 ▼
伊豆大島.11:10
 ▼
洲崎(房総半島).12:00
 ▼
東京竹芝.15:00

しばらくは、父島西岸に沿って航行します。

あぁ~
島が離れていくよ~

船旅をするにあたって避けて通れないのが‥
凪なら天国、時化たら地獄。
復路の海況はどうなのでしょう?

案内所に掲示された天気図を見ると、航路上の太平洋は高気圧に覆われていて‥

波高は1m前後。
1万トン級の大型貨客船/おがさわら丸なら、快適な船旅が楽しめそうです。

ご覧のとおり、この日の海況は穏やかです。
これなら船酔いの心配はいりませんね。

島が小さくなっていきます。

果てしなく続く海。
好天で夕日が期待できそう。

15:40
出航から40分。
おがさわら丸は父島群島の海域を離れました。

小笠原よ。
さらばじゃ!(涙)。

シャワーを浴びて、まずは一杯。
この後、お昼寝。

■氷結グレープフルーツ‥210円
■胡麻煎餅‥120円

船上から眺める夕日

ふあぁ~
よく寝ました。

夕暮れの太平洋をおがさわら丸は航行中。

おやっ?
東京着は4月18日なのに19日になっていますね。

2025年(令和7年)4月17日。
日の入りは、17:57です。

17:53
おっ!
おひさまがちょうど沈むところですぞ。

水平線に雲がはりついています。
おしまいかな?

いや。
ズームしてみると、雲の切れ目から夕日が見えましたぞ。
これは美しい!

あと少し‥
真っ赤な夕日が水平線に沈んでいきます。

おしまい。
パチパチパチ👏

御船印 (小笠原海運55周年.期間限定バージョン)

小笠原海運おがさわら丸御船印は、乗船しないと手に入らない代物です。
復路は小笠原海運55周年を記念した限定御船印を購入。

小笠原海運は1969年(昭和44年)、東海汽船日本郵船の折半出資で創業。
東海汽船から椿丸(1,016t)を定期傭船をし、小笠原航路の定期運航(所要44時間)が始まりました。
こうしてみると、今のおがさわら丸(3代目)とは雲泥の格差を感じますね。

■おがさわら丸小笠原海運55周年記念限定御船印‥300円。

夕食

携帯は圏外でWI-FIもなく、酒飲んで寝るしかやることがありません。
でも、それでいいのです。
せわしい都会の日常を忘れて、なにもしない贅沢を船旅では味わえます。

ラウンジで一杯飲んで‥

■本搾りオレンジ‥210円

18:45
船内レストランで夕食です。

■ジャンボチキン串‥550円
■米飯‥250円
・お茶

ジャンボチキン串を丼にしたよ。
これ、ご飯によくあうのです。

※2025年11月現在・ジャンボチキン串はメニューから外されてしまいました。

夜の航海

20:19
おがさわら丸は航海速力25ノット(47km/h)で航行中。

甲板に出てみると、周囲はすっかり闇の世界に‥
静かな夜の航海です。

星空を見に行くと‥

出典・@kotaroyama様/3代目おがさわら丸フォトコンテスト銅賞受賞作品

おぉー!
なんてすばらしい星空なんだ。

実はこの写真、3代目おがさわら丸フォトコンテスト銅賞を受賞した@kotaroyama様の作品です。
船内に掲示されていたものを拝借しました。

んでもって、筆者もほぼ同じ位置から撮影。

ありゃりゃ。
上空に雲がかかっているのと、撮影技術が未熟なので、ご覧の通り‥
何も見えませんね。

やることもないし、寝ますか。
就寝。

翌朝・船上から眺めた日の出

4:58
おはようございます。

父島から13時間58分。
おがさわら丸は航海速力25ノット(46km/h)で太平洋を北上中。
東京まで残372kmです。

5:03
甲板に出てみると‥
小笠原より空気が冷たいのを実感します。

5:14
2025年(令和7年)4月18日。
日の入りは5:07ですが、まだ日が昇っていませんね。

水平線に雲が多いので、この日はダメかなと思っていたら‥

5:17
おっ!
あれは‥

ズームしてみましょう。
ぼんやりとですが、日の出が見えました。

バンザーイ!

伊豆諸島・青ヶ島/八丈島の海域を航行

5:23
父島から14時間23分。
父島から640kmほど離れた有人島、青ヶ島沖を通過。

ちょっと期待したけど‥
やっぱり青ヶ島は見えませんね。

6:52
父島から15時間52分。
おがさわら丸は八丈島沖を航行中。
東京まで残289kmです。

左舷を眺めてみましたが‥
八丈島も見えませんね。

航海速力24ノット(44km/h)
船舶の速度としては速いです。

おがさわら丸は、黒潮の流れを横切る形で突き進んでいます。

朝食

7:30
お腹すきましたね。
レストランで朝食にしましょう。

軽めの洋朝食Bをセレクト。
パンだけでは物足りないので‥

■洋朝食B‥500円
・目玉焼き
・ベーコン
・ミニサラダ
・パン
・マーガリン
・イチゴジャム
・フルーツ

米飯を追加。
日本人の朝はやっぱりコメだな。

■米飯‥250円
・お茶

食後はラウンジで珈琲タイム。

おがまるに乗ったら外せないのが、船内で焼きあげたアップルパイ。
懐かしさが漂う小島屋のコーヒー牛乳もなか。
おがまるパック利用特典クーポンを使って、ホットコーヒーを頂きました。

■アップルパイ‥500円
■小島屋コーヒー牛乳もなか‥200円
・ホットコーヒー‥0円

伊豆諸島・御蔵島/三宅島の海域を航行

航海速力23ノット(43km/h)。
この海域は黒潮を横切りながら航行しているのですが、揺れを感じません。
往路は時化て船が動揺しましたが、復路は穏やかな海況で快適な船旅になりました。

9:13
父島から18時間13分。
東京が近づいて来ました。

今、どこかな?

あっ!
もう伊豆諸島/三宅島沖ですね。
東京まで残189kmとなりました。

三宅島も見えませんでした。
天気が良いと、三宅島御蔵島が見えるのですが、こりゃ残念!

2016年(平成28年)12月16日.筆者撮影

ちなみに天気が良いとこんな感じ。
おがさわら丸(東京→父島)から見た三宅島御蔵島です。

9:15
東京まで5時間45分。
現実の世界が近づいて来ています。

次回は、おがさわら旅のフィナーレ。
復路後編に続きます。

おがさわら丸復路後編の記事は、☝コチラ。作成中
ご覧頂けましたら幸いです。

《 関連リンクまとめ 》
小笠原海運㈱
おがまるパック (小笠原海運)
レストランChichiJimaメニュー (PDF)
御船印・第六番社/小笠原海運
海上保安庁小笠原海上保安署
東海汽船
日本郵船
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【船旅】小笠原海運/おがさわら丸(父島→東京) 復路後編
【船旅】小笠原海運/おがさわら丸乗船記 船内編
【船旅】伊豆諸島開発/ははじま丸 (父島-母島) 船内編

ご覧下さいまして、誠にありがとうございました。